米国の放送局ワールド・ネットワークで今月13日、ステラー賞受賞ワーシップアーティストのスティーブン・フォードによる30分の特別音楽番組「O That Men Would Worship」が放送された。番組ではフォードが音楽奉仕に従事する米メリーランド州アッパーマールボロのファースト・バプテスト・チャーチ・オブ・グレナーデンの様子が映し出された。
フォードは同番組と同じタイトルのニューアルバムをリリースしている。同アルバムは男性が神を賛美することを促すツールとして制作されたもので、彼は「僕の目的は賛美が女性のものではないということを理解してもらうことで、今回のCDでは男性色を前面に出しているんだ」と語っている。
フォードは男性のための賛美を訴えるため、ジェイソン・ネルソンやデオント・ゲイリー、アンソニー・ブラウン、最近米NBCテレビの音楽オーディション番組「ザ・ヴォイス」に出演したアンソニー・エヴァンスら音楽仲間に声を掛け、同アルバムを制作した。
彼らの活動はテレビの特番だけでは終わらない。ファンたちはCDショップやiTunesやAmazonでライブアルバム「O That Men Would Worship」を購入することができる。同アルバムはビルボードのトップ・ゴスペル・アルバム・チャートで初登場8位を記録した。またラジオシングル「Let’s Celebrate」はカリビアンスタイルの男声合唱曲で、フレッド・ハモンド率いる1980年代のグループ「コミッションド」の時代に戻ったような感覚を味わわせる陽気な曲に仕上がっている。
フォードは1990年代の終わりにアルバムのレコーディングを始めた。彼の最初の全米リリースはカリビアンスタイルで大ヒットした「Undignified」を特色とした2004年リリースの「A Call To Worship」だった。06年リリースの「My Destiny」にはヒット曲「Great Praise (The War Cry)」や「Destiny」が収録されており、08年にステラー賞を受賞した「Times of Refreshing」にはラジオシングル「Amazing」が収録されている。
クリスチャントゥデイからのお願い
皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。
人気記事ランキング
-
次期ローマ教皇の有力候補4人
-
「壁ではなく橋を」 平和願い続けた教皇フランシスコ 葬儀に25万人参列
-
ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応
-
イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい
-
京都ノートルダム女子大学、2026年度以降の学生募集を停止
-
ローマ教皇フランシスコの死に相次いで哀悼のコメント キリスト教指導者7人の反応
-
21世紀の神学(26)ヘルマン・ヘッセが感じた重圧とキリスト教の本質 山崎純二
-
フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増
-
イエス・キリストの生涯描いた映画「ジーザス」、提供言語が2200言語に到達
-
2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」