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ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(10月28日):アフガニスタン キリストとの出会いで変えられたイスラム過激派のジハーディスト

2023年10月28日05時18分 執筆者 : 石野博
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関連タグ:アフガニスタンイスラム教迫害

ジェイは以前、世界中のテロ攻撃でキリスト教徒やユダヤ人を殺すことを夢見ていたが、イエスに出会って全てが変わった。

ジェイはアフガニスタンの保守的なイスラム教徒の家庭で育った。2001年、まだ15歳だった彼は、米軍とタリバンの戦闘から逃れるために英国に渡った。しかし、英国に来た彼は、アフガニスタンで逃れたのと同じ過激主義に、次第に引かれていく自分に気付いた。

「モスクから英訳されたコーランをもらって読んだんだ。信仰を深めれば深めるほど過激になり、世界各地で起きたテロを美化し、どこかのグループに入ろうとさえ思うようになったんだよ」

幸いなことに、ジェイがテロ集団に加わったり、ジハードを行ったりすることはなかった。いやむしろ彼は、いつしか自分が時間をかけて身に付けてきた暴力への信奉に疑問を抱くようになった。

ジェイは、インターネットを使って他の信仰についても調べ始めた。しかし、ある人から聖書を手渡されるまでは、彼の人生を最終的に変えた真理に出会うことはなかったのだ。

「『山上の垂訓』を読んでいたら、どういうわけか涙があふれてきたんだ。それで『これ一体は何だろう?』と自問したんだ。主は『敵を愛し、呪う者を祝福せよ』と言っているのに、コーランでは『ユダヤ人やキリスト教徒を見つけたらどこでも行って殺せ』と言っている。それが私の人生の転機だった」と彼は説明した。

結局、ジェイは自分の人生をキリストにささげたのだ。「キリストに出会ったこと自体が、私にとっての奇跡でした」と彼は言う。しかし、彼の家族と彼が愛していたイスラム教徒の共同体は、彼の改宗を快く思っていなかった。ジェイの家族は、彼がイスラム教を棄てたと知るやいなや、彼を拒絶したのだ。彼の母親は彼と話すことを拒否し、彼の兄は彼を殺すと脅し、彼の妻は彼と関わりを持ちたがらない。「家族も仕事も失ってしまった」と彼は語る。

当初のこの迫害はジェイの耐え得る範囲を超え、あまりの厳しさに彼は自殺を図った。ところが彼は奇跡的に一命を取り留めたのだ。しかし嫌がらせはそれでも続いた。「私は今、英国で身を隠しています。私はこの国が自由な国で、自由に改宗できると思ってこの国に来たのです」と述べた。

ジェイは、キリスト教に改宗した多くの元イスラム教徒の一人に過ぎない。英国系パキスタン人のクリスチャングループは、ジェイや彼のような改宗者を支援している。

「ジェイは、他の改宗者と同じように、Eメールを通して私たちに連絡して、援助と助けを求めてきました。私たちは英国中の牧師のネットワークを持っており、必要な援助を提供しています。彼らは移転を助け、シェルターを提供し、さらにカウンセリングをして支援します。移住先の教会が彼らの新しい家族となり、彼らにとっては、それが真の信仰強化の準備となるのです」と、ディレクターのウィルソン・チャウドリーは説明した。

同団体の報告書によると、毎年約1万人のイスラム教からの改宗者がおり、彼らの多くはその決断のために迫害に直面している。

主に西欧の国で育った若者だが、イスラム教の強い国にルーツを持つ者が、ホームグロウンテロリストになるケースは看過できない。しかしジェイの場合は、そこでキリストに出会って人生が180度変えられた好ましい実例だ。彼のように、西側世界で福音に触れて変えられる者が次々に起こされるように祈っていただきたい。

■ アフガニスタンの宗教人口
イスラム 99・85%
クリスチャン 0・05%
ヒンズー 0・01%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:アフガニスタンイスラム教迫害
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