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ジャマイカの牧師、引退に涙 数十年にわたる「奇跡的な」働きの末

2016年2月5日23時13分 翻訳者 : 木下優紀
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ジャマイカの牧師、引退に涙 数十年にわたる「奇跡的な」働きの末+
教会が放火され全焼した翌年の2011年、洗礼式を執り行うジョージ・シンプソン牧師(写真:タウンヘッド・バプテスト教会のフェイスブック)

ジャマイカで最も人気のある牧師の一人が、類いまれな、そして奇跡的ですらあった働きの末、72歳で引退した。彼と教会は地震、放火、また彼自身の命を狙う者からも生き延びた。

自身に対する賛辞と、50年近い年月の間に彼と教会がいかに霊的な戦いと、それほど霊的でない戦いをくぐり抜け、希望のある平和的な引退を迎えたか、その経緯の紹介を聞いた後、ジョージ・シンプソン牧師は泣き出した。

46年前に按手を受けたシンプソン氏は、1980年、カリブ諸島の平和で普段は落ち着いている町セント・ジェームズにあるマウント・キャリー・バプテスト教会の牧師として着任した。200年の歴史を持つ教会は、1957年の地震で大被害を受けた後、再建されていた。また、増え続ける会衆は、頻発する不法侵入や強盗の被害の中でも信仰を守り続けた。

破滅的な被害は、2006年、オルガニストのデルロイ・レイドさんが24歳の若さで殺害されたことだった。レイドさんは、当時ジャマイカで人気を博し、大成功したミュージシャンでもあった。そのわずか2年後、シンプソン氏自身の命を狙う事件があった。そして10年には、放火により教会が全焼した。

ニュースサイト「ジャマイカ・オブザーバー」の報道によると、結婚して45年になる妻ジョアンさんと共に着席したシンプソン氏は、パトリシア・パーマー執事が牧師館のベランダで起きたシンプソン氏の殺害未遂事件について語り始めるまでは、静かに座っていたという。そしてその時、シンプソン氏は泣いた。

ジャマイカの牧師、引退に涙 数十年にわたる「奇跡的な」働きの末
ジョージ・シンプソン氏(左)のための感謝礼拝(写真:ジャマイカバプテスト連合宣教局)

「2008年という年は、あなたが牧師館で重傷を負った、逆境、痛み、絶望の年でした。回復への道は長く、くじけそうになりましたが、手術と痛みを通してあなたは赦(ゆる)しを見せ、キリストを通して逆境を跳ね返すことができました」とパーマー執事はすし詰めの会堂で語った。

シンプソン氏は襲撃犯全員を赦し、中には既に死亡した者もいる。犯人は彼の顔、腹部、胸部を銃で撃った。シンプソン氏が「イエスの血!イエスの血!」と叫ぶ中、犯人はさらに彼の手、足、腹部をナイフで刺した。シンプソン氏は複数の手術に苦しんだ。牧会に復帰する2年前には、地域住民が「ジャマイカ・オブザーバー」に対し、「奇跡的な回復」と語った。

ジャマイカバプテスト連合の代表カール・ジョンソン氏は、シンプソン氏が「良い時も悪い時も、晴れの日も雨の日も天職に忠実でした」と語った。さらに、「シンプソン氏はその確信において、言行一致の人物です。廊下と役員室のどちらで話を聞いても同じことを語り、静かな一角で明かした観点を公開討論でも語っていました」と述べた。

放火された当時、シンプソン氏はニュースサイト「ジャマイカ・グリーナー」の取材に対し、「地域に2世紀の間も仕えてきた会衆の働きに対する、一連の悪魔の攻撃の最新版」と表現した。

「悪魔は教会員を容赦なく脅かすため、盗んだり、傷つけたり、実によく働いています。しかし、勝利は私たちの贖(あがな)いの神の手にいまだあり、神の教会は最終的には勝利します」とシンプソン氏。

「教会は焼かれましたが、教会は生きているということをはっきり言わせてください。ジャマイカのキリスト教会、特にバプテスト派は、奴隷化やギャンブルによる危機など、あらゆるところでの悪の軍勢に対する戦いに生き残ってきた伝統に深く根差しています。そのことを、悪の軍勢以外の誰もが忘れるべきではありません。間違いを犯してはなりません。マウント・キャリー・バプテスト教会はいつか再び礼拝堂を再建するでしょう。そしてそれほど長く待つことなく、『神の宮』と呼ばれるにふさわしい建築をがれきの跡に建てるでしょう。私たちが直面している困難は、主の力によって前進する決心を信者の共同体から奪うことはありません。私たちは、『キリストによって、私たちはできる』ことを知っています」

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
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