お寺で「日曜礼拝」 四国霊場の平等寺で始まる

2019年2月2日18時32分 印刷
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平等寺で1月13日に初めて開かれた「日曜礼拝」で食事をする参加者たち(写真:平等寺提供)

四国霊場八十八カ所の22番札所である平等寺(徳島県阿南市)で今年から「日曜礼拝(らいはい)」が始まった。日曜日に檀家(だんか)らが食事を持ち寄り、午前に法会を行い、昼に参加者全員で食事をするというもの。米国に移住した日本人がキリスト教社会の中で生み出した伝統で、米国の日系寺院では「サンデーサービス」として広く定着しているという。

平等寺の日曜礼拝は、米シアトルの真言宗寺院「シアトル高野山」で理事長を務めていた谷口真梁副住職が提案した。シアトル高野山は約70年前、米国に移住した日本人によって建てられた寺院で、そこでも日曜礼拝が創建時から続いているという。

「これはキリスト教の日曜毎の礼拝が参考になっていることは間違いありませんが、日系人たちはその良いところを吸収し、仏教の教えの本質は変えることなく、教えの入り口を日曜礼拝という形で米国の地に土着化させました」と谷口氏は話す。

谷口氏は他の日系寺院の日曜礼拝にも多数参加しており、キリスト教の日曜礼拝にも一度だけ参加した経験がある。平等寺の日曜礼拝は、シアトル高野山のやり方をほぼ踏襲した形で、キリスト教の日曜礼拝を直接参考にしたわけではないが、「今後はぜひ参考にさせていただきたい」と話している。

1月に開いた最初の日曜礼拝には、檀家や近所の人々、通りがかったフランス人のお遍路ら約50人が参加した。2月は節分の3日に行い、3月以降は毎月第2日曜日に開く。

平等寺は宗旨宗派を問わない寺院で、参加は誰でも可能。食事の持ち寄りは自由で、ホームページでは、開催趣旨の説明や今後の開催日のほか、礼拝の流れについても詳しく案内している。

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