Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. ワールドミッションレポート
ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(11月9日):メキシコ 元イスラム教徒、あのひどい飛行機事故から乗員を救ったのはイエスだ

2024年11月9日20時16分 執筆者 : 石野博
  • ツイート
印刷
関連タグ:メキシコ

2018年7月31日、離陸した直後のアエロメヒコ航空機が墜落した。しかし奇跡的にも、この事故による死者はなく、103人の乗員乗客の全員が助かった。事故の様子を撮影していたラミン・パルサは、乗員乗客全員を救ったのはイエスだと信じている。

ラミン・パルサは、搭乗した機内の窓から、飛行機が離陸する様子を撮影していた。飛行機が降下して墜落したとき、彼は窓から離陸を録画していたのだ。ビデオには、飛行機が滑走路をスピードを上げて離陸した直後に機首が下がり胴体着陸する様子が映っている。映像には、墜落する瞬間、パルサがイエスに祈っているのが聞こえる。「人々は叫んでいましたが、私は祈っていました。そうです。イエスに祈っていたのです。そして私たちの命が守られたのは、このイエスのおかげなのです」とパルサはNBCのニュースに語った。

パルサはツイッターにこう書いている。「イエス・キリストは生きておられる。彼は飛行機事故から私を救ってくれました。永遠に私は主に感謝するでしょう」。彼のツイッターのプロフィールには「主イエスによって人生が変えられた元ムスリム。私はキリストの愛を伝えるためにキリストに仕えています」とある。彼は作家で講演者、そして伝道者なのだ。

飛行機はメキシコのドゥランゴからメキシコシティに向かっていた。死者は出ず、炎に包まれる前に多くの人が無傷で飛行機から脱出できたのである。

パルサは、イラン革命直後のシーア派イスラム教徒の大家族に生まれた。「私の家族は革命によって大きな影響を受けました。兄弟の一人が殺され、家族のほとんどの財産が奪われてしまったのです」

イランの他の多くの若者と同様、彼はイスラム教の厳格な宗教的伝統の下で育った。しかし、彼の家族は権力を握った革命派と対立したのだ。「おそらく、私の家族の歴史と悪名が原因で、私はこれらの厳格な宗教的な法律と伝統に違反した疑いをかけられたのです。私は取り調べられ、何度も拷問を受けました」

「19歳の時に父親が心臓発作で急死した後、私はイスラム教への信仰に疑問を抱くようになりました。私は悲しみと絶望のどん底に落ちていきました。人生に希望も目的も見いだせず、自殺を考えるようになりました」と彼は言う。そんな死の陰の谷を歩いていたかのような人生で、彼は衛星放送を通じて初めて福音のメッセージを聞いたのだ。最初は聞くことを拒んでいたが、神は彼の心を引き寄せ続けてくださったのだ。

何を信じたらいいのか分からず、彼はシンプルな祈りをささげた。「イエスよ、もしあなたが神の子なら、私の心に入ってきてください」と。すると驚くべきことが起こった。「その言葉が口から出た直後、私は手の平が熱くなるのを感じ、泣き出してしまった。同時に、力強い喜びと平安が私を襲ったのです。私の絶望感、罪悪感、羞恥心が突然消え去ってしまったのです」。このようにして、パルサは新しく生まれたのである。

当時、パルサの母親は病気で、彼は母親の家に行き、自分に何が起こったのかを話すことにした。「ベッドに横たわっていた母の上に、まだ熱かった手を置くと、母はたちまち癒やされたのです!」

その日以来、彼は、中東や世界中の救われていない兄弟姉妹に福音のメッセージを伝えることに召しを感じている。「どんな個人にとっても、どんな国にとっても、唯一の希望は主イエス・キリストの福音だと信じています」と彼は力を込めて語った。

ところが救われて8カ月後、彼は何者かに刺されてしまった。痛みを伴う療養の後、彼はイランを脱出し、隣国の教会で神に仕え始めた。その後、渡米して聖書大学に通い、2011年に卒業し、それ以降はロサンゼルスに移住し、リデンプティブ・ラブ・ミニストリーズ・インターナショナルの牧師として奉仕している。

一歩間違えば、全員が死傷してもおかしくない飛行機事故だったが、奇跡的に死者がいなかったというのは驚くべき恵みだ。このような証しが多くのメキシコ人たちに届き、救いの御業が拡大していくように祈っていただきたい。

■ メキシコの宗教人口
カトリック 77・7%
プロテスタント 11・2%
無神論者 3・6%
土着の宗教 1・2%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:メキシコ
  • ツイート

関連記事

  • ワールドミッションレポート(11月8日):ロシアのカラカルパク族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(11月7日):ニカラグア 1500ものキリスト教組織が閉鎖され、牧師が投獄される

  • ワールドミッションレポート(11月6日):アジアのある未伝地 谷の最初の信者

  • ワールドミッションレポート(11月5日):ロシアのカライム族のために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(11月1日):中国 ある女性信者の力強い証し(1)

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.