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純真な心を奮い立たす 岡田昌弘

2023年7月31日11時18分 コラムニスト : 岡田昌弘
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私たちは、人間性において純真でありたいと思います。しかし現実は難しく、人より優位でありたいからと競争したり、不愉快だからと人を攻撃したりして、自己中心的であったり感情的であったりします。

聖書は、人との関係の前に、神との関係において純真であるようにと教えます。聖書には純真な心の基準として、愛という真理が書かれています。

1. 純真な心

愛する人たち。いま私がこの第二の手紙をあなたがたに書き送るのは、これらの手紙により、記憶を呼びさまさせて、あなたがたの純真な心を奮い立たせるためなのです。それは、聖なる預言者たちによって前もって語られたみことばと、あなたがたの使徒たちが語った、主であり救い主である方の命令とを思い起こさせるためなのです。(2ペテロ3:1、2)

ペテロ先生は言います。「私がこの第二の手紙をあなたがたに書き送るのは・・・記憶を呼びさまさせ・・・純真な心を奮い立たせるためなのです」と。

「純真な心」の国語的意味は、「汚れなく、私欲のない清い心」です。

「あなたがたも、かつては神を離れ、心において敵となって、悪い行いの中にあったのですが、今は神は、御子の肉のからだにおいて、しかもその死によって、あなたがたをご自分と和解させてくださいました。それはあなたがたを、聖く、傷なく、非難されるところのない者として御前に立たせてくださるためでした」(コロサイ1:21、22)

「純真な心」の聖書的意味は「① 御言葉に聞き従い、② キリストの十字架の血により神と和解し、悔い改めて聖別された心」です。贖(あがな)いの血の原理によります。

「純真な心を奮い立たせる」とは、旧約聖書の「預言者たちによって前もって語られたみことば」と、新約聖書の「使徒たちが語った、主であり救い主である方の命令」の数々を記憶の中から呼びさまして実行する、行いのある熱心な信仰のことです。

旧約聖書からは、天地創造のいきさつから人がどうあるべきかを知り、悔い改めつつ正しく生きることができます。アブラハム、モーセ、ダビデ、エリヤなどに代表されるイスラエルの系図から神のご計画を知り、契約や律法、預言から信仰生活に必要な導きを得ていきます。

新約聖書からは、イエスが救い主キリストであること、また、私たちがイエスと共に神の子であることを知るようになります。私たちは四福音書やパウロ書簡、使徒たちの手紙などを通して互いに愛し合うことを知り、キリストと共に生きる神の家族としての生活を始めます。

主イエスを信じる者は誰でも救われ、天の御国に入れられます。これが、聖書の語る福音です。

2. 終わりの日

まず第一に、次のことを知っておきなさい。終わりの日に、あざける者どもがやって来てあざけり、自分たちの欲望に従って生活し、次のように言うでしょう。「キリストの来臨の約束はどこにあるのか。先祖たちが眠った時からこのかた、何事も創造の初めからのままではないか。」(2ペテロ3:3、4)

ペテロ先生はこの手紙で、必死になってキリストの福音を教え、信じる者たちを戒めています。終わりの日が近づく今の時代、あざける者どもは私たちに言います。「キリストの来臨は神話さ。天地創世の初めから人間の進化と自然淘汰(とうた)は変わっていない」と。

しかし、終わりの日には最後の審判が行われ、全ての人が神の裁きの座に立つのです。

「それなのに、なぜ、あなたは自分の兄弟をさばくのですか。また、自分の兄弟を侮るのですか。私たちはみな、神のさばきの座に立つようになるのです」(ローマ14:10)

ですから、キリストの来臨という約束の記憶を呼びさまし、純真な心を奮い立たせなさいということです。

3. 裁きと滅びの日

こう言い張る彼らは、次のことを見落としています。すなわち、天は古い昔からあり、地は神のことばによって水から出て、水によって成ったのであって、当時の世界は、その水により、洪水におおわれて滅びました。しかし、今の天と地は、同じみことばによって、火に焼かれるためにとっておかれ、不敬虔な者どものさばきと滅びとの日まで、保たれているのです。(2ペテロ3:5〜7)

あざける者どもは、神の真理を見落としています。今の天と地は、創造主の御言葉によって、火に焼かれるためにとっておかれ、御言葉を知っていながらそれを無視する不敬虔な者どもの裁きと滅びとの日まで保たれているのです。

不敬虔な者は欲望に従って生き、神による最後の審判がないように感じ、自分の選び取りで火による滅びの日を迎えることになります。

まとめ

ペテロ先生は、神に啓示されてこの手紙を書き送り、今の時代を生きる私たちに、聖書の御言葉を日々思い出し、純真な心を奮い立たせるようにと教えます。また、聖書の教えと戒めによって悔い改めて、キリストの弟子としてふさわしく成長するようにと勧めます。

世の終わりが近づいているこの時代、欲望に従って生きる生活をやめ、聖書の御言葉に従って聖い生活をし、純真な心を奮い立たせる人は幸いです。

ノアの時代も人の悪が増大し、世界は洪水で滅ぼされました。ですから私たちは、終わりの日に滅びる不敬虔な者ではなく、純真な心で聖書の御言葉に聞き従う敬虔な者となりましょう。

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◇

岡田昌弘

岡田昌弘

(おかだ・まさひろ)

日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ牧師。東京中央神学校卒。NPO法人キングダム理事長、キングダム出版代表。ユーチューブで聖書メッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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