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峯野龍弘牧師(6)「本音で生きる恵みと喜び」

2006年12月25日04時02分
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峯野龍弘牧師+

 ウェスレアン・ホーリネス教団淀橋教会、峯野龍弘主管牧師のコラム6回目です。


                             ◇


 最近、ばかに気になる一つの言葉遣いがある。それはクリスチャンたちの間で「本音で語り合おう」という言葉を、しばしば耳にするようになったからである。


 元来「本音」とは、本当の思いを隠し、相手の手前をはばかり、真実を言わず、表向きをつくろって表現する虚偽の言葉である「建前」に対する反対語で、「本心」・「真心」を意味する。


 ところがこの「本音」という言葉が、ノンクリスチャンや信仰暦の浅い人々の間で口にされるならまだしも、すでに主を信じ久しく歳月が過ぎているそうそうたるクリスチャンたちの間で、不用意に語られるのを耳にしたとき、深く考えさせられるものがあった。


 その理由をここに記すと、先ず第一に、そもそも真のキリスト者はいつでも、どこでも、誰に対しても真実を語り、決して対面をつくろわず、常に主の御心を仰ぎ見つつ「本音」一筋に生かされているはずの者だからである。それなのに「本音で語り合おう」とあえて言わなければならないとしたら、いったいお互いは何者なのだろうか。まさかキリスト者とは、普段は「本音」を隠して、自分を偽って生きている存在なのだろうか。だとしたらこの世でキリスト者ほど惨めな存在、つまり偽善者は他にないのではなかろうか。


 第二に、しかし、もしもある者が事実キリスト者でありながら「本音」を語ることが出来なかったとしたら、「本音を語り合う」以上に大切なことは、「聖められる」ことか、それとも「癒される」ことではなかろうか。「聖められる」こととは、「己に死んで御霊によって生かされる」ことにより、恥や恐れに打ち勝つことを意味する。そして「癒される」こととは、「本音」を語ることが出来ないほど他者によって強い抑圧を受け、心に深い傷を負ってしまっていたとするなら、この人にとっては豊かな愛による受容と癒しこそが不可欠であることを意味する。このとき初めて彼らは「本音」で語ることが出来るのである。


 そして第三に、何よりも「本音で語り合う」ことの問題なのは、「本音」が聖められていない場合は、ともすると「鬱憤晴らし」に終わったり、自己正当化に脱したりして、心理的に一時は心が落ち着きを取り戻しても、決して真の癒しには至らないからである。


 そこで最も大切なことは、「聖霊による聖め」と「愛による受容の癒し」の恵みに浴することである。その時、人は誰でも常に聖められた「本音」で語り、生きることが出来るのである。ハレルヤ!


                            ◇


 <峯野龍弘牧師プロフィール>


 淀橋教会にて牧会の傍ら、94年ビリー・グラハム東京国際大会実行委員長、日本メディア伝道協議会会長、特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン総裁、東京大聖書展実務委員長等を歴任。 今年5月には、米アズベリー神学校から名誉神学博士号を授与された。


 現在、JEA理事長、ウェスレアン・ホーリネス教団委員長、日本ケズィック・コンベンション中央委員長などを務める。国内、海外のキリスト教界のみならず一般社会でも広く講演活動に従事している。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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