Skip to main content
2025年7月3日23時18分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

選挙の声と宣教の声

2005年8月30日11時13分
  • ツイート
印刷

第44回衆議院選挙が30日、いよいよ公示された。解散に至った経緯に対する是非、「刺客」候補に対する是非、選挙の論点、今回の衆議院選、実にさまざまな意見があることだろう。しかし、街頭では候補者たちの熱い声が響いている。一日に10ヶ所以上で演説をする候補者も珍しくない。選挙戦が熱くなる今、われわれクリスチャンの宣教、伝道へ向けた熱心さをもう一度考えさせられた。

われわれは果たして彼ら以上の熱心さを持って福音を伝えているだろうか。テレビをつければ、声をからすばかりの大声を上げて叫ぶ候補者たちが映っている。彼らがそこまでにして訴えたいもの、そこまでして守りたいものは何か。言うまでもなく、国会は日本のあり方を左右する場である。彼ら国会議員によってこの国の舵取りが決まるといっても過言ではなかろう。しかし、われわれクリスチャン一人ひとりには、政治家一人ひとりに委ねられているのと同等、いやそれ以上に尊い多くの人々のいのちがかかっているのではないだろうか。

キリスト教会の発展の歴史をひもといてみると、それは殉教の歴史であったとも言えよう。ステパノの殉教の事件を見てみると、彼はモーセと神を汚す言葉を語ったという理由で訴えられ(使徒6章11節)、石で打ち殺された。彼が死をいとわず叫んだものは何だったのか。自らの義を誇り、選民の特権意識を持って自分たちだけの神に固執していたユダヤ人。彼に向かって、イエスキリストが指摘したのと同じように、その神殿を壊し、神を人の手で造った神殿に閉じ込めるその信仰を壊しなさいと主張したステパノ。神殿を聖なるものとして大事に守ってきたユダヤ人にとってはまったく理解しがたい話だが、彼らの間違いを鋭く指摘し、憎まれ殺されてもその歩みをやめなかった。どのようなことがあっても、兄弟姉妹が救われることを願う心は使徒パウロにも見られた。「もしできることなら、私の同胞、肉による同国人のために、この私がキリストから引き離されて、のろわれた者となることさえ願いたいのです。」(ローマ書9章3節)私たちをキリストから引き離すことはできない、と話したパウロが、そのありえないことをくつがえしてまでも、同胞、同国人の救われることを切なく願ったのである。彼らの中には自らの同胞たちへの強い愛があった。

候補者たちの口から聞かれるのは、この国のため、国民のためという言葉だ。彼らの本音がどうあれ、はたしてわれわれクリスチャンは彼ら以上にこの国のことを思い、自らの民への愛をもって、そしてそれを世の中へと叫んでいるだろうか。ステパノは、自分を殺そうとする人たちであっても、最後まで愛を持ってあきらめず、死の勢力の前にたっても倒されず、堂々と叫んだ。いま、白熱する選挙戦を前にして、もう一度福音宣教への情熱を考えさせられる。熱く国のためを語る候補者以上の熱心さを持って福音を伝えるとき、この国は変わるのではないだろうか。

クリスチャンのすべての基準は聖書にある。地上に立てられる全ての権威は神の統治のもとにあるが(ローマ13章1節)、様々な権威が立てられるとき、どのような基準を持って祈り、参加して行くべきだうろか。教会のように主が臨在されることを願う場所や集まりにおいては、神による大きな権威を与えられた監督者がたてられる。その監督者を選ぶときの基準は何か。使徒パウロはテモテに話した。<?テモテ3章>非難されることがない人、家庭を良く治める人、謙遜な人、評判よく証される人でなければならない、このような人ならばよく役割を果たすことができるだろうと。

教会に必要なときによい監督者が来ることを願い祈るクリスチャンが、御国を思い、世の中の権威のために祈ることが美しいことではないだろうか。私たちの参加する選挙が、神の真理と栄光を輝かせるものとなるために祈り、候補者たちに少しでも多くの主の働きかけがなされるために祈ることが必要だろう。

われわれが候補者たち以上にこの国の将来を憂うならば、まずは熱心に福音を伝えるべきだろう。すべてのことにおいて宣教が先にたつ。選挙の声よりも大きな声で、宣教の声をあげなければならない。その上で、聖書に基づいた真実な祈りをささげるとき、神はわれわれがそのときになすべき最善の道をも示してくださるに違いない。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(8)「建物の話」 三谷和司

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • ワールドミッションレポート(7月3日):コンゴ民主共和国 戦火の中、詩篇91篇にすがるキリスト者たち

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア語の世界(27)シリア語旧約聖書の各書名と1章1節の和訳 川口一彦

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 花嫁(28)伝道の思い 星野ひかり

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(7)人は「単独者」である 三谷和司

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 米国の福音派牧師は半数近くが兼業している 調査で判明

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(233)聖書と考える「キョコロヒー」

  • Gゼロ時代の津波石碑(3)日中韓、泥沼化する「桜の起源」論争 山崎純二

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(225)エンディングを伴走して日本宣教を進めよう! 広田信也

  • ヨハネの黙示録(4)死とハデスの鍵 岡田昌弘

  • 全ての人の主イエス・キリスト 万代栄嗣

  • シリア首都で教会狙った自爆テロ、25人死亡 現地のキリスト教徒ら、さらなる暴力懸念

  • 同志社女子大学とノートルダム女学院高校、教育連携協定を締結

  • シリア語の世界(27)シリア語旧約聖書の各書名と1章1節の和訳 川口一彦

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.