「自衛隊、防衛関係者に福音を」 自衛隊宣教会が年次大会開催

2006年11月27日08時45分 印刷

自衛官とその家族、防衛関係者に福音を伝える日本自衛隊宣教会(東京・豊島区、以下、MEAJ)が25日、都内の教会で、4年連続4回目の年次宣教大会を開催した。牧会関係者や現役の自衛官ら約60人が参加した。

山北宣久牧師(日本基督教団総会議長)が説教を取り次いで神様の無条件の愛を説いた。加藤誠牧師(日本バプテスト連盟常務理事)、姫井雅夫牧師(「総動員伝道」代表)、高木康俊牧師(同連盟蓮根バプテスト教会)、三谷康人氏(元カネボウ化粧品会長、VIPクラブ会員)らも応援に駆けつけ、日本福音化の過程の中での自衛隊宣教の必要性を訴えた。

山北師は10月の同教団総会で総会議長に再選(3期連続)後、公式の場に初めて姿を見せた。山北師は、神様が人のあらゆる罪を知ったうえで分け隔てなく愛し、イエス・キリストの十字架を通してそれが示された、と強調。「私は(御子の命の代価によって)救われたのだから、私も命を懸けて救いを伝える」と、宣教にかける思いを語った。自衛隊法の改正問題などをめぐって困難な状況にある中、本大会への参加は「自殺行為」と周囲から反対があったという。山北師は、「最も大きな困難に直面している自衛官こそ福音に導かれるべき存在」と述べ、新約聖書に登場する百卒長らの話を引用して「自衛官が救われれば世界を救う神の兵士になる」と説いた。

加藤誠牧師は壇上で祝辞を述べ、自衛隊宣教の最終目標は、人間が互いに神に罪を許されたことを知り、武器を置いて和解をし、神の前にひざまずくことだと語った。札幌近郊の真駒内駐屯地から礼拝に出席していた自衛官たちの誠実で責任感ある人柄を証言。「人の生命にかかわる仕事をする自衛官こそ、生命について一般人よりも真剣に考えている」と話し、武器を持たない私たちクリスチャンがその姿勢を学び、いのちの問題に向き合うべき、と呼びかけた。

元検察庁事務官の高木康俊師はあいさつの中で、平和主義を強調するキリスト教界の中で自衛隊、警察、検察関係者のクリスチャンが疎外感を感じているのでは、と懸念を明かした。そのうえで、すべての人々に福音を伝え、困難を経験している人こそ愛され、救われるべきだと語った。

三谷康人氏は、社会人伝道団体「インターナショナルVIPクラブ」の働きを紹介し、「ビジネスマンを導くのはビジネスマンが上手。自衛隊も同じ」と述べ、現役の自衛官や防衛関係者による職場宣教の大切さを説いた。大企業の会長に就任するまでの苦労と、困難の中で経験した神様の導きについて証しを語り、「人生の谷にさしかかったとき、クリスチャンとしての真価が問われる」と、絶望を平安に変える神様の偉大な力を強調。「人に喜ばれる道を選べば、そのときは良いかもしれない。しかし、神に喜ばれる道を選ぶことを知った今、私には永遠の確信と、平安が与えられた」と述べ、価値観の衝突を経験したときは祈りが重要であることを説いた。

高木師、三谷氏、姫井師、金学根MEAJ事務局長、徳梅陽介牧師(馬堀バプテスト教会牧師)、石川信隆氏(防衛大名誉教授、工学博士)、長濱貴志氏(陸上自衛隊2佐)らがあいさつや証しをしたほか、MEAJ、コルネリオ会、防衛大聖書研究会の働きを紹介した。

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