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キャサリン・ジェーンさん、都内でアート展「In Our Hands」開催へ

2016年10月5日06時23分 記者 : 守田早生里
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関連タグ:強姦(レイプ)キャサリン・ジェーン・フィッシャー
キャサリン・ジェーンさん、都内でアート展「In Our Hands」開催へ+
事件後、PTSDの症状に悩まされ、苦しんできたキャサリン・ジェーン・フィッシャーさん。「社会全体で、この沈黙を破るべき」と訴えている。

『涙のあとは乾く』(講談社)、『自由の扉』(御茶の水書房)、『I Am Catherine Jane』(Vivid Publishing)の著者キャサリン・ジェーン・フィッシャーさんが、24、25の両日、東京都杉並区の久遠キリスト教会でアート展「In Our Hands」を開催する。

ジェーンさんは、オーストラリア出身。2002年4月に神奈川県横須賀市内で、当時、米空母キティホークの乗組員だった米兵に睡眠薬を飲まされ、強姦された。

事件直後から、警察の見聞が始まった。洋服を着替えることも、シャワーを浴びることも、強姦をされた事実を証明する検査を病院で受けることも許されず、屈辱的な時間を何時間も過ごさなければならなかった。

横浜地検は、この米兵を不起訴処分にしたが、ジェーンさんはその後、加害者を相手取り、民事訴訟を起こした。勝訴判決の後、被告には300万円の支払い命令が出たが、被告はすでに米海軍を名誉除隊。本国に帰国し、行方が分からなくなっていた。被告の行方を1人で探し回り、ウィスコンシン州にいることを突き止め、地元の裁判所に提訴。勝訴判決を勝ち取るが、この時の賠償金はわずか1ドルだった。

度重なる裁判で、多くの財産を失った。実母は体調を崩し、ジェーンさん自身もたびたび体調を崩すようになった。PTSDの症状にも悩まされ、生きながらにして地獄を味わった。「レイプは魂の殺人。事件後は、誰とも会いたくなかった。誰とも話したくなかった。誰も自分のことを分かってくれないと感じていた」とジェーンさんは話す。

ジェーンさんの心を癒やしてくれたのは、聖書の言葉と自らの手で創り出すアート作品だった。事件直後の作品には、キャンバスを真っ黒に塗りつぶしたものもあったが、徐々に柔らかくなるジェーンさんの心に芽生える小さな光や神の愛を作品にしたものなど、事件後から数多くの作品を創り出している。

キャサリン・ジェーンさん、都内の教会でアート展「In Our Hands」開催へ
ジェーンさんを救ったのは、聖書の言葉と自らの手で創り出すアート作品だった。ジェーンさんの作品の中には、聖書の言葉が数多く使われている。

また、彼女のもとには、海を越えて、世界中のレイプ被害者から相談のメールが送られてくる。彼女は、その一つ一つに丁寧に返事をして励ましてきた。彼女たちから送られてくるアート写真も、今回、本人たちの了解を得て公開する予定だ。

ジェーンさんは「事件直後、一日一日生きるのがつらかった。誰か、明日、私が生きるための方法を教えてくれる人はいないか、教えてくれる本はないかと探し回った。しかし、そのようなものが見つからなかった。神様以外、私を助けて、明日へと導いてくれる存在はいないと確信した」と話す。ジェーンさんの作品には、彼女が助けられた聖書の言葉が書き添えられているものも数多くある。

「レイプ被害者の苦しみは、被害に遭った者にしか分からないかもしれない。レイプ被害者の多くは声を上げられず、『沈黙』を打ち破ることができない。日本は、特に『レイプ』をタブー視する傾向がある。しかし、レイプ被害者だけが声を上げるのではなく、社会全体がレイプ撲滅に向けて声を上げることで、何かが変わるかもしれない。全ては私たちの手にある(In Our Hands)」と作品展のテーマの意味を説明した。

ジェーンさんは、日本に24時間のレイプ被害者相談センターを設立することを目指して活動している。作品展当日は、ジェーンさんを応援するグッズなどの販売も予定されている。

日時:10月24日(月)11:00~17:00/25日(火)11:00~16:00
場所:久遠キリスト教会 東京都杉並区阿佐谷北2-25-8
JR阿佐ヶ谷駅より徒歩10分
電話:03・3338・0600
※入場無料

アート展「In Our Hands」に関する問い合わせは、メール:warriors.japan@gmail.comまで。

関連タグ:強姦(レイプ)キャサリン・ジェーン・フィッシャー
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