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佐々木満男「問題解決のためのザ・バイブル」(1)・・・「動」かないで「静」まる

2010年4月7日09時53分
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佐々木満男弁護士+
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 「問題のない人は、お墓の中にいる人である」と言った人がいる。確かに私たちには生まれてから死ぬまで、一日として問題のない日はない。受験・進学・就職などの進路の問題、恋愛、結婚、子どもの教育などの家庭の問題、仕事や職場での人間関係の問題、病気・老後、そして死の問題、その他に政治・経済・社会・国際問題など、数えあげれば際限がない。



 最近の日本は、政治・経済・社会全般にわたって大きく揺れ動いている。この傾向は今後ますます大きくなっていくであろう。愛や正義に対する関心はどんどん薄らいでいる。すでに日本全体が、そして日本人の価値観そのものが、崩壊していくような危機感が、日本中にまんえんし始めている。これまでの常識では考えられなかったような問題が、今後多くの人々を襲ってくるであろう。



 ここで永遠の世界的ベストセラー・聖書(ザ・バイブル)から、またさまざまな法律問題に取り組んでこれを現実に解決することを職業とする弁護士としての体験から、問題を解決するいくつかのキーポイントについて、具体的に述べてみたい。



ザ・バイブル



 バイブルとは一般的に権威ある書物のことである。たとえば、六法全書が弁護士のバイブルであると言われたりするように。



 「ザ・バイブル」とは権威ある数多くの書物のうちで最も権威ある書物・聖書(旧約・新約66巻をまとめたもの)のことである。グーテンベルクの発明した活版印刷機による印刷第1号は聖書であるが、聖書の出版部数は増えつづけ、最近では分冊を含めると年間2億冊を超えるようになった。



 それは聖書が、いかに多くの人々の人生の指針であり、問題を解決するための最も権威ある「ザ・バイブル」であるか、ということである。聖書は信仰書であると同時に、日々の生活のための実用書でもある。それゆえに、キリストを信じる信じないにかかわらず、幅広く世界中の人々に読まれている。世界の現実において、聖書は真のグローバル・スタンダードである。



 聖書が世界の超々ベストセラーであるにもかかわらず、日本人はあまりにも聖書を読まないし、知らなすぎると思う。本稿をきっかけとして、ひとりでも多くの方々が聖書に親しむようになることを願っている。



 私は弁護士になってからしばらくして海外に留学したときに聖書を学ぶ機会が与えられた。そして聖書の中に唯一の道、不変の真理、永遠の命を発見して、イエス・キリストを信じるに至った者である。熱烈な福音の伝道者であった故矢内原忠雄経済学部教授(元東大学長)の著書等からも大いに学んだ。



 今、元首相を含む政治家や財界トップの方々が、定期的に集まって聖書を学び、日本の将来の方向性を探っていると聞いているが、まことに喜ばしいことである。最近は、ビジネスマンの間にも聖書に学ぼうという大きなムーブメントが起きつつある。



「動」かないで「静」まる



 問題に直面したときにまず第一になすべきことは、静まることである。私たちの習性は、問題が起こるとすぐに解決しようとする。どうしたらこの問題を解決できるかと、方法や手段に思いを巡らしてしまうのである。問題解決の方法や手段を思いついてすぐに解決できればいいが、なかにはそう簡単に片づかない問題もたくさんある。



 そうすると心の平安を失ってしまう。「ああ、大変なことになってしまった、どうしたらいいのだろうか」と思いあぐねる。そして「ああしてみよう」「こうしてみよう」と思いつくままにあせって動き回ってしまう。しかし、動き回れば、動き回るほど、問題にがんじがらめに縛られていく。ちょうど、水におぼれそうな人が、もがけばもがくほどおぼれてしまうのと同じである。その最悪の結果は自殺である。



 そのようなときには、まず静まることである。聖書に、「静まって、わたしこそ神であることを知れ」(詩篇46篇10節)とかかれている。何のために静まるのか。天地万物の創造者であり全知全能の唯一・絶対・永遠・無限なる愛の神がおられることを知るためである。



 何のためにそのような偉大な愛の神の存在を知るのか。そのような偉大な愛の神が、私たちの避難場所であり、問題を解決していく力であるからである(詩篇46篇1、2節)。



 それは、水におぼれかかっている人があわててもがくのをやめて、何もしないで静まるのと同じである。そうすれば水の浮力で自然に水面に浮かびあがってくる。そのようにして、問題に下敷きにされてこれに押し潰される状態から逆転して、問題を下敷きにしてこれを押し潰す立場に立つことができるのである。



 聖書に、私たちの下には神の永遠の腕が置かれているとある(申命記33章27節)。すべては全知全能の愛の神の御手の中で起こっていることである。だから、どんなことがあっても絶対に大丈夫なのである。このような確信にもとづく絶対的な平安に支えられて問題に対処すると、問題は決してネガティブなものではなく、ポジティブな結果をもたらすものであることがわかってくる。




◇



 佐々木満男(ささき・みつお):弁護士。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。

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