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中高生に福音を ワード・オブ・ライフ

2005年8月20日09時06分
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今年のニューヨークキャンプの様子。+
国立信州高遠少年自然の家でおこなわれたサマーキャンプの様子。+
+

中高生への福音宣教と次世代のクリスチャンリーダー育成を目標に、世界51か国で活動している宣教団体「ワード・オブ・ライフ」。「中高生伝道ほど楽しいものはない」と語るワード・オブ・ライフ・ジャパン代表の加藤義人さん。今年で23年目を迎える日本での活動でも、これまで多くの若者たちが救いへと導かれてきた。

ワードオブライフジャパンの活動の中心は、クリスチャンキャンプとユースリーダの育成。毎年夏にはニューヨークキャンプを実施。米国ニューヨーク州のワードオブライフアイランドキャンプへ若者たちを送りだしている。

10万坪の島すべてがクリスチャンキャンプとなっているワードオブライフアイランド。プログラムは一週間ごとに組まれ、年間にわたり毎週全米から約600人が訪れるという。スタッフはすべてワードオブライフ聖書学院の生徒たち。彼らが参加者と生活をともにしながら、身をもって聖書のすばらしさを伝えている。多彩なプログラムには、スポーツや音楽のプロフェッショナルたちも招待されるという。

日本からのキャンプ参加者は3週間の滞在中、国内では不可能なダイナミックな体験を経験できる。参加者のほとんどがノンクリスチャンだが、多くが救いへと導かれるという。キャンプ終了後にはクリスチャンホームでのホームステイも実施。今年で13年目となる同キャンプには、これまでにのべ300人以上が参加してきた。

国内でのキャンプは、春、夏、冬に開催している。20年以上にわたって開催されているサマーキャンプには、今年も約70名が参加。参加者の半数近くは毎年参加する子どもたちだという。開始当初はノンクリスチャンがの参加が多かったが、いまでは9割がクリスチャンという。プログラムは、ワードオブライフで訓練されたユースリーダーたちが主導。加藤さんは、ノンクリスチャンでも十分楽しめるさまざまなプログラムが用意され、子どもたちは楽しく、興奮しながら、御言葉によって変えられていくと話す。クリスチャンであっても救いに確信のない子どもも多い中、最後にはみなが主への献身を誓うという。主導するユースリーダーたちが教会にもどっても若者を導くため、その場限りのことに終わらず、教会にまでその体験を持ち帰ることができるという。

加藤さんは、若者たちの負担にならないようにと、費用の面も考慮しているという。最低の費用で最高のクオリティのキャンプを目指していると語る加藤さん。自身は妻の久子さんと共にワードオブライフ派遣宣教師として、米国教会からの支援を中心に活動しているという。

活動のもうひとつの中心は、キャンプで救われた若者たちを次世代のクリスチャンリーダーへと育てること。そのために、アメリカニューヨーク州にあるワードオブライフ聖書学院への留学を支援。これまでに90名以上を送り出してきた。聖書学院では約700人の生徒たちが2年間のプログラムを学んでいる。キャンプで救われた若者たちは、聖書学院で育てられ、帰国後は各教会でのユースリーダーとなる。

現在日本での活動拠点は東京と仙台の二か所。スタッフは合わせて6名。キャンプのほかに、中高生を対象としたバイブルクラスを週に一度、ユースリーダーを対象としたトレーニングを月に一度開催している。教材は英語のプログラムを日本語に翻訳して使用。英語の実力をつけるためにと、米国から青年たちを招いた英会話プログラムも年間10週間ほど実施している。

救われた若者たちを教会に送っても離れてしまうことが多いという加藤さん。教会に若者自体が少ないことに加え、若者を育てるリーダーが教会にいないことが問題と語る。若者の救いだけではなく、教会の中でのユースリーダ育成にも力をおくワードオブライフ。育成は、ひとりひとりが個人伝道を行い、若者たちを育てることができるまでに行う。加藤さんは、リーダーの育成には時間はかかるが、大学生、社会人となってもそれぞれ自立して活動することができるという。

久子さんは活動の課題として、中高生との接点を作ることをあげる。教会の支援が少なく、学校での宣伝も許可されないことから、キャンプへの参加者募集も大変だという。参加者のほとんどは、体験者やその友達、またうわさを聞いて応募した人という。それでも接点さえ作ることができれば、若者たちを導くことができるプログラムがあると語る久子さん。若者たちを霊的にもっとケアしていければと話す。

教会との関係も難しいことが多いという加藤さん。これまで教会の中でのリーダー訓練も重点に考えてきたが、時間のかかるリーダー育成に教会組織から選ばれた人があわないこともある。逆に、救われたばかりでも、やる気のある人を訓練したほうが効果は高い。今では、教会という枠組みにとらわれることなく、個人的なつながりを中心として活動を広げることに重点を置いているという。

今後については、福音を伝え弟子訓練をしていくためにも、ニューヨークキャンプと聖書学校に青年を送ることをより充実していきたいと語る加藤さん。さらに、英語の勉強をしながら聖書学習ができる施設として「スクール・オブ・ユース・ミニストリーズ・イン・イングリッシュ(School of Youth Ministries in English、SYME)」の計画も2010年をめどに進めている。韓国ですでに開始されているSYMEでは、授業はすべて英語。生徒たちが英語を母国語とするスタッフたちといっしょに生活しながら勉強している。

もともと音楽留学を考えて渡米した米国で、考えもしなかったワードオブライフ聖書学院の入学に導かれたという加藤さん。そこで中高生伝道の志を持つようになり、32歳のときに伝道を開始。勉強を続けながらも20年以上活動してきた経験から、中高生伝道では彼らがもつ問題に対して具体的な答えを示すことが重要と語る。人生の土台となる価値観が固まる微妙な時期にある中高生は、その世代独自の問題を抱えている。彼らは納得して理解していく年代と語る加藤さんは、中高生の持つ問題に関心を示し、聖書に基づいて、抽象的ではない納得のできる具体的な説明をすることで、神の存在も理解していくことができるという。

リーダーの訓練については、クリスチャン生活を身を持って教えながら、長いスパンの中で励まして知識を与えていくことが重要と語る。

これまでの活動は、一人ひとりとの関わりを大事にしながら人間関係の中で築き上げてきたことと語る加藤さん。だからこそそのとき限りのことではなく、他のキャンプにはない心のつながりができてきたという。最近では、登校拒否など問題を抱えた子どもたちのキャンプへの参加もあるというが、そういった子どもたちも周囲のやさしさに触れることで心を開いていくという。久子さんも、そのような子どもたちがよかったといってくれて帰るのが神様から祝福されたことと語る。さらに、大学生の精神的年齢が下がっているように感じる現在では、中高生のみならず大学生にも適応できるプログラムと久子さんは言う。

わくにとらわれることなく、すべての場所を伝道の場所とし、あらゆる方法をもちいながら若者たちの救いのために活動していきたいと、二人は中高生伝道への抱負を語った。

ワード・オブ・ライフ・ジャパンについての詳しい情報、連絡先は[email protected]まで。

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