Skip to main content
2025年5月15日12時47分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. ワールドミッションレポート
ワールドミッションレポート

ワールドミッションレポート(10月28日):アフガニスタン キリストとの出会いで変えられたイスラム過激派のジハーディスト

2023年10月28日05時18分 執筆者 : 石野博
  • ツイート
印刷
関連タグ:アフガニスタンイスラム教迫害

ジェイは以前、世界中のテロ攻撃でキリスト教徒やユダヤ人を殺すことを夢見ていたが、イエスに出会って全てが変わった。

ジェイはアフガニスタンの保守的なイスラム教徒の家庭で育った。2001年、まだ15歳だった彼は、米軍とタリバンの戦闘から逃れるために英国に渡った。しかし、英国に来た彼は、アフガニスタンで逃れたのと同じ過激主義に、次第に引かれていく自分に気付いた。

「モスクから英訳されたコーランをもらって読んだんだ。信仰を深めれば深めるほど過激になり、世界各地で起きたテロを美化し、どこかのグループに入ろうとさえ思うようになったんだよ」

幸いなことに、ジェイがテロ集団に加わったり、ジハードを行ったりすることはなかった。いやむしろ彼は、いつしか自分が時間をかけて身に付けてきた暴力への信奉に疑問を抱くようになった。

ジェイは、インターネットを使って他の信仰についても調べ始めた。しかし、ある人から聖書を手渡されるまでは、彼の人生を最終的に変えた真理に出会うことはなかったのだ。

「『山上の垂訓』を読んでいたら、どういうわけか涙があふれてきたんだ。それで『これ一体は何だろう?』と自問したんだ。主は『敵を愛し、呪う者を祝福せよ』と言っているのに、コーランでは『ユダヤ人やキリスト教徒を見つけたらどこでも行って殺せ』と言っている。それが私の人生の転機だった」と彼は説明した。

結局、ジェイは自分の人生をキリストにささげたのだ。「キリストに出会ったこと自体が、私にとっての奇跡でした」と彼は言う。しかし、彼の家族と彼が愛していたイスラム教徒の共同体は、彼の改宗を快く思っていなかった。ジェイの家族は、彼がイスラム教を棄てたと知るやいなや、彼を拒絶したのだ。彼の母親は彼と話すことを拒否し、彼の兄は彼を殺すと脅し、彼の妻は彼と関わりを持ちたがらない。「家族も仕事も失ってしまった」と彼は語る。

当初のこの迫害はジェイの耐え得る範囲を超え、あまりの厳しさに彼は自殺を図った。ところが彼は奇跡的に一命を取り留めたのだ。しかし嫌がらせはそれでも続いた。「私は今、英国で身を隠しています。私はこの国が自由な国で、自由に改宗できると思ってこの国に来たのです」と述べた。

ジェイは、キリスト教に改宗した多くの元イスラム教徒の一人に過ぎない。英国系パキスタン人のクリスチャングループは、ジェイや彼のような改宗者を支援している。

「ジェイは、他の改宗者と同じように、Eメールを通して私たちに連絡して、援助と助けを求めてきました。私たちは英国中の牧師のネットワークを持っており、必要な援助を提供しています。彼らは移転を助け、シェルターを提供し、さらにカウンセリングをして支援します。移住先の教会が彼らの新しい家族となり、彼らにとっては、それが真の信仰強化の準備となるのです」と、ディレクターのウィルソン・チャウドリーは説明した。

同団体の報告書によると、毎年約1万人のイスラム教からの改宗者がおり、彼らの多くはその決断のために迫害に直面している。

主に西欧の国で育った若者だが、イスラム教の強い国にルーツを持つ者が、ホームグロウンテロリストになるケースは看過できない。しかしジェイの場合は、そこでキリストに出会って人生が180度変えられた好ましい実例だ。彼のように、西側世界で福音に触れて変えられる者が次々に起こされるように祈っていただきたい。

■ アフガニスタンの宗教人口
イスラム 99・85%
クリスチャン 0・05%
ヒンズー 0・01%

◇

石野博

石野博

(いしの・ひろし)

2001年より、浜松の日系ブラジル人教会で日本人開拓、巡回伝道者として従事。12年より、奥山実牧師のもと宣教師訓練センター(MTC)に従事、23年10月より、浜松グッドニュースカフェMJH牧会者として従事。18年3月より、奥山実牧師監修のもと「世界宣教祈祷課題」の執筆者として奉仕。23年10月より「世界宣教祈祷課題」を「ワールドミッションレポート」として引き継ぎ、執筆を継続している。

※ この記事は、石野博牧師の「ワールドミッションレポート」を、若干の編集を加えた上で転載したものです。
関連タグ:アフガニスタンイスラム教迫害
  • ツイート

関連記事

  • ワールドミッションレポート(10月27日):西アフリカのガンビアのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(10月26日):ウクライナ アバ父と呼ぶ御霊、孤児から息子に

  • ワールドミッションレポート(10月25日):スペイン 巡礼者たちの絆

  • ワールドミッションレポート(10月24日):ジョージアのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(10月23日):ロシアで、ウクライナ戦争に反対する福音派のリーダーが迫害にさらされる

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 世界では神を信じている人の方が多い 85カ国・地域9万1千人を対象に大規模意識調査

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 神の憐れみ 穂森幸一

  • サンタ・クロースと呼ばれた人―聖ニコラスの生涯(19)パタラからの悲報

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(3)コヘレトの探求 臼田宣弘

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(226)聖書と考える「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • カリフォルニア州のビーチで7752人が受洗、米国史上最大規模の合同洗礼式

  • 「司牧と行政の両方に深い知識と経験」 日本司教協議会会長、新教皇誕生でメッセージ

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • 四半世紀ぶりに欧州で大規模伝道会議、今月末にベルリンで 牧師ら約千人が参加

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(5)「苦しみ」の構図 三谷和司

  • 新教皇を選ぶコンクラーベ、いつ、何回目の投票で決まる? 181日間に及んだケースも

  • 次期ローマ教皇の有力候補4人

  • 新ローマ教皇にプレボスト枢機卿、教皇名は「レオ14世」 初の米国出身者

  • ローマ教皇フランシスコの死去に対する日本国内の他教派の反応

  • 聖墳墓教会の床下発掘調査で貴重な発見、ヨハネ福音書の記述を裏付ける証拠に

  • フランスのカトリック教会、復活祭に成人1万人以上が受洗 昨年比45%増

  • 映画「空中の権威」が日本語字幕で視聴可能に 現代クリスチャンに警鐘鳴らす作品

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 21世紀の神学(27)プロテスタント教会側から見るローマ教皇 山崎純二

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

編集部のおすすめ

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 後藤健二さん没後10年、追悼イベントで長女が映像メッセージ 「誇りに思っている」

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.