Skip to main content
2025年8月28日12時04分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム
闇から光へ

闇から光へ~的外れからの解放~(6)佐伯玲子

2016年5月9日06時54分 コラムニスト : 佐伯玲子
  • ツイート
印刷
関連タグ:佐伯玲子

前回までは、私が22年間洗脳され、全てを奪われた「墓信仰」の新興宗教Xがどんなものか?という実態をまず知っていただけたらと、主な内容をお話しさせていただきました。(詳しくは第1回から第4回をご覧ください)

今回からは何回かに分け、私が芸能の世界へ入るきっかけとなったエピソードや、新興宗教Xに出会い、洗脳されていくまでをお話ししていきたいと思います。

私は、四国は香川県さぬき市にある、志度(しど)という、小さな寺町で生まれました。四国といえば、八十八ヶ所霊場巡りが有名ですが、私の旧家の近くには、その86番札所である、志度寺があり、毎日のように白装束のお遍路さんが行き交っておりました。

私の通っていた保育園も寺が経営していたため、毎日境内の中を抜けて通っておりました。おかっぱ頭のやんちゃっ子で、毎日の行き帰り、幾つもある御堂をのぞいて回ったり、「お亀さん掘り」という池に亀をのぞきに行ったりと、道草ばかりしては、祖母や母からよく、「言うこと聞かんと仁王門(におうもん)さんに入れるで~!」と、怒られたものです。

何かやらかすたび、寺の正門の左右にそびえ立つ、大きな仁王像のある囲いの中へ入れ、性根を叩き直す!とよく脅かされたものです。「悪い事をしたら神様はバチをあてる! だから怒らせると怖い!」という考えを、幼い頃から植え付けられていたので、「神様は怖い」という印象を強く感じておりました。

今は、神様は怒るに遅く、許すに早いお方で、悔い改めれば、犯した罪さえ忘れてくださる“愛”のお方だと分かっていますから、神様との交わりは、私が最も癒やされるときであります。「わたし、このわたしは、わたし自身のためにあなたのそむきの罪をぬぐい去り、もうあなたの罪を思い出さない」(イザヤ43:25)

そして、家に帰れば大きな白木の仏壇があり、その上には神棚という、典型的な日本独特の「ミックス信仰」の家庭でした。先祖供養は寺へ、商売繁盛・合格祈願は神社へ、といったノリです。

生まれて100日目にお宮参り、結婚はチャペル、死んだら坊さんのお経、正月は神社に初詣、盆踊りにみこし担ぎ、ハッピーハロウィン、メリークリスマス!!・・・と、信仰というより、人生や季節のイベントとして、生活にさまざまな宗教宗派を取り入れる。クリスチャンになる前は、全く気にもしていませんでした。

私が4歳の時だったと思いますが、父の仕事の関係で、一家(両親と母方の祖母と私)で愛知県に引っ越しました。父の実家は、小さな飲料水工場を営んでいたのですが、コカ・コーラなどの大手参入に伴い、工場を閉鎖。

その後間もなく、トヨタ自動車社員全国一斉募集があり、それに父が応募。かなりの倍率だったにもかかわらず、見事採用され、“車のまち”豊田市に移り住んだのです。

その頃からでしょうか・・・典型的なテレビっ子の私は、よくアニメの主題歌を無意識にモノマネしながら歌うようになっていました。私の場合、元気に上手に歌いたいという思いより、いかにその歌声に似せて歌えるか!ということに強いこだわりを持っていました。

フジテレビ系列で放送していた、日曜日のゴールデンアニメタイム 、「いなかっぺ大将」や「ハクション大魔王」「アタックNo. 1」に「ムーミン」などの主題歌をはじめ、後に「キャンディ・キャンディ」「エースをねらえ!」などなど、当時の一連のアニメ・ソングは、大体モノマネで歌っておりました。

もちろん、キャラクターも一通りまねをし、1人何役にも扮しては、物語を語っておりました。人前で披露したり、1人で部屋で演じたり、とにかく至る所で“モノマネ劇場”を展開することを得意としておりました。

と言っても子どもなんで、“それなり”ではありましたが(笑)。この“ものまね癖”が大人になっても続き、気付けば仕事(ものまね芸人)になっていた次第です(笑)。

豊田に引っ越し、「うどんの讃岐っ子」から「きしめんの三河っ子」に変貌した私でしたが、「仏教家庭」であったことは変わらずで、命日やお彼岸、お盆の時には「尼さん」(なぜか、お坊さんではなく)に来てもらい、供養のためのお経を上げてもらっていました。

イエス様とは全く無縁な生活を送っておりましたが、そんな中においても、神様はちゃんと私に「種」をまいてくださっていたのです。それは、1冊の絵本と日曜学校の存在でした。(つづく)

<<前回へ     次回へ>>

◇

佐伯玲子

佐伯玲子

(さえき・れいこ)

愛知県豊田市出身。名古屋造形芸術短期大学造形芸術科プロダクトデザインコース卒業後、役者を目指し上京。幼少より得意だった物まねを生かし、ホリプロお笑い部門第1期生として、バラエティーやドラマ、舞台などで活動。結婚後は、プレイヤーの他、脚本、演出、プロデュースといった制作活動を行う。26歳の時に出会ったカルトの洗脳により、離婚、度重なる病やけがで、生命危機一髪の2012年秋、イエス・キリストに出会い、22年間に及ぶカルト洗脳から救われる。2015年春より、神様から賛美を使って歌って踊るエクササイズ「賛美クス」を与えられ、フィットネスを通した伝道を行っている。教会はもちろん、ノンクリスチャンの人たちに、賛美の「力」と「神様に感謝をささげることの喜び」を、ステージパフォーマンスやレッスンを通して発信している。「主イエスの恵み教会」所属。

■ B.B Wonderland公式サイト

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:佐伯玲子
  • ツイート

関連記事

  • イエス・キリストに出会い洗脳から解放 元ものまね芸人の佐伯玲子さん、今夜TV出演!(動画あり)

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(5)佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(4)佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(3)佐伯玲子

  • 闇から光へ~的外れからの解放~(2)佐伯玲子

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(後半)救いの計画 三谷和司

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(11)「苦しみ」が始まるまでの経緯(前半)悪魔の起源 三谷和司

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 21世紀の神学(30)伊藤貫氏が提唱する古典教育とセオセントリズムの復権 山崎純二

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • ワールドミッションレポート(8月22日):コンゴのレンドゥ族のために祈ろう

  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(10)抗黙示思想 臼田宣弘

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • 米カトリック教会で銃乱射事件 ミサ参加中の付属学校の子どもら2人死亡、17人負傷

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 「信教の自由を脅かす」 旧統一協会の解散命令巡り特別集会、西岡力氏らが登壇

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.