酪農学園大、「食の6次産業化」の人材養成に尽力 「食Pro.」育成プログラムを導入

2016年5月26日17時26分 記者 : 坂本直子 印刷
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食農共創プロデューサーズによる「食Pro.」育成プログラムのパンフレット(画像:酪農学園提供)

キリスト教主義を理念とする酪農学園大学(北海道江別市)はこのほど、今年度の入学生から「食Pro.(食の6次産業化プロデューサー)」育成プログラムを導入したことを発表した。同プログラム導入により、今後さらに進むことが見込まれる食の6次産業化を担う人材を育成していく。

「食Pro.」は、内閣府の国家戦略(実践キャリア・アップ戦略、キャリア段位制度)の一つで、食の6次産業化(生産×加工×流通・販売・サービス)を担う人材の育成を目的とし、食分野で新たなビジネスを創出するための職能レベルを6段階で認定するもの。実施主体は一般社団法人食農共創プロデューサーズとなっている。

同大は、農業や食の分野の教育研究機関であり、自家産の農畜産物を活用して加工品の製造やレストラン経営に取り組む卒業生を多く輩出していることから、同プログラムを導入したと話す。現在では、同大を含めて14大学・短大が6次産業化の人材養成に取り組んでいるという。

新1年生のうち73人が「職業準備教育を受けた段階」とされるレベル1に必要な科目に履修登録し、レベル2、3については来年度以降2~4年生を対象として実施される。講義のほか実習もあり、同大の教員のほか学外からの講師による授業も行われる予定だ。なお、食農共創プロデューサーズへのレベル判定の申請は学生自身が行い、手数料は各自で負担することになっている。

同大の創設者である黒澤酉蔵氏(くろさわ・とりぞう、1885~1982年)は、「日本酪農の父」と呼ばれる。茨城県に生まれた黒澤氏は、田中正造の影響により農民救済運動に携わる中で聖書に出会った。

20歳で北海道にわたり酪農に貢献する中で、教育の必要性を実感し、「人が育たなければ、酪農が育つわけがない」との思いから、1933年に北海道酪農義塾(同大の前身)を開校した。

聖書に基づく三愛精神「神を愛し、人を愛し、土を愛する」という建学の精神と「健土健民」の理念は脈々と受け継がれ、現在も同大では、一人一人の個性を磨き、身に付けた知識や技術を社会で生かす力を育む「実学教育」を行っている。

「食Pro.」育成プログラムのパンフレットは、酪農学園大学のホームページからダウンロードすることができる。

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