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第51回香登修養会、300人が参加

2011年9月5日06時55分
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2011年8月25日、日本イエス・キリスト教団香登教会(岡山県備前市)で。+
2011年8月25日、日本イエス・キリスト教団香登教会(岡山県備前市)で

第51回香登修養会(香登修養会委員会主催)が8月22日から25日まで4日間、岡山県備前市の日本イエス・キリスト教団香登教会で開かれた。集会は早天祈祷会、午前、午後、夜と合計14集会に及んだ。関東から沖縄まで教団教派を超える教職や信徒約300人が参加し、延べ集会出席人数は1364人に上った。

香登修養会は1905年、有馬修養会(現関西聖会)の流れを受けて第1回が開催され、その後明治後期から大正期まで15年間にわたって行われた。戦後1961年に、第1回復活香登修養会が開かれ、今年で51回を迎えた。

講師陣には笹尾鉄三郎、御牧碩太郎、河辺貞吉、竹田俊造らの日本人講師の他、バークレー・バックストン、パゼット・ウィルクスらの外国人宣教師らも時折参加した。

本年の特別講師はイムマヌエル総合伝道団磐田教会牧師の竿代忠一氏。同氏は、聖会標語の「一筋の流れ」に基づき、マタイ22章34節―40節を中心聖句としてウェスレーの「キリスト者の完全」を主軸に、その唯一の願望、その転機、その持続、きよめられた者への勧告を4回にわたって語った。

23日午前の集会で同氏は、「ただ一の願望」をテーマに、ウェスレーの時代的背景や彼の聖化への渇望に言及しつつ、ウェスレーがその生涯をかけて「ただ一つの願い」としてキリストのようになるという全き救いを求め、それをいかに宣証したかについて語った。また、サムエル・チャドウィックの「すべての人は救われ得る、すべて人は救いのあかしを持つことができる、すべての人は内に潜む罪の性質からきよめられ得る」との言葉を引用し、聖化の必要性と可能性を提示した。さらに、「次善は最善の最大の敵」であると訴え、「心、精神、思いを尽くし神を愛し、自分を愛するように隣人を愛しているか」と問いかけ、「神にささげ、神に仕えるか、自分のために生きるか」の二者択一を迫った。

24日午前の集会で同氏は、「キリスト者の完全」の転機性について語った。まず、「キリスト者の完全」は何であるかについて語った。それは、神の完全、天使の完全、陥罪以前のアダムの完全でもなく、あくまでも「キリスト者の完全」であって、知識の完全でも、過失、弱点、誘惑からまぬかれる完全でもないことを前提としたうえで、それは、意識的に罪を犯さない完全、悪しき思い、性情、誇り、悪しき怒りからの救いであるとし、一言にして「全き愛」であると言い切った。

また、この恵みは肉体において生きている間に可能であるとした。そしてこの恵みにあずかる二つの方法を提示した。まず、すべてを神にささげ従うという「神への全き献身」、次に、古き自我性が十字架につけられキリストが内住されるという贖いのみわざに対する「単純な信仰」。この二つの方法において「キリスト者の完全」は獲得できると迫った。

24日夜の集会で同氏は、聖化の「点」的恵みからその「線」的恵みである聖化の持続性について語った。それは具体的には「光と血潮の中を歩む」(第1ヨハネ1・7)ことであると語った。光の中を歩むことについては、日々の御言葉の糧、祈りの中での神の促し、主日礼拝説教からの語りかけ、証の実践、何気ない日常会話からの主の警告などにおいて光に従うことであるとした。血潮の中を歩むことについては、弱点や過失であっても絶えず血潮の注ぎが必要であるとし、気づかない中でも神と人を傷つける場合もあるとして常に謙虚に血潮の注ぎの中を歩むように勧めた。説教後に、救いの確信、聖化の恵みの獲得、その後の成長と成熟、主の働きへの直接的献身など、霊的段階に従い分科会が開かれ、牧師たちが指導にあたった。

25日午前の集会で同氏は、「きよめられた人々への勧告」をウェスレーの7つの勧告から語った。同氏の豊富な経験や示唆に富んだ実例を織り交ぜ、牧会者的目線から語られる勧めは4回の説教の締めくくりとなった。第1は、誇りに対する警告。種々の誇りの中でも特に「恵みに対する誇り」を警告した。第2は、熱狂主義への警告。熱狂主義の本質を「手段を無視して目的を達成しようとすること」であるとした。第3は、無律法主義への警告。自由と放縦、する自由としない自由、盲信と信仰との違いを説明し、神の定められた手段である断食や節制の有効性についても語った。第4は、怠りの罪への警告。すべきことをしない罪を警告し、敬虔とあわれみのわざを奨励した。第5は、神以外のものを慕うことへの警告。神に近づくことを妨げるものを排除し、単一の心と願いをもって神ご自身を求めることを勧めた。第6は、分裂への警告。教会を重んじ、教会内の対立を避け、集会出席を重んじることを勧めた。第7に、すべてのことにおいて模範的であることについて勧告した。ふさわしい服装の選択、適切な言葉、正しい金銭や時間の使用などのあり方を奨励し、特に金銭管理において、ウェスレーの勧めから、「できるだけ儲けなさい、できるだけ蓄えなさい、そしてできるだけ与えなさい」と語った。

最後に同氏は、「きよくなることは当然のことであり、神はすべてのキリスト者にホーリネスという衣を与えておられる」と語り、主イエスの「晩餐における招待状と礼服」の譬えから救いという晩餐に招かれたすべての者が、神が用意された「義と聖の礼服」を着用することを強く訴えた。(香登教会主管牧師 工藤弘雄)

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