Skip to main content
2025年11月29日11時38分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

「もっと鈍感になろう」 佐々木満男・国際弁護士

2011年10月28日10時44分
  • ツイート
印刷
佐々木満男弁護士+
 ・・・イエスは言われた、「あなたがたは、世にあっては悩みがある。しかし、勇気を出しなさい。わたしは、すでに世に勝っている」(ヨハネ16・30)

 ・・・「これらすべてのことの中にあっても、私たちを愛してくださった方によって、私たちは、圧倒的な勝利者になるのです」(ローマ9・37)

 「政治の世界では、『鈍感力』が大切だ!」かつて自分の意地を強引に押し通してきた小泉純一郎首相が、安倍内閣の支持率低下に一喜一憂していた自民党執行部に、こう言って檄を飛ばしました。

 これがマスコミに受けて、「鈍感力」という言葉が、一挙に広まりました。元は渡辺淳一著の『鈍感力』から来ているようですが、私も常々、「鈍感であることの大切さ」について考えていました。

 ある難しい訴訟事件の第一審で大負けして、悩んでいた時のことでした。あれほど一生懸命に取り組み、あれほど祈ってきたのに、なぜ負けたのか。このまま敗訴が確定したら大変なことになる。その苦しみを打ち明けたアフリカ人の友人から、ズバリこう言われました。

 「ミスター・ササキ、あなたはナイーブ過ぎる。クリスチャンはもっと全能の神を信頼して図太くあるべきだ。負けたことには何らかの、神の特別な意図があるはずだ。それを信じて祈っていけばいいんだ!」

 その一言にハッとしました。それまで私は、自分のことを「鈍感」だとか「愚鈍」だと思っていましたが、「繊細」だとか「ナイーブ」だとは思ってもみませんでした。一緒に働いた弁護士たちが皆、特別にシャープな「切れ者」ばかりだったからか、彼らの影響を受けて、私も敏感になり過ぎたのかも知れません。

 そこで、本来の自分に戻ることにしました。「神を信頼して、あるがままの鈍感な自分になり切る!」と決心したのです。

 地裁判決を不服として高裁に控訴した後は、裁判の結果については考えないことにしました。周りの人たちが何と言おうと、どんな判決が出ようと、一切気にせず、ただひたすら神の計画を信頼して、それが実現するまで神の平安に支えていただこうと決心したのです。

 その結果、高裁において劇的な大逆転勝利がもたらされました。当事者双方も裁判官も全く予想できないようなことが起きて、関係者全員が非常に喜ぶ結末になったのです。

 しかも、地裁で勝っていたらとんでもない悲劇が待っていたことが分かりました。実に、「負けて良かった!」、「負けるが勝ち」だったのです。

 この事件をきっかけに、私は「目先の勝ち負けに一喜一憂」するのはやめることにしました。聖書によれば、神を信じる者は既に世に勝っています。しかも圧倒的な勝利者とされています。すぐ目の前には、「天国」という「絶対的ハッピーエンド」が待っているのです。これこそ「究極のポジティブ・シンキング」です。

 目前の有利不利ではなく、大筋はどうなのか。大局的に見て大筋が間違っていなければ、それでいいのです。

 「方法」をどうするのかではなく、「方向」はどっちを向いているのか。あなたの思いが、「世」に向かっているのか、「天」に向かっているのか。あなたの思いが、阿鼻叫喚と裏腹にある「この世」の刹那的な有利不利に囚われずに、「神の国」という「永遠の至福の世界」に向かっていればいいのです。世の中の人には愚鈍に見えるかも知れませんが。。。
 
 「新聞や雑誌の定期購読をしない、ラジオも聴かない、テレビも映画も見ない、講演会にも行かない、法律もあまり研究しない、、、」という生活を、私は30年以上も続けています。

