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人生の小舟に同乗されている主

2012年4月1日20時21分
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万代栄嗣牧師+
 ・・・イエスは弟子たちに、「さあ、向こう岸へ渡ろう。」と言われた。・・・激しい突風が起こり、舟は波をかぶって、水でいっぱいになった。ところがイエスだけは、・・・眠っておられた。弟子たちは・・・言った。「先生。私たちがおぼれて死にそうでも何とも思われないのですか。」イエスは起き上がって、風をしかりつけ、湖に「黙れ、静まれ。」と言われた。すると風はやみ、大なぎになった。イエスは彼らに言われた。「どうしてそんなにこわがるのです。信仰がないのは、どうしたことです。」・・・(マルコ4・35~41)

 私たちがどんなに真面目に頑張っても、悩みは人生に起こります。でも、主の御手が常に導いて下さいますから、私たちはたとえ倒れても真っ逆さまに倒れはしません。人生に試練が起こった時、不意打ちされ、ただ振り回されて慌てふためくのではなく、今日の箇所から信仰の秘訣を学びましょう。

1.恐怖の中でも平然としておられる主

 イエスと弟子たちがガリラヤ湖の向こう岸へ渡ろうとした時、突然、激しい風が起こり、舟は波をかぶり水で一杯になりました。その湖で生まれ育った元漁師の何人かの弟子たちは、舟を操るプロだったはずですが、舟が沈むと思い大騒ぎをします。今のように救命胴衣もなく、無線でSOSを呼ぶこともできません。そこで、弟子たちは、ともの方で眠っておられたイエスを揺り起こし、「溺れそうです。死にそうです」と叫びます。文字通りのパニック状態でした。しかし、そこにおられたイエスは泰然自若としておられました。「どうしてそんなに恐がるのか。信仰がないのはどうしたことか」

 あなたの心の中に、うろたえやすいあなたとは違う、心構えをもったイエスがともにおられますか。

2.どんな状況も制御される主

 弟子たちはもう沈むことを想定し、溺れないように手一杯の準備をするだけでした。しかし、揺り起こされたイエスは立ち上がったかと思うと、風を叱り付け、湖に向かって「黙れ、静まれ」と仰られ、一瞬にして弟子たちが思い付きもしない方法で嵐を静めて下さったのです。

 私たちには確かに、それを見ていてもどうしようもない、手に負えないことがあります。今回の大震災で暴走し始めた原子炉を見ていても、誰もコントロールできないし、水素爆発が起こり多量の放射性物質が漏れてしまいました。でも、イエスは私たちが思いも付かない特別な方法で事を解決されるのです。

3.私たちとともにいて下さる主

 イエスは、弟子たちの舟に確かに乗り込んでおられました。嵐の中の小舟でも、イエスがおられると、絶対に沈みません。風や波に翻弄されても、あなたの人生の旅をする小舟にはイエスが乗り込んでおられます。この感覚を忘れてはいけません。

 神によって命を与えられた私たちは、独りで生きるように造られたのではなく、神とともに生きるように造られたのです。私たちには気休めの神ではなく救い主がともにおられます。これが、信仰者としての恵みです。病院で難しい病気の名前を告げられ不安な時も、人間関係に悩む時も、イエスがともにおられることを忘れないで下さい。

 弟子たちはイエスのことをまだよく分かっていませんでしたから、嵐を静めるイエスの御業を見た時、「どういう方なんだろう」と恐怖さえ感じました。想像を絶する恵みをもっておられたからです。私たちにはイエスの本当のお姿が証しされていますから、心から喜び、人生の中にイエスの御業が現されることをさらに期待しましょう。イエスとの霊的な交わりをいつも忘れることがありませんように。

◇


万代栄嗣(まんだい・えいじ)

 松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

 また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

 国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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