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とりなしのために神に向き合う信仰

2011年11月7日12時20分
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万代栄嗣牧師+
 アブラハムは近づいて申し上げた。「・・・もしや、その町の中に五十人の正しい者がいるかもしれません。ほんとうに滅ぼしてしまわれるのですか。その中にいる五十人の正しい者のために、その町をお赦しにはならないのですか。・・・」主は答えられた。「もしソドムで、わたしが五十人の正しい者を町の中に見つけたら、その人たちのために、その町全部を赦そう。」・・・彼はまた言った。「・・・もしやそこに十人見つかるかもしれません。」すると主は仰せられた。「滅ぼすまい。その十人のために。」・・・(創世記18・23~33)

 神は、アブラハムに一年以内に子どもが生まれるという約束を伝えに来られました。しかし神は、私たちを真剣に愛し恵んで下さると同時に、正義を行われる厳しさをもった方なのです。

 人の悪が満ち溢れているソドムとゴモラの町々に神の裁きが下ろうとする時、失敗も多かったアブラハムでしたが、彼が信仰の父と呼ばれるようになった信仰の片鱗が見える物語が展開します。アブラハムは神から豊かに恵みを受けるだけではなく、周囲の人々に豊かに恵みを与えることのできた人でした。ソドムとゴモラに、旅の途中で袂を分かった甥のロトの一族がいることを知り、神に向かって信仰を働かせました。その信仰を学び、私たちの霊的な糧としましょう。

1.滅びゆく魂のために愛を注ぐ

 「ソドムとゴモラに、もし50人正しい者がいても、一緒に滅ぼされるのですか」アブラハムに特別な利益があるわけでもなく、そこにロトの家族がいるだけでした。でも、神の裁きの計画を察知した時、彼らを救うためにすぐに神に直談判したのです。

 イエスの愛によって救われた私たちの心の中に、神の愛と命が育ち始めていることを感謝しましょう。永遠の死や地獄での苦しみの中で人生を終わろうとしている人々が救われるように、救いの道を開いて下さる主イエスをお伝えするため、様々なお誘いをすることを躊躇しないようにしたいのです。

2.本気で神に向き合う粘り強さをもつ

 「神様。45人では駄目ですか。40人では。30人では。20人では。じゃあ、10人いれば」アブラハムは、神の怒りに対して立ち向かう恐ろしさを重々承知しながら、粘り強く語り掛けていきました。その熱心さは神の御心に適うものでした。

 人を騙したり押しのけたりと問題の多かったヤコブも、神の恵みをいただくためには粘り強い人でした。イエスご自身も、夜昼かまわず願いに来るやもめの鬱陶しさに参り、彼女を守る裁判をした不正な裁判官のたとえを語られました。

 信仰が認められる要素とは、外見や評判ではなく、神にどれだけ本気で向き合うことができるかどうかなのです。特に、人々に恵みを伝えることについては、そうありたいのです。

3.誰かのために立つ信仰をもつ

 アブラハムは、誰かのために立つことを厭いませんでした。

 自分の都合のためだけに生きるのが幸せと思い込んでいる今の世です。でも、クリスチャンには、誰かのとりなし手となる生き様が与えられていることを心から感謝したいのです。

 70億を超える世界の人口の中で、飢饉で食べ物もない不幸な人も増えています。私たちには、一人で何億人もの人を変えることはできないかも知れませんが、一人の人の人生を変えることはできます。私たちの周りの人々も、イエスの福音を伝えるならば、人生が劇的に変えられます。それだけの価値あるものが私たちには与えられています。誰かのために立つ信仰です。人々の救いや癒やしのために、イエスの恵みを伝えていく者となりましょう。

◇


万代栄嗣(まんだい・えいじ)

 松山福音センターの牧師として、全国各地、そして海外へと飛び回る多忙な毎日。そのなかでも宗教を超えた各種講演を積極的に行っている。国内では松山を中心に、福岡、鹿児島、東京、神戸、広島、高松にて主任牧師として活動中。キリスト教界のなかでも、新進気鋭の牧師・伝道者として、注目の的。各種講演会では、牧師としての人間観、ノイローゼのカウンセリングの経験、留学体験などを土台に、真に満足できる生き方の秘訣について、大胆に語り続けている。講演内容も、自己啓発、生きがい論、目標設定、人間関係など多岐にわたる。

 また、自らがリーダー、そしてボーカルを務める『がんばるばんど』の活動を通し、人生に対する前向きで積極的な姿勢を歌によって伝え続け、幅広い年齢層に支持されている。

 国外では、インド、東南アジア、ブラジル等を中心に伝道活動や、神学校の教師として活躍している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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