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邦人拘束:<br>外務省、日本人不明を確認 政府、情報収集急ぐ

2005年5月10日17時30分
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イラクの武装勢力が齋藤昭彦さんを拘束したとされる事件で、外務省では武装グループのものとみられるウェブサイトに掲載された齋藤さんのパスポートは本人のものであることを確認した。また同省はキプロスに本社を置く警備会社社員で元陸上自衛隊員の斎藤昭彦さん(44)=千葉市出身=が現地で襲撃され行方不明になっていることを確認した。安否については未だに分からないとしている。

ロシアから帰国したばかりの小泉総理は現状報告を受け、情報を収集ししっかり対応するよう関係各省に指示した。

また細田官房長官は、午後の記者会見で、イラクで武装勢力に拘束されたとみられる齋藤昭彦さんについて、「今どういう状況かを確認できない」として、依然として安否を確認できないことを明らかにした。その上で、イラクの日本大使館を通じイラクの内務大臣に対して、事件の解決に向けた協力を要請していると話した。

米国務省のケーシー報道官代理は9日の記者会見で、今回の事件について「いかなる人質の拘束に対しても強く非難する」とコメントした。また、「こうした人質事件ではイラク軍と多国籍軍が協力して、人質を拘束している武装勢力を特定し、人質の解放のために努力している」と述べた。

外務省や防衛庁によると、齋藤昭彦さんは陸上自衛隊で2年間勤務した後、20年以上にわたってフランスの外国人部隊で活動し、マルセイユで暮らしていた。

齋藤さんが勤める警備会社、ハート・セキュリティー社によれば、齋藤さんはイラクには去年の12月に入国し、アメリカ軍の警備を行っていた。

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