Skip to main content
2025年12月21日16時49分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

人生の小舟に同乗されている主

2012年4月1日20時21分
  • ツイート
印刷
万代栄嗣牧師+
 ・・・イエスは弟子たちに、「さあ、向こう岸へ渡ろう。」と言われた。・・・激しい突風が起こり、舟は波をかぶって、水でいっぱいになった。ところがイエスだけは、・・・眠っておられた。弟子たちは・・・言った。「先生。私たちがおぼれて死にそうでも何とも思われないのですか。」イエスは起き上がって、風をしかりつけ、湖に「黙れ、静まれ。」と言われた。すると風はやみ、大なぎになった。イエスは彼らに言われた。「どうしてそんなにこわがるのです。信仰がないのは、どうしたことです。」・・・(マルコ4・35~41)

 私たちがどんなに真面目に頑張っても、悩みは人生に起こります。でも、主の御手が常に導いて下さいますから、私たちはたとえ倒れても真っ逆さまに倒れはしません。人生に試練が起こった時、不意打ちされ、ただ振り回されて慌てふためくのではなく、今日の箇所から信仰の秘訣を学びましょう。

1.恐怖の中でも平然としておられる主

 イエスと弟子たちがガリラヤ湖の向こう岸へ渡ろうとした時、突然、激しい風が起こり、舟は波をかぶり水で一杯になりました。その湖で生まれ育った元漁師の何人かの弟子たちは、舟を操るプロだったはずですが、舟が沈むと思い大騒ぎをします。今のように救命胴衣もなく、無線でSOSを呼ぶこともできません。そこで、弟子たちは、ともの方で眠っておられたイエスを揺り起こし、「溺れそうです。死にそうです」と叫びます。文字通りのパニック状態でした。しかし、そこにおられたイエスは泰然自若としておられました。「どうしてそんなに恐がるのか。信仰がないのはどうしたことか」

 あなたの心の中に、うろたえやすいあなたとは違う、心構えをもったイエスがともにおられますか。

2.どんな状況も制御される主

 弟子たちはもう沈むことを想定し、溺れないように手一杯の準備をするだけでした。しかし、揺り起こされたイエスは立ち上がったかと思うと、風を叱り付け、湖に向かって「黙れ、静まれ」と仰られ、一瞬にして弟子たちが思い付きもしない方法で嵐を静めて下さったのです。

 私たちには確かに、それを見ていてもどうしようもない、手に負えないことがあります。今回の大震災で暴走し始めた原子炉を見ていても、誰もコントロールできないし、水素爆発が起こり多量の放射性物質が漏れてしまいました。でも、イエスは私たちが思いも付かない特別な方法で事を解決されるのです。

3.私たちとともにいて下さる主

 イエスは、弟子たちの舟に確かに乗り込んでおられました。嵐の中の小舟でも、イエスがおられると、絶対に沈みません。風や波に翻弄されても、あなたの人生の旅をする小舟にはイエスが乗り込んでおられます。この感覚を忘れてはいけません。

 神によって命を与えられた私たちは、独りで生きるように造られたのではなく、神とともに生きるように造られたのです。私たちには気休めの神ではなく救い主がともにおられます。これが、信仰者としての恵みです。病院で難しい病気の名前を告げられ不安な時も、人間関係に悩む時も、イエスがともにおられることを忘れないで下さい。

 弟子たちはイエスのことをまだよく分かっていませんでしたから、嵐を静めるイエスの御業を見た時、「どういう方なんだろう」と恐怖さえ感じました。想像を絶する恵みをもっておられたからです。私たちにはイエスの本当のお姿が証しされていますから、心から喜び、人生の中にイエスの御業が現されることをさらに期待しましょう。イエスとの霊的な交わりをいつも忘れることがありませんように。

◇


万代栄嗣(まんだい・えいじ)

 松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

 また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

 国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ニカラグア、入国者の聖書の持ち込みを禁止

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • 『幸福論』 カール・ヒルティが贈る聖書を土台とした人生論

  • ワールドミッションレポート(12月20日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(5)

  • 綱渡りのような人生 菅野直基

  • キリストの死によって与えられる新しいいのち 万代栄嗣

  • ワールドミッションレポート(12月17日):ガザ 憎しみの英才教育―ハマス創設者の娘が語る真実(3)

  • 聖心女子大学と鹿児島純心女子中学・高校が協定締結 共にカトリック系

  • 金城学院大学と名古屋YWCAが協定締結、外国ルーツの子ども支援で協力

  • ワールドミッションレポート(12月21日):南米の霊的乾燥地帯―世俗化著しいウルグアイ

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • 給食で子どもたちに笑顔と教育の機会を 最貧国マラウイを支援する「せいぼじゃぱん」

  • 聖なる励まし 穂森幸一

  • 綱渡りのような人生 菅野直基

  • 『幸福論』 カール・ヒルティが贈る聖書を土台とした人生論

  • 第4回ローザンヌ世界宣教会議で発表の「ソウル声明」 日本語版が公開

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(237)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(後編) 広田信也

  • キリストの死によって与えられる新しいいのち 万代栄嗣

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

編集部のおすすめ

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.