「日本の土壌に合う」ウィロークリークの組織的宣教

2007年3月23日07時34分 印刷

「霊的な賜物は、教会を組織化し円滑に機能させるための手段。それをよく理解して、信徒一人ひとりが神様に造られた独自の存在であることを知るべきです」――21日、高座教会(カンバーランド長老キリスト教会、神奈川県、松本雅弘師)で行われた『霊の賜物』ネットワークセミナーで、ウィロークリーク・ネットワークジャパン(以下WCJ)代表の宮本安喜師は霊の賜物の重要性についてこのように語った。

WCJでは、「使徒行伝2章の世界を日本の社会にどのように実現できるのか」をテーマに世界中で積極的な宣教活動を行い、「私たちは、無信仰な人々を全面的に献身したキリストの弟子に変える」というミッション・アセスメントを掲げている。

そのプロセスとして、ノンクリスチャンから献身に至るまで以下の6つのステップが挙げられる。

A ノンクリスチャンへのアプローチ

1.友情

2.証と福音を分かち合う

3.招待

B全面的に献身したキリストの弟子に変える

4.礼拝

5.小グループ

6.良き管理者
さらに信徒一人ひとりの霊的な成長と教会の健全な発展のための独自の宣教戦略「5G」

1.Grace(恵み)・・・ノンクリスチャンと人間関係を築く。

2.Growth(成長)・・・クリスチャンとして成長する。

3.Group(小グループ)・・・小グループに参加する。

4.Gift(賜物)・・・聖霊の賜物を用いての奉仕

5.Good Steward(良き管理者)・・・時間・経済・賜物などの管理
そして今回使用された教材「ネットワーク」では、

1)「情熱」どの分野で奉仕すべきか、

2)「霊の賜物」何の奉仕をすべきか、

3)「働きの傾向」どのように奉仕すべきか

を8課に分けて明らかにしていき、「発見」「面談」「奉仕」の過程で、神が自分を創造されたときにどんな人間になってほしいと願われていたのか、また有意義な奉仕の場で自分にしかできない個性的な貢献をするときにどのような影響力が生じるのか、を順序を追って学んでいく。また、人の目ではなく神の目を意識する、自分の栄光ではなく神の栄光を表す、神がくださる仕事ならどんな仕事でもやりたい、といった奉仕の動機となる「しもべの精神」の理解を教会員の献身度に合わせて深めることができる。

このように見て分かる通り、ウィロークリーク・コミュニティー教会の宣教方法は非常に体系的で組織的な特徴を持つ。「ネットワークセミナーの評判はすごくいいです。何でもきちっ、きちっとしている日本の土壌にはこういう組織的な方法が合うのではないか」と宮本師は語る。

セミナー終了後に参加者は、「今までは聖書の解釈を如何にして深めるかというということだけに目を向けていたが、じゃあ具体的に自分に何ができるのか、明日から何をしていくのかが見えてきました」「美術・工芸が好きでそれに向いていると思っていたけど、実際ネットワークをやってみたら信仰・奉仕・牧会という賜物が挙がってきた。自分の思っていた傾向と違う結果が出ておもしろかった。今、自分は教会奉仕の担当を務めている。長い教会生活の間に自分の目がそっちに移ってきたのかもしれない」などと語り、自分も知らない霊の賜物の可能性を発見した喜びや興奮を抑え切れない様子だった。

神によって造られ一人として同じ者のいない人間同士が、同じく神に与えられた霊の賜物を生かしながらキリストの教えに倣って互いに愛し合うとき、組み合わされた一つひとつのピースが真の調和の世界を生み出す。それはまさに唯一の神だけに成せる奇跡であり、その絵こそ真のキリストの体である。自分の霊の賜物の発見は、それを作り上げていくための第一歩であり、自分や教会だけではなく、「まだ知らない私」を必要としている誰かにとっても大きな意味を持つだろう。

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