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日本福音ルーテル東京池袋教会、宣教100周年を迎える

2007年4月17日07時29分
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(写真左手前から)立山忠浩牧師、通訳者、ラッセ・ニッカリコスキ牧師=15日、日本福音ルーテル東京池袋教会で+
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 日本福音ルーテル東京池袋教会(豊島区・立山忠浩牧師)の宣教100周年記念祭が15日、同教会にて行われ、教職者や関係者ら200人以上が参加した。記念祭当日は、同教会の創立者であるシーリ・ウーシタロ婦人宣教師とコスケンニエミ牧師夫妻の母国フィンランドから牧師や宣教師らが多数招かれ、日本福音ルーテル東京池袋教会の100年の宣教の歩みを共に振り返った。



 記念礼拝式においてメッセージを伝えたのはフィンランド・ルーテル福音協会(SLEY)会長のラッセ・ニッカリコスキ牧師。ニッカリコスキ師は、ルカによる福音書24章13〜35節のみことばを本文とし、「復活なさったイエスと共に」という題目で説教した。



 まずニッカリコスキ師は、同教会の創立者で、1900年初頭に日本を訪れたフィンランドの婦人宣教師ウーシタロ師の日記の記述(フィンランド、オウルノ大学のセイヤ・ヤラギン博士の論文より引用)を取り出し、当時の日本人の信仰について説明した。日記には、「電車に乗っていると向かい側に年を取った男性が座り、そのおじいさんが何かを口ずさんでいることに気付いた。よく見ると、祈っているようだった。『南無阿弥陀仏』と口にしていることがわかった。そのおじいさんには信仰があり、真面目に偶像を信じていることを知った。それで、私も彼ももっと真理を理解できるように願った」という内容が記されていた。そのことに関し、ニッカリコスキ師は「人間は皆神さまを求め、真理を探しています。そして平和を願望しているのです。イエス様は真理がわからなかった私たちの目を開いてくださります」と述べ、日本人の閉ざされた目を開かせた当時の宣教師たちの信仰を証しした。



 また、エマオへ向かったふたりの弟子が復活したイエスと出会ったことで心が熱くなり、その喜びを他の使徒たちと分かち合ったことに触れ、「私たちはそれぞれ異なる経験と生い立ちを持っていますが、主が復活されたことに対する喜びは共通しています。皆さんの隣には信頼できる良き友が一緒に座っています。そして何よりも、イエスが天から降りてきて皆さんの隣に座ってくださっています。この日が皆さんの人生で最も良い一日です」と述べ、宣教100周年記念祭に出席した人々を祝福した。



 日本福音ルーテル東京池袋教会は宣教100周年を迎えるにあたり、3つの目標を掲げてきたという。1つ目は神に感謝を捧げるということ、2つ目はフィンランドの宣教師たちに心から感謝すること、また100周年を迎えるまで同教会を支え続けた全ての人に感謝すること、そして3つ目は新たな100年に向かって準備していくことだ。3つ目に関し、同教会主任牧師の立山師は、フィンランドの教育改革を行った人が同教会の創立者の一人であるコスケンニエミ師の息子であったことに触れ、「例えば、教会が貢献できる教育の問題に関しても、身近なところに力強い助けがあることがわかりました。皆さんの力を借り、新しい100年に向かって新たな気持ちで頑張りたい思います」と今後の抱負を語った。



 また、日本福音ルーテル教会総会議長の山之内正俊師(日本福音ルーテル東京教会)は、「100年の間、教会がこのように生き生きと成長していくのは大変なことです。いつも戦いの中にありますが、その中で神の力強い導きがあり、そしてそれを受け入れた人々がいたということ。それが池袋教会を支えてきたのだと思います」と祝辞を述べた。



 日本福音ルーテル東京池袋教会の宣教100周年記念誌によると、飛行機がなかった1900年当時にフィンランドから日本に最初の宣教師が派遣された際、宣教師たちは船でひたすら日本を目指したという。バルト海、北海、北大西洋を南下し、インド洋から南シナ海を経て、約2ヶ月半の日数をかけて九州の長崎に上陸したと記録されている。日本を宣教の地として選んだ理由については諸説があるが、フィンランドの人類学者が「フィンランド人と日本民族は同種族から出ている。もし伝道がまず自分の近親から始めなければならないものなら、外国伝道は日本から始めるべきだ」と進言したことが発端となっているなどと言われている。しかし、「フィンランドの兄弟姉妹たちが遠い東の国日本と日本人に対して、キリストの福音を伝えたいという信仰にもとづく同胞愛によって日本伝道を始めた」との旨が記念誌に綴られており、フィンランドの宣教師たちの信仰が日本に福音の種を蒔いたと力強く証しされている。



 日本福音ルーテル東京池袋教会は1907年7月にフィンランドのシーリ・ウーシタロ婦人宣教師がコスケンニエミ牧師夫妻と共に千駄ヶ谷の民家を借り、伝道所として出発したことから始まった。その後1916年に巣鴨に場所を移し、1931年に池袋の地に第一礼拝堂を建築、福音ルーテル東京教会と名前を改称した。そして戦後の1953年にアメリカ系ミッションによる日本福音ルーテル教会と合同し、日本福音ルーテル東京池袋教会として再出発し、現在に至っている。100年の間に同教会に籍を置いたのはおよそ900名となっている。一方、日本福音ルーテル教会は全国に128の教会を持ち、約2万人の会員がいる。

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