Skip to main content
2026年6月3日21時14分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会

カンタベリー大主教、人権と信仰について講演(2)

2012年3月2日11時46分
  • ツイート
印刷
エレノア・ルーズベルトと世界人権宣言(1949年撮影)+
~すべての人々に共通の尊ぶべきものがあるという認識を伝えることが大切~

 ウィリアムズ博士は、人権を考慮するとき、一連の守るべき包括的な事柄をすべての人に要求するよりも、すべての人々に共通の尊厳しなければならないことがあることが人権の考え方の基盤があることの認識を高める方が、人権というかけがえのない権利をより適切に伝えられるのではないかと指摘した。

 その上でウィリアムズ博士はオーストラリアの倫理学者サラ・バシュラール氏の人権について鋭い指摘をした論文「産業としての権利(※)」を紹介した。

 同論文では、人権の概念を追求していくためには、人類がそれぞれ生きた存在として、ひとりひとりかけがえのない存在として存在しているという認識をもって愛することの可能性を認識する必要があると論じている。

 ウィリアムズ博士は、世界人権宣言は画期的な倫理観の発展を促したが、一方で個人の実力者が支配する様な環境下では簡単に読み変えられてしまう危険性があることも指摘した。

 世界人権宣言第23条では、勤労生活について「すべての人は、勤労し、職業を自由に選択し、公正かつ有理な勤労条件を確保し、及び失業に対する保護を受ける権利を有する」と書かれてある。また世界人権宣言第24条では有給休暇を得る権利があることが記されている。第28条にはこれらの権利が口先だけでは終わらないものとするように取り組んでいくことが書かれてある。

 ウィリアムズ博士は国際的な社会正義や政治的安定の欠如の問題が、十分に人権の尊厳が守られている人たちにとって切り離してはならない問題であること、世界人権宣言に記された権利のことを話すとき、グローバル化する社会において、最大限に相互理解というものを尊重していかなければならないことを強調した。

 一方で経済的に難しい状態にあるとき、人々が自由に職業を選択し、就業することが難しい場合が生じることもある。このような状態にあって、法律はそれぞれの文化において人々が平等に扱われているかを検証し、人々や社会、文化間の相互認識に誤解が生じることのないように努めなければならないと述べた。

 また今まさに課題となっている文化的諸問題について、死の病に苦しむ人々の人権をどう適切に扱うかという問題があるが、その根本的な問題は、「良い死に方」どはどのような死に方であるかという問いが残されていると述べた。また性的搾取の犠牲者となった少女に関しては、「人権の濫用」という言葉では的確に伝えきれない禍根が残るものであり、魂が肉体に活力を与えていることを否定し、少女の心に深い傷を与える「(神聖なるからだに対する)冒とく」であると、バシュラール氏が論文の中で言及していることを紹介した。

 普遍的人権を現実の世界に広く普及させていくためには、人間の尊厳が何を基盤に存在しているのかを知る必要があるという。宗教的な教義は、人権団体や言論家が「人権」について語る際に説得力のある生きた言葉を与えるという。そのため人権と言う言葉を使うとき、その根が人々の体が「神聖なもの」であるという認識から遠ざかってはならないと述べた。

※Res Publica, the journal of the Centre for Applied Philosophy and Public Ethics in the University of Melbourne, 11.1, 2002, pp.1-5

前ページはこちら

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 日本福音同盟、新理事長に北野献慈氏

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 人を慰められる人に 菅野直基

  • 毒麦はそのままに 穂森幸一

  • 御霊による日常生活を獲得しよう 万代栄嗣

  • うめき叫ぶ(その1)出エジプト記2章23、24節 藤崎裕之

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(249)日本人に天国の希望を届けたい 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月1日):エチオピア 複雑化する迫害の構図─紛争とアイデンティティーの狭間で

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(249)日本人に天国の希望を届けたい 広田信也

  • 人を慰められる人に 菅野直基

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『行為と存在 組織神学における超越論哲学と存在論』

  • 同志社国際高校と同志社「責任痛感」 辺野古転覆事故巡る文科省の調査結果・見解受け

  • 毒麦はそのままに 穂森幸一

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 人を慰められる人に 菅野直基

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 毒麦はそのままに 穂森幸一

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『行為と存在 組織神学における超越論哲学と存在論』

  • AI時代の「人間の保護」テーマ 教皇レオ14世が初の回勅「マニフィカ・フマニタス」

  • ワールドミッションレポート(6月1日):エチオピア 複雑化する迫害の構図─紛争とアイデンティティーの狭間で

編集部のおすすめ

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 「絶望の隣は希望」 在日ウクライナ正教会、ロシアの軍事侵攻4年で祈りの集会

  • 「罪のない最も弱い存在を殺す行為」 中絶反対を訴え行進、マーチ・フォー・ライフ

  • AIに心を持たせることは可能なのか クリスチャンの東京科学大学名誉教授が解説

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.