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ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(11月8日):ブルキナファソ 濡れ衣を着せられ、追放された90歳の老人が村に祝福をもたらす

2023年11月8日06時27分 執筆者 : 石野博
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関連タグ:ブルキナファソ

ブルキナファソの村に住む90歳の男性アダマは、カルト儀式によって不当に告発され、村から追い出された。しかし神は、彼を苦難の時から救い出され、彼を用いて村に祝福をもたらした。

クリスチャン・エイドの報告によると、村の6歳の少女が突然謎の死を遂げ、トゥイ近郊のブワバ族の指導者たちはその原因を突き止めようとしていた。彼らは少女の命を奪うように誰が仕向けたのかを確かめるため、占いの儀式によって土着の霊を呼び出した。占いの結果、霊はアダマを犯人に仕立てたのだ。彼らはアダマが魔術を使って少女に致命的な病気をもたらしたと言いがかりをつけて非難した。

言われのない非難を受けて、老人は呆然として「そんなことはしていない」とつぶやくのがやっとだった。この村の伝統では、彼は2年間追放され、罪の有無を確認されることになっていた。原野で2年の放浪を経て生き延びることができれば、アダマは無実が証明され、戻ってくることができる。

しかし、高齢の彼が野生の生活に耐えるのは不可能だ。アダマにとって、これは事実上の死刑宣告に等しかった。それでもアダマは1カ月以上、葉っぱや草を食べて生き延びた。孫娘がこっそり肉を持ってきて食べさせてくれることもあった。木の枝に毛布を貼り付け、粗末な小屋を作った。孤独と雨風、そして心の傷は、日を追うごとに彼をひどく苦しめた。彼は心痛によってやせ細り、心が折れそうになった。ある時、アダマが怒りにわれを忘れて岩を罵倒していると、その様子を宣教師たちに見られてしまった。

老人をふびんに思った宣教師たちは、数週間アダマの村を継続的に訪れ、村で伝道しつつアダマの不処分を嘆願した。しかし成果はほとんどなかった。一方、伝道の成果は、村で一家族だけが信仰を持った。それ以外の村人は、彼らのメッセージを拒絶した。

宣教師たちが村の外に出ると、彼らは奇妙な幻を目にした。「老人(アダマ)が遠くで叫んでいました。その老人は絶望の淵に立たされ、すでに自殺する計画でした」。そう語るのは宣教師たちのリーダーだ。アダマに同情した宣教師の一人は、彼を家に招いて世話を始めた。

数週間後、宣教師は村で唯一信仰に入った家族を招き、アダマと話をさせた。宣教師のリーダーは「アダマはその家族を通して、人類を愛してやまない神の愛を学びました。そして人間の救いのために命をささげた神の愛を知り、その神に従う決心をしたのです。御言葉と御霊がアダマの心に触れ、彼は生まれ変わったのです!」と話した。

しかし話はこれで終わらない。それから2カ月後、思いがけないことが起こった。村人たちは少女の死の本当の理由を知ったのだが、それはアダマとは何の関係もなかった。指導者たちはオカルトに信頼を置いていた自分たちの過ちを認め、アダマに詫びて、村に戻るよう頼んだ。村に戻ったアダマは、家の教会を指導し始め、3人の村の指導者がキリストを信じるようになったのだ!

「彼らは4カ月前に洗礼を受けました。村の指導者たちは、多くの濡れ衣の犠牲者を出した占いの習慣を捨てることにしました。今では、村長の家族を含む4家族が主を賛美しています!」と、宣教師たちのリーダーはまんべんの笑顔で報告した。

ハレルヤ!神は、絶望に打ちひしがれた90歳の老人を用いて、村の悪霊的な習慣を終わらせ、救いの波を起こされた。若者だろうと老人だろうと、主が用いるとき、そこには豊かな祝福が流れる。死んだような者をも生かす神の御業をたたえよう。

文明の未発達の地域には、悪霊的な土着宗教がはびこっている。福音の光がこれらの闇を打ち砕き、ブルキナファソの村々に救いの川が豊かに流れるように祈っていただきたい。

■ ブルキナファソの宗教人口
イスラム 52・2%
プロテスタント 9・2%
カトリック 11・5%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:ブルキナファソ
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