大抵の人が家でのんびり過ごすクリスマスシーズンだが、全ての人がそうできるわけではない。女性音楽グループ「ポイント・オブ・グレイス」(シェリー・ブリーン、リー・キャピリノ、デニス・ジョーンズ)は、米国軍人のためのクリスマスツアーを米国聖書協会とともに開催している。
同ツアーは愛する家族たちとクリスマスシーズンを過ごすことができない米軍の隊員の働きに敬意を表し、サポートするためのもの。ダヴアワード賞受賞グループ「フィリップス、クレイグ&ディーン」とシンガーのメレディス・アンドリューも出演する予定で、米国聖書協会の支援で宣教団体「ア・ソルジャーズ・ホープ」の従軍牧師も参加する。ポイント・オブ・グレイスのクリスマスCD「Home For The Holidays」は好評発売中。
「陸海空の軍人たちの一部は、私たちの安全のために、家族から遠く離れてクリスマスを過ごさなければならないの。そんな軍人に希望と励ましを与えるために米国聖書協会と一緒に活動しているのよ」とポイント・オブ・グレイスのデニス・ジョーンズは語った。
米国聖書協会は、9つの戦争が勃発した195年間に、男女合わせて数百万人の米軍人に聖書を提供してきた。最近は、退役軍人などの独特なニーズに応えるため、220万以上の聖書資源の提供も行っている。
退役軍人の元大佐で米国聖書協会に所属しているジム・パチー氏は、「国家の安全や自由を守る軍人に聖書の御言葉を提供するということは大きな名誉だ」と語り、「私は軍人時代に自分自身に絶え間なく押し寄せてくる激しいプレッシャーや、トラウマ、悲痛、苦しみを体験してきた。その結果、ただ神の御言葉だけがそれらの状況で役立つことを知った」と述べている。
ポイント・オブ・グレイスは20年前にワシタ・バプテスト大学で結成されて以来、2度グラミー賞にノミネートされたアルバムは700万枚以上を売り上げ、収録されたシングル曲は24週連続でランキング1位を獲得した。また、アルバム「Home For The Holidays」では今年、「カントリー・レコード・ソング・オブ・ザ・イヤー」や「カントリー・アルバム・オブ・ザ・イヤー」「クリスマス・アルバム・オブ・ザ・イヤー」など13のダヴアワード賞を受賞した。
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