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クリスチャンの信仰に備えられている癒やし 万代栄嗣牧師

2012年8月31日15時58分
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万代栄嗣牧師+
 …この家の主婦の息子が…ついに息を引き取った。彼女はエリヤに言った。「…あなたは私の罪を思い知らせ、私の息子を死なせるために来られたのですか。」彼は彼女に、「あなたの息子を私によこしなさい。」と言って、その子を彼女のふところから受け取り、…その子を自分の寝台の上に横たえた。…主はエリヤの願いを聞かれたので、子どものいのちはその子のうちに返り、その子は生き返った。その女はエリヤに言った。「今、私はあなたが神の人であり、あなたの口にある主のことばが真実であることを知りました。」(第1列王記17章17節~24節)

 今回の箇所に出てくるエリヤは大預言者だと私たちは知っています。しかし、この物語で息子を亡くした女を含め、この当時の人たちはまだ、本当にエリヤが、神のお言葉を代弁する預言者なのか知りませんでした。けれども彼女は24節「…あなたの口にある主のことばが真実であることを知りました。」と語るのです。何によってエリヤは預言者であることを認められたのでしょうか。それは、死んだはずの息子がエリヤの祈りによって生き返った神の御業を見て、彼女は信じたのです。

1.癒やしはクリスチャンに備えられている

 癒やしは、信仰を働かせて、やっとの思いや努力で辿り着くゴールではなくて、信仰者に当たり前に備えられているものなのです。あなたにも備えられている信仰を用いましょう。コンピュータや携帯電話などには、備わっているけれど、使われていない機能というのがたくさんあると思いますが、イエスがいのちまで捨てて、神と私たちを結びつけてくださった信仰にはあなたの気付いていないものすごい恵みが備えられているのです。備えられたその恵みの1つが癒やしなのです。

2.試練や悩みを超える恵み

 息子を亡くした彼女は、エリヤと出会う前も、やもめとして一人で子どもを育て、貧しさの中で生活をしていました。ところが、かけがえのない息子まで亡くしてしまったのです。どうして、自分だけがこんなにも不幸が続くのかと嘆き、神様とエリヤに文句まで言いました。私たちもそういう時があります。しかし、罪や悪の力、不幸はたくさんあっても、それらの力よりも神の恵みと祝福はもっと大きいのです。ローマ5:20節「…罪の増し加わるところには、恵みが満ちあふれました。」とあるように、罪や悩みをはるかに超える神の恵みがあるのです。だからこそ、私たちの人生は絶望で終わることはありません。

3.いのちそのものが祝福される

 ヨハネ20:31節「…イエスの御名によっていのちを得るためである。」と主は語られます。イエスを通して、神は私たちのいのちそのものを祝福してくださいます。癒やしは遠く離れているものだとは思わないでください。救われた時から私たちに標準装備としての癒やしの賜物が与えられているのです。イエスの御名によって祈る時、私たちのいのちは祝福されます。「わたしは主であって、あなたがたをいやす者である。」と神が約束されているのです。主を信頼し、どんな力よりも大きい神の恵みを頂きましょう。

◇

万代栄嗣(まんだい・えいじ)

 松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

 また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

 国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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