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ケープタウン決意表明序文全文 第3回ローザンヌ会議

2010年11月10日12時47分
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関連タグ:ローザンヌ運動
198カ国の代表ら4000人以上に加え、ネット通信やウェブサイトを通じて全世界20万人規模のクリスチャンが会議に参加した=10月17日、ケープタウン国際会議場で+
198カ国の代表ら4000人以上に加え、ネット通信やウェブサイトを通じて全世界20万人規模のクリスチャンが会議に参加した=10月17日、ケープタウン国際会議場で

198カ国から福音主義の教会・団体指導者、政府関係者、商業・芸術・音楽各界の有識者ら4000人以上を集めて21年ぶりに開催された福音伝道の国際会議、ケープタウン2010=第3回ローザンヌ世界宣教会議=で発表された「ケープタウン決意表明(コミットメント)」の序文全文は次の通り。日本語訳の公式翻訳指定を受けた日本ローザンヌ委員会(金本悟委員長)が公表したもの。「ケープタウン決意表明」には今後、ローザンヌ誓約とマニラ宣言を誓う信仰者としての悔い改めを表明し、社会変化と課題を認識しながら改めて福音主義の信仰を誓う第1部と、信仰を行動に移す決意を表明する第2部が追加され、正式版が完成する。

序文

全世界のイエス・キリストの教会の一員として、私たちは、生ける神と、主イエス・キリストを通しての神の救いの目的とに対する私たちの献身(コミットメント)を、ここに喜びをもって確認する。この神のゆえに、私たちはローザンヌ運動のビジョンと目標とに対する私たちの決意表明(コミットメント)を新たにする。

このことは次の二つのことを意味する。

第一に、私たちはイエス・キリストとその教えのすべてとに対する証しを全世界に携えてゆくという務めに対して、変わらぬ決意を表明する。第一回ローザンヌ会議(一九七四年)は世界伝道の務めのために開催された。この会議が全世界の教会にもたらした主な成果は、ローザンヌ誓約、未伝の民族の数についての新たな認識、そして聖書的福音とクリスチャンの使命とは全人的な性質を持つという新たな気づきであった。マニラにおける第二回ローザンヌ会議(一九八九年)からは、世界伝道に関する三〇〇余りの戦略的パートナーシップが生まれた。その多くは、世界の全地域にある諸国間の協力関係を伴うものであった。

第二に、私たちはローザンヌ運動の主要文書である「ローザンヌ誓約」(一九七四年)及び「マニラ宣言」(一九八九年)に対して、変わらぬ決意を表明する。この両文書は、聖書的福音の中核的真理を明確に言い表し、その真理を私たちの実践的使命に適用するものであり、その仕方は、今日においても関連性を持ち、私たちのあり方を問うのである。この両文書においてなされた決意表明に対して、私たちはこれまで誠実でなかったことを告白する。しかし、私たちは自らの世代が属する、変化してやまぬこの世界において、福音の永遠の真理をいかにして表現し、また適用するかを見きわめようとする中で、この両文書を推薦し、支持する。

変化という現実

私たちの生き方、考え方、人との関わり方に関するほとんどすべてのことが、加速度的なペースで変化している。良くも悪くも、国際化、デジタル革命、世界における経済的・政治的勢力の均衡の変化がもたらす影響を、私たちは実感している。私たちの直面する事柄の中で、世界的貧困、戦争、病気、生態学的危機、気候変動などは、私たちのうちに深い悲しみと不安をもたらす。しかし、私たちの世界における一つの大いなる変化は、歓喜をもたらす。その変化とは、全世界的キリスト教会の成長である。

第三回ローザンヌ会議がアフリカで行われたという事実こそ、この変化の証拠に他ならない。今や全世界のクリスチャンの四分の三以上が、南側諸国及び非西欧諸国に住んでいる。一九一〇年のエジンバラ宣教会議以降の百年間に起きた、世界のキリスト教界におけるこの一大転換は、今回のケープタウン会議の参加者構成にも反映されている。私たちはアフリカの教会の驚異的な成長に歓喜し、キリストにあるアフリカ人兄弟姉妹がこの会議主催地を引き受けてくれたことを喜んでいる。

私たち自身の世代のこの現実に対して、私たちはクリスチャンの使命にもとづいて応答しなければならない。私たちはまた、過去の諸世代から受け継いできた、知恵と過ちの入り交じった遺産の中から学ばなければならない。私たちは過去に敬意を払いつつ、未来に取り組むのである。

変わらない現実

しかしながら、この変わりゆく世界にあって、変わらずに残るものがある。以下の重大な真理は、私たちが宣教の業に従事するにあたり、聖書的根拠となるものである。

・人類は、失われた存在である:
人類の根本的苦境は依然として変わらない。聖書の記述によれば、私たちは自らの罪と反逆の中にあって、神の公正な裁きの下に立たされており、キリストなしでは、私たちに希望はないのである。

・福音は良い知らせである:
福音は、新鮮な発想を必要とする概念ではなく、新鮮な語り口を必要とするストーリーである。それは、イエス・キリストの生と死と復活と支配という歴史上の出来事において、神が世を救うために見事に成し遂げてくださったことについての、不変のストーリーである。キリストの内には希望がある。

・教会の宣教の業は継続する:
神の宣教の業は地の果てにまで及び、世の終わりまで続く。やがて来るその日には、この世の国々は、私たちの神とキリストの王国となり、神ご自身が新創造においてあがなわれた人々と共に住むであろう。その日に至るまで、神の宣教の業への教会の参画は継続する。そこには、喜びのうちにも切迫感があり、私たちの世代を含むすべての世代において新鮮で心躍る機会が伴うことであろう。

私たちの愛の核心

本決意表明の枠組みとなっているのは、愛という言葉である。愛は契約上の言葉である。聖書の契約、すなわち旧約と新約は、失われた人類と損なわれた被造物に対して手を差し伸べられる、神の救済の愛と憐れみの表現である。この契約は、私たちの応答の愛を求めている。私たちの愛は、契約の主に対する信頼と従順と熱心な献身とにおいて表現される。ローザンヌ誓約は伝道を「全教会が、全世界に、福音の全体をもたらすこと」と定義した。ここに今も、私たちは存在を賭けている。そこで、私たちは以下を再確認することにより、ローザンヌ誓約を再び新たにする。

・全福音に対する私たちの愛:
全福音とは、神の被造物がすべて罪と悪により損なわれてしまった中で、被造物のあらゆる次元に対しての、キリストにおける神の栄光に満ちた良い知らせである。

・全教会に対する私たちの愛:
全教会とは、この時代にあっては神の使命を共に担い、来るべき世にあっては永遠に神に栄光を帰するために、地上のあらゆる諸国、歴史上のあらゆる時代から、キリストによりあがない出された神の民である。

・全世界に対する私たちの愛:
全世界とは、神からあまりに遠ざかってはいるが、神の心のごく近くにあり、神がその救いのためにひとり子をお与えになるほどに愛された世界である。

この三重の愛にとらえられて、私たちは、全教会であること、全福音を信じ、それに従い、それを分かち合うこと、すべての民を弟子とするために全世界に出て行くことを、今新たに決意をもって表明する。

関連タグ:ローザンヌ運動
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