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中国、天主教代表者会議開催めぐりバチカンに反論

2010年12月27日17時37分
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 【CJC=東京】中国国家宗教事務局は12月22日、バチカン(ローマ教皇庁)が17日、第8回全国天主教(カトリック)代表者会議の開催を極めて遺憾だとする声明を発表したことに対し「極めて無礼で根拠がない」と反論した。国営新華社通信が報じた。



 国家宗教事務局の報道担当者は、バチカンが中国の最近の教会事情を正しく理解しておらず、宗教を政治的に利用しようとしていると指摘、それは中国の教会の健全な発展に重大な障害となる、と言う。



 代表者会議はカトリックの教義に関与せず、カトリック信仰の基盤を冒すこともしていないし、他国や外国宣教団体の認知も必要としていない、と同担当者は強調した。



 バチカンは、会議に参加する聖職者を処罰すると脅すなど様々な手段を介して、会議を阻止しようとした、として、「強い手で宗教的信念を扱っているのは誰か、『良心』に反してカトリックを強制しているのは誰か、非常に明確ではないか」と言う。



 同担当者によれば、中国天主教三自愛国会と司教協議会の新しいトップは、大多数の信認で選出されたものであり、会議参加者の意向と期待を反映している。



 バチカンが関係を悪化させず、対話を正しい路線に戻すため、注意深く自己抑制することを中国政府は望む、と広報担当者は指摘している。

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