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ヨシュアに見る信仰 岡田昌弘

2022年5月1日20時59分 コラムニスト : 岡田昌弘
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関連タグ:岡田昌弘

モーセが信仰によって紅海を2つに分けたことで、エジプトの奴隷状態からイスラエル民族が解放された大事件は、ハリウッド映画にもなり全世界に知られています。しかし、神の約束したカナンの地へイスラエル民族が入ったのは、モーセではなくヨシュアによるのですが、こちらはあまり知られていません。

聖書において、ヨシュア率いるイスラエル民族が約束の地カナンへ入る記事も、とても大スペクタクルです。

信仰によって、人々が七日の間エリコの城の周囲を回ると、その城壁はくずれ落ちました。(ヘブル11:30)

この箇所は、旧約聖書のヨシュア記6章1〜20節の内容を短くまとめています。しかし、ヨシュア率いるイスラエル民族がエリコの城に来る前には、岸いっぱいにあふれたヨルダン川を渡るという大事件があります。その記事はヨシュア記3章1〜17節に書かれています。まずは、イスラエル民族がヨルダン川を渡る場面を聖書に見ていきましょう。

1. ヨルダン川の奇跡

ヨシュアは言った。「生ける神があなたがたのうちにおられ、あなたがたの前から、カナン人、ヘテ人、ヒビ人、ペリジ人、ギルガシ人、エモリ人、エブス人を、必ず追い払われることを、次のことで知らなければならない。」・・・民がヨルダン川を渡るために、天幕を発ったとき、契約の箱をかつぐ祭司たちは民の先頭にいた。箱をかつぐ者がヨルダン川まで来て、箱をかつぐ祭司たちの足が水ぎわに浸ったとき、――ヨルダン川は刈り入れの間中、岸いっぱいにあふれるのだが――上から流れ下る水はつっ立って、はるかかなたのツァレタンのそばにある町アダムのところで、せきをなして立ち、アラバの海、すなわち塩の海のほうに流れ下る水は完全にせきとめられた。民はエリコに面するところを渡った。主の契約の箱をかつぐ祭司たちがヨルダン川の真中のかわいた地にしっかりと立つうちに、イスラエル全体は、かわいた地を通り、ついに民はすべてヨルダン川を渡り終わった。(ヨシュア記3:10〜17)

ヨシュアは神から言葉を頂いて、生ける神がイスラエル民族の敵を必ず追い払われることを、ヨルダン川を渡る奇跡によって知らなければならないと神の民に告げました。

民がヨルダン川を渡るために川まで来たとき、祭司たちが民の先頭にいました。契約の箱をかつぐ祭司たちの足が水際に浸ったとき、川は岸いっぱいにあふれていましたが、下る水はつっ立って完全にせきとめられました。

そして、契約の箱をかつぐ祭司たちがヨルダン川の真中に立つうちに、神の民はかわいた地を通り、ついに渡り終わりました。福音の契約の箱が川をせきとめている間に、約束の地に入ったのです。この後、神の民はエリコの城の敵と戦って勝利し、約束の地を獲得します。

これらはすべて、今の時代のクリスチャン人生を表しています。①神の民は最初、信仰の指導者(モーセ)の教えに聞き従い、世と悪魔どもの奴隷状態から解放されます。②次に、信仰の指導者(モーセ)の教えに聞き従い、信仰での荒野生活で霊的飢え乾きや霊的敵から救われます。③さらに、信仰の指導者(ヨシュア)の教えに聞き従い、約束の地を目指して御言葉に従い、不義である世的生活から解放されます。

この後に、民が敵と戦い約束の地を獲得するという救いの福音の最終段階に進みます。

2. エリコの城壁の奇跡

主はヨシュアに仰せられた。「見よ。わたしはエリコとその王、および勇士たちを、あなたの手に渡した。あなたがた戦士はすべて、町のまわりを回れ。町の周囲を一度回り、六日、そのようにせよ。七人の祭司たちが、七つの雄羊の角笛を持って、箱の前を行き、七日目には、七度町を回り、祭司たちは角笛を吹き鳴らさなければならない。祭司たちが雄羊の角笛を長く吹き鳴らし、あなたがたがその角笛の音を聞いたなら、民はみな、大声でときの声をあげなければならない。町の城壁がくずれ落ちたなら、民はおのおのまっすぐ上って行かなければならない。」・・・そこで民はひとり残らず、まっすぐ町へ上って行き、その町を攻め取った。(ヨシュア記6:2〜20)

主の将軍の将キリスト(5:15)が、ヨシュアに仰せられました。神の民がおのおの約束の地を獲得するというキリストの福音の最終段階です。

信仰の指導者(ヨシュア)の教えに聞き従い、信仰者を不義に落とす悪魔どもの城壁を崩し約束の地を獲得するために、霊的戦士の信仰者を先頭に、礼拝指導者が続き、次に主キリストの臨在、礼拝者たちが連なります。皆が主の御言葉に従って信仰生活をすれば、おのおの約束の地を勝ち取るという教会生活を含めた福音の教えのすべてが語られています。

戦士 ← 祭司 ← 契約の箱 ← 神の民

まとめ

旧約聖書に書かれているアブラハム契約とイサク・ヤコブの信仰、モーセによる出エジプトの奇跡、ヨシュアによるエリコの城壁の奇跡、12部族の約束の地獲得などを学ぶことで、実はキリストの福音の全体像を知ることが可能なのです。

今日の聖書に書かれていたヨルダン川の奇跡やエリコの城壁の奇跡によって、今までイメージできなかったキリストの福音の全体像が見えてきたならよいと思います。

「キリストの福音」 ①②はモーセに象徴され、③④はヨシュアに象徴されている。

①神の民は信仰の指導者の教えに聞き従い、世と悪魔どもの奴隷状態から解放され、
②指導者の教えに聞き従い、信仰での荒野生活で霊的飢え乾きや霊的攻撃から救われ、
③指導者の教えに聞き従い、約束の地を目指し御言葉に従い、不義である世的生活から解放され、
④指導者の教えに聞き従い、不義に落とす悪魔どもの城壁を崩し、信仰の戦いで約束の地を獲得する。

この約束の地こそが天の御国です。私たちの国籍は天にあると聖書に書かれている天国のことです。

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◇

岡田昌弘

岡田昌弘

(おかだ・まさひろ)

日本リバイバル同盟清瀬キングダムチャーチ牧師。東京中央神学校卒。NPO法人キングダム理事長、キングダム出版代表。ユーチューブで聖書メッセージを配信中。

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
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