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【証し】 経済学博士・韓東勲(Dong-Hoon Han)氏の証し (1)

2008年2月24日03時06分
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1.熱烈な韓国仏教徒の家系



 私の両親の家系はそれぞれ熱烈な韓国の仏教徒です。父はすでに他界していますが、国会議員をしていた頃、釈迦の誕生日を国民の祝日とする運動の先頭に立って、法案を作って国会を通してしまったほどです。父のおかげで、釈迦の誕生日が国民の祝日として定められました。母の熱心さは、韓国全土に10箇所以上のお寺を作って捧げたほどでした。



 私は幼い頃から毎日仏壇に向かって念仏を唱え読経する習慣を身につけさせられ、熱心な仏教徒として育ちました。韓国の仏教大学付属中学校の頃は全国の仏教徒学生代表として韓国最大の寺院で大勢の僧侶・信徒の前で演説しました。



 「私の将来の希望は韓国の大統領になることです!私の父は国会議員になって、お釈迦さまの誕生日を国民の祝日にしました。私は大統領になり、仏教を韓国の国教にする法律を作って、この国を仏教国にしたいのです!」。私が力強くこう宣言すると、寺院が割れるような拍手・喝采が起こりました。



2.日本への留学



 高校を卒業すると、かつて父が留学した日本の早稲田大学に私も留学しました。父の留学時代の学友だった竹下登首相(当時大蔵大臣)が私の保証人になってくれました。早大で国際経済を学び、拓殖大学の大学院に進学し経済学博士の学位をもらいました。日本には合計約10年滞在しました。



 早大留学中に韓国人留学生の仲間に誘われ、東京の信濃町にあるキリスト教会に何度か出席しました。熱烈な仏教徒であった私はキリスト教に猛烈に反発していましたが、強引に連れて行かれたのです。孤独になりがちの留学生にとっては、同じ国から来た仲間は一番大切です。断りきれずに我慢して礼拝に出ました。教会に行くと礼拝の後で、牧師や伝道師たちから執拗に伝道されました。



 当然のことながら、私は邪教には絶対に耳を貸さず、がんとしてキリスト教を拒絶しました。しかし、仏教のお寺と違って、教会はとても明るい雰囲気で、クリスチャンたちが生き生きとしている姿を見て、内心うらやましく思いました。



3.結婚と宗教戦争



 そのうち日本人の女性との結婚ばなしが持ち上がりました。これを知った両親が心配して、強制的に韓国の由緒ある家系の娘とお見合いさせられ、その女性と結婚することになりました。実は、私の妻になった女性はクリスチャンだったのです。両親は息子の良縁のために、信心よりも彼女の家柄を尊重してくれたのだと思います。私は教会に行ったことがあったので、彼女がクリスチャンであることにそれほど違和感はありませんでした。



 ところが、結婚したとたんに家庭で宗教戦争が始まりました。妻はどうしても日曜日には教会に行きたいと言い、私は仏教の家系だから絶対に教会に行ってはいけないと言い張り、毎日のように激しい口論が絶えませんでした。戦争は6ヶ月続きましたが、結局私が降参しました。「このままでは学業もだめになってしまうのではないか」と恐れたからです。



 「しかたがない、あなたがそれほど言うなら教会に行ってもよい。しかし、絶対に私を教会に誘ったり、私にキリスト教を押し付けてはいけない。お互いに信教の自由を尊重しなければならない」と、妻が教会に行くことを許したのです。



 喜んで教会に行くようになると、妻は非常に元気になってきました。そして今度は我が家で区域礼拝(近所の人たちを招いて家庭で礼拝すること)をさせてくれとせがみます。私はもちろん反対しましたが、あまりにもしつこくせがむのでやむをえず、「あなたの自分の部屋でやるならよい。私の部屋には絶対入ってくるな」という条件で許可せざるを得ませんでした。



 勢いづいた妻は、彼女の部屋で区域礼拝を始めました。あれほど禁止したのに、仲間たちが私の部屋に入ってきて、「ご主人も一緒に礼拝しましょうよ。楽しいですよ」と誘うのです。私は断固として断りました。



 礼拝が終わると、妻を含めてみんなで食事会をするために外に出かけていったこともありました。ある日、なんとなく妻の部屋に入ってみました。部屋の中には、木の十字架とイエスの写真が飾ってありましたが、イエスさまの顔を見たとたん、急にものすごく恐ろしくなって部屋から出てしまいました。



 その怖さはずっとつづいて、その晩から私は40度を越える高熱にうなされるようになりました。3日3晩、ほとんど意識不明の状態で寝たきりになりました。



4.地獄と天国を体験する



 高熱に苦しみながら、私は暗黒の世界に落ちていきました。落ちれば落ちるほど世界が熱くなってきました。そこは耐えられないような悪臭に満ちていました。私はそこが地獄であることがわかりました。「熱いよう!」「苦しいよう!」。大勢の人々が暗闇の世界で灼熱の業火に焼かれ、断末魔の苦しみの叫びをしていました。火は燃えさかって高熱になればなるほど黒くなることがわかりました。



 あまりの熱さと苦しさに思わず私は、「イエスさま、もしあなたが本当におられるなら、どうぞこの私をこの地獄の業火の苦しみから救ってください!」と心の底から大声で叫びました。間もなく、私はあっという間に地獄から引き上げられ、すばらしく美しい花園の丘のような明るい世界に立っていました。なんとも言えないいい匂いが漂っています。心がなごみ、力が湧いてくるような音楽が聞こえます。そこが天国だとすぐにわかりました。もはや二度と地上に戻りたくありませんでした。



 そこには白い家が一軒建っていて、白い服を着た子どもたちが走り回って遊んでいました。「ここはどこなの?」と私が聞くと、子どもたちから「ここはゴルゴダの丘だよ」と言われました。すると急に、「あっ、先生が来たよ!」と言いながら、彼らはその人に向かって走っていきました。なんと、イエスさまがこちらに歩いて来られたのです。こうして私は天国でイエスさまに会ったのです。イエスさまはあまりにも神々しくて、そのお顔をまじまじとは見ることができませんでした。私は偶像礼拝をしてきた罪や教会を迫害してきた罪をイエスさまに告白して悔い改めました。イエスさまは、即座に私のすべての罪を赦してくださいました。



 その瞬間、私は意識を回復し目が覚めたのです。意識不明だった私が突然目を覚ましたので、看病していた妻はびっくりしていました。やがて平熱に戻り、「私は地獄と天国に行って来た。天国でイエスさまに会って来た。教会に行って、すぐに洗礼を受けたい!」と言ったら、もっと驚いていました。



 洗礼を受けてクリスチャンになった私は、熱心に教会で奉仕をし、人々にイエス・キリストの福音を伝えるようになりました。



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