 きっと愚鈍に見えることでしょう。ところが、日常で困ったことはほとんどないのです。「これでは、社会人としても弁護士としても、無責任ではないか」と時々自分でも思いますが、そんな私が、新聞や雑誌に連載し、ラジオやテレビにレギュラー出演し、何本かの映画の製作にかかわり、各地の講演会や講習会に呼ばれ、裁判や仲裁に勝ち続け、様々な国際的法律問題に取り組んできたから不思議です。

 その分、聖書を読んで神に祈る時間を、たくさん持つことができました。また、仕事そのものに集中できました。その結果、必要な情報は自然に入ってきましたし、チャンスや人との出会いも、計らずして向こうからやってきたのです。

 要するに、雑多な情報に右往左往せずに、小賢しい小手先の技術に頼らない方が、かえって物事の大局が見えてくるし、問題の本質を掴むことができるということです。

 私がこのようなライフ・スタイルを取るようになったのには、一つの根拠があります。

 1970年代にオーストラリアに3年間留学した時のことです。当時は日本からの情報がほとんどなく、「帰国したら、浦島太郎のようになっているのではないか」と危惧していました。

 ところが3年のブランクにもかかわらず、帰国後は仕事にも生活にも全く不自由しませんでした。要するに、世界の大勢や日本の大局や歴史の大きな流れは、それほど急には変らないのだということが分かったのです。

 結局、世界の情勢も世界の歴史も何もかも、聖書において預言されている通りになっていくのですから、全てを神に任せ、今日という一日を感謝して、精一杯生きればいいのです。

 情報が錯綜し、何でもインスタントに早く早くとせかされる現代、神のペースでゆっくり生きることは非常に難しいことです。政治の世界だけでなく、日常生活においても「鈍感力」が大切ではないでしょうか。

 あなたも様々な情報に翻弄されてしまい、あまりにもこせこせし過ぎていませんか。ノイローゼやうつにならない方がおかしいくらいですよね。

 こんな時代だからこそ、神を信じる者は、もっと意識的に「鈍感力」を働かせ、神を信頼して全てを委ね、神の御手の内に安らごうではありませんか。 

◇


佐々木満男(ささき・みつお):弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。

■外部リンク:佐々木満男先生のブログ「ドントウォリー!」

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • WCC常議員会、中国の公認教会指導者らと会合 発表文書では非公認教会の弾圧に触れず

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 逆境は人生を開く 穂森幸一

  • 幸せを感じる秘訣 菅野直基

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 青山学院と山梨英和学院が協定締結、授業連携など視野に

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(16)「生きているだけで丸もうけ」 臼田宣弘

  • ワールドミッションレポート(11月28日):インドのマラアヤラン族のために祈ろう

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • 欧州の反キリスト教ヘイトクライム、依然として多発 年間2200件超発生

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • チャーリー・カーク氏が殺害された大学で伝道集会、2100人以上が信仰を決心

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 欧州の反キリスト教ヘイトクライム、依然として多発 年間2200件超発生

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 逆境は人生を開く 穂森幸一

  • 青山学院と山梨英和学院が協定締結、授業連携など視野に

  • 武装集団がカトリック神父の住居を襲撃、神父ら数人拉致し1人殺害 ナイジェリア

  • ヨハネの黙示録(9)サルデス教会の御使いへ 岡田昌弘

  • オリンピックでメダル12個獲得の米競泳選手が受洗、離婚訴訟と依存症克服のさなかで

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 日本キリスト教団出版局、事業を整理・縮小へ 5月に債務超過

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • チャーリー・カーク氏が殺害された大学で伝道集会、2100人以上が信仰を決心

  • メル・ギブソン監督「パッション」続編がクランクイン、キャスト一新でイエス役も新俳優

  • 聖心女子大学で企画展「カトリックは日本社会の窓だった!」

  • 「電波宣教師」の尾崎一夫氏死去、短波ラジオ・HCJB日本語放送に60年以上従事

  • カンタベリー大聖堂の「落書き」プロジェクトに批判の声

  • ワールド・ビジョンがクリスマスキャンペーン、教会で酒井美紀さん登場のコンサートも

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.