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川崎市宮前区土橋の交差点で１４日午前８時ごろ、２台の乗用車が衝突する事故があり、はずみでうち１台が女子中学生の列に突っ込んだ。この事故で、女子中学生５人と運転手の男性１人の計６人が重軽傷を負った。朝日新聞などが伝えた。
同紙と毎日新聞によると、女子中学生は通学途中で信号待ちをしていたとみられ、７人いた。両紙とＮＨＫによると、このうち２人が車にはねられ、１人が重傷、１人が軽傷を負った。また、別の３人がガラスの破片などで軽傷を負った。車にはねられた２人はいずれも意識はあるという。また、車を運転していた男性（５５）も軽傷を負った。重軽傷を負った女子中学生５人は、いずれも近くの中学校に通う１、２年生。
現場は、川崎市宮前区土橋４丁目の交差点で、ＮＨＫによると、右折しようとした白い車と、直進してきた黒い車が衝突。はずみで、黒い車が女子中学生の列に突っ込んだ。軽傷を負った男性は、右折しようとした白い車の運転手だという。
現場近くのガソリンスタンドで勤務する男性はＮＨＫの取材に対し、「車はすごいスピードが出ていて事故の瞬間、女子中学生たちは必死に逃げていた」と話している。
