Skip to main content
2025年12月3日14時57分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 教会

WCC、異宗教間対話・協力プログラム新エグゼクティブを発表

2011年10月27日11時28分
  • ツイート
印刷
WCC異宗教間対話・協力プログラム新エグゼクティブに任命されたクレア・アモス氏(写真提供:WCC)。+
 毎年10月27日にローマ教皇ベネディクト16世の招集により行われる「世界平和の集い」に世界教会協議会(WCC)総幹事のオラフ・フィクセ・トゥヴェイト博士とWCC宗教間対話・協力プログラムエグゼクティブに任命された英国聖公会のクレア・アモス氏が共に参加する。
 
 アッシジでの世界諸宗教による集いは「世界平和と正義のための対話と祈り、これまでの振り返りを行う日」として1986年10月27日に前教皇ヨハネ・パウロ2世の呼びかけによって始められた。この「アッシジの精神」が日本の仏教徒にも引き継がれ、京都比叡山宗教サミット(世界宗教者平和の祈りの集い)として開催され、日本宗教史上特筆すべき集いが毎年比叡山で開催されている。
 
 アモス氏は「アッシジの集いは平和へのはかり知れない潜在力を秘めています。諸宗教間の平和なくして世界平和は成り立ちません。宗教者として共通の懸念事項の解決に向けて共に歩む努力をしていくことが平和実現のために必要不可欠です。これがアッシジの精神でもあります」と述べている。

 アモス氏は今秋よりWCCに加盟し、異宗教間対話・協力プログラムエグゼクティブに任命された。同氏は英ケンブリッジ大学とエルサレムのEBAFで神学を専攻した他、エルサレムとレバノンに10年以上滞在し、異宗教間問題や神学教育に深く関与してきた。聖書研究や異宗教間の関係構築、霊性に関する著書も数冊出版している。レバノン首都ベイルートの聖公会司祭アラン・アモス氏と結婚後、1980年代は中東教会協議会や同地域の神学校のために献身的な働きを行ってきた。ベイルートに滞在しながら、レバノン内戦やイスラエルのレバノン侵攻など困難な社会状況の中での双方の対話の道を模索してきた。 

 アモス氏はWCCでの自身の仕事の優先事項の一つとして中東諸教会の対話に深く関与していくことを挙げており、「中東域にある諸教会において、他宗教者との対話を避けて通るわけにはいきません。キリスト教徒が新約聖書の文脈においてどのようにユダヤ教徒と関わって行くかと言う問題にも直面しています。エルサレムというユダヤ教徒、キリスト教徒そしてイスラム教徒にとっても聖地である場所において、ユダヤ教徒が信じる旧約聖書が最近のイスラエル政府の行動を正当化するのにどのように用いられてきたかについても無視することはできません」と述べている。

 異宗教間の対話の重要性が高まる中、キリスト者が自身の信仰について改めてしっかりと理解することが重要であるという。アモス氏は聖地エルサレムにおける異宗教間の対話促進が重要であると見なしており、キリスト教徒としての伝統を理解するにも、エルサレムの地での異宗教間対話を避けて通ることはできないと見なしている。 

 アモス氏は「異宗教間の対話によって改めて私たちキリスト教徒がどういう存在であるかを発見することができます。ですからWCCのキリスト者自己理解プログラムは異宗教間の枠組みで成されることが重要です。ユダヤ教徒、イスラム教徒、ヒンドゥー教徒および仏教徒とともに存在しているキリスト教徒として自身の存在を認識し、異宗教間の対話を促進していこうとするモチベーションを持つことが必要です」と述べている。
 
 アモス氏はさらに各国における宗教活動の自由、人権問題、宗教少数派を保護する活動において異宗教間の協力をさらに強化していきたいとの抱負を述べている。またキリスト教内のエキュメニカル運動や神学対話においてもさらなる発展がなされることを願っており、「エキュメニカル運動による対話促進に深く関与していきたいと思います。キリスト教諸宗派における対話には複雑な要素が関与しています。WCCでの働きの中でエキュメニカル運動における対話促進はひとつの挑戦でもあります」と述べている。

  • ツイート

関連記事

  • カトリック教会は教勢増加

  • 異宗教間センター、サウジ政府が投資

  • ワールド・ユース・デー、エキュメニカル運動促進へ

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 東洋英和女学院大学、次期学長に藁谷友紀氏

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • キリストの心と思いが与えられている恵み(8)御言葉により与えられる安息 加治太郎

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(255)聖書と考える「ふたりエスケープ」

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • 逆境は人生を開く 穂森幸一

  • 東京・銀座で牧師がトーク&ライブ「メリエストクリスマス2025」 12月25日

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 逆境は人生を開く 穂森幸一

  • 青山学院と山梨英和学院が協定締結、授業連携など視野に

  • WCC常議員会、中国の公認教会指導者らと会合 発表文書では非公認教会の弾圧に触れず

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 青山学院と山梨英和学院が協定締結、授業連携など視野に

  • 逆境は人生を開く 穂森幸一

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • 主からの “いのちの水” を獲得しよう 万代栄嗣

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.