ロシア正教、中国公認教会と接近

2012年7月3日10時46分 印刷
 【CJC=東京】ロシア正教会モスクワ総主教座の対外教会部門責任者ヒラリオン府主教が6月19日から中国を訪問した際、公認天主教(カトリック)教会の「中国天主教愛国会」の指導者ヨセフ・馬英林副主席と会談したことが明らかになった。カトリック系CWN通信が報じた。

 馬主教は公認の「中国天主教主教団」団長でもある。ただバチカン(ローマ教皇庁)は同主教団を認知しておらず、中国のカトリック者に、愛国会と協力しないよう指示している。

 馬主教は、主教会を構成している他の主教の中の数人と同様、聖座(バチカン)が承認していない聖職叙階に関わったことで自動的破門とされている。

 カトリック系通信「アジア・ニュース」のベルナルド・セルベッレラ神父は、ロシア正教会が中国政府から認可を得られるか懸念している、と史的する。その願望が、モスクワ総主教座に、「公認」カトリック教会との連携を強化したいとの動機になっている、と言う。

 府主教は20日、北京のカトリック神学校を訪問した際、「中国の宗教の中に正当な地位を保つために」、ロシア正教会の「娘」教会として、中国の自治正教会への期待を語った。ただインターファクス通信は、府主教が中国訪問直前に、「自治正教会の地位正常化への対話はなかなか困難」だと認めたと報じている。

 現在、中国では仏教、カトリック、イスラム教、プロテスタント、道教の5宗教だけが認可されており、正教会は外されている。

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