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ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(11月6日):アジアのある未伝地 谷の最初の信者

2024年11月6日11時20分 執筆者 : 石野博
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「過去数年間、私たちは数百の、未接触で未伝道の少数民族がいる山間部に、米国からのグループを連れて行っています」。そう話すのは、アジアの奥地宣教に取り組む、ある宣教団体で働くスタッフだ。

「これらのツアーは、主に米国の信者たちが、自分たちが執り成すために選んだ特定の地域や村を祈りながら歩くためのものです。彼らは継続的に祈り、地元の人々と協力し、定期的に現地の人々を訪問しています」

2016年に米国のある教会のリーダーが、自分たちがこの活動に関与するかどうかを決めるために現地を訪れた。「彼を含む数人を、標高の高い1万4千フィート以上の山間部の寒村に連れて行きました。多くの村は数軒の家しかありません。彼らが車で村を通過していると、リーダーが西の別の谷を指で差し、『あそこには何があるのですか?』と尋ねました。私たちはその方向には行ったことがなかったので、何があるのか知りませんでした。アウトドア派だったそのリーダーは、その日一日、自分一人でそこをハイキングしたいと申し出たので、私たちは彼をそこに降ろしたのです」

その日の日没、彼らがそのリーダーを迎えに行くと、彼は一日の出来事について話してくれた。しかし、取り立てて面白い出来事はなかったようだった。「彼は、谷を歩きながら祈り、礼拝をささげたと言いました。するとある家に招かれたのですが、その家の人々は英語を話せず、彼も現地語を話せなかったので、ただ一緒にお茶を飲んで楽しい時間を過ごしたにとどまったということでした。彼はその家のために祈り、祝福して立ち去りました。この旅を終えて彼が帰国すると、彼はその谷を自分たちの教会で執り成す地域にすることを決定しました」

翌年の夏、宣教チームはこれら山間部のグループから来る学生たちのために、年に2回の英語キャンプを開催していた。そしてそのキャンプ中、Z君という名の学生が神を信じるようになったのだ。

キャンプが終わった後、彼は家に帰るための交通手段がなかったので、宣教師の一人が出身の村まで彼を車で送ったのだ。彼の村は非常に遠かったのである。ところが偶然にも、彼の家は前年の夏、あの教会リーダーが訪れたのと同じ遠隔の渓谷にあったのだ。

そして、さらに驚いたことには、彼の家は1年前にそのリーダーが訪れた、まさにその家だったのである! Z君は1年前のその日、家にいなかったため、米国人のリーダーに会うことはなかった。しかし1年後、Z君はその渓谷で最初の信者となったのである。

この驚くべき出来事は、祈りと忍耐強い宣教活動の力を示している。未伝道の地域でも、神の計画は確実に進んでいくのだ。あのリーダーが無計画にしたささいな訪問と祈り、そして彼が祝福したことを、神は覚えていてくださったのである。私たちの祈りは決して地に落ちない。絶えず祈り続けていこうではないか。

アジアのへき地、寒村、山岳地帯の、未伝道地域の人々を覚えて祈っていただきたい。

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
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