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婚姻法見直し 神と宗教を民事婚に取り入れることが可能に 英国

2015年12月23日23時58分 翻訳者 : 木下優紀
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関連タグ:イギリス
婚姻法見直し 神と宗教を民事婚に取り入れることが可能に 英国+
(写真:Kumon)

英国法務省の法律委員会は17日、婚姻法の見直しに関する報告書を発表し、宗教書の朗読、聖歌、瞑想と詩が、初めて民事婚(教会ではなく、事務官の前で行う婚姻のセレモニー)に含まれる可能性があることを明らかにした。

ヒューマニスト(人間主義者)や英国国教会以外の婚姻も、民事婚でのセレモニーなしで認可されるとみられる。他の信仰を持つ人々も、これまでで初めて民事婚の中で宗教書の朗読をすることができるようになるだろう。

報告書によると、現在の手続きと成約によって、結婚することができないカップルがいる。最近あるカップルは、民事婚の中で「病む時も、健やかな時も」という節があまりにも宗教的過ぎるので使用できないと告げられた。

法律委員会の報告書は、現在の法律が19世紀の遺物で、今日の多文化社会にはふさわしくないとしている。民事婚のセレモニーを執り行うライセンスは、特定の建物と結び付いている。英国国教会は、他の信仰や民事婚とは異なる独自のルールを持っている。

ヒューマニストは、そのセレモニーが現在では法的に認められておらず、民事婚をしなければならないことに不満を持っているグループの一つだ。英国の夫婦の中には、法律の複雑さを理解していない者もいる。彼らは宗教的なセレモニーを持つことで法的にも結婚したと信じており、民事婚を行うことで保障される庇護(ひご)が欠如していることに、離婚するまで気付かない。

法律委員会のニコラス・ホプキンス氏は、「英国の法律婚は時代遅れで矛盾をはらみ、過度の制約があります。私たちの現代社会では、カップルに対し、広い選択肢と確実性を持つ明確なルールの枠組みが必要で、偽装結婚や強制結婚などの人権侵害からの庇護も必要です」と語った。

報告書には、「法を改正する必要があるとの認識は、長い間存在していました。現在には、その必要はますます大きくなっています。社会は1836年当時の立法者たちが想像もできないほど大きく変わり、法の枠組みは文化的、民族的に多様化した社会の必要に、もはやかなっていません。改正に次ぐ改正によって、婚姻のプロセスの全ての段階がより複雑になりました。婚姻が何によって成立し、どのような形式を満たさなければならないかという理解を、人口の大多数が持っているという確証は、もはや持つことができません」と書かれている。

この変更によって、特に英国国教会で礼拝を守っている同性愛のカップルで、聖公会系の教会や他の信仰による宗教的な婚姻を求めている人々の問題が解決されるだろう。

というのは、英国国教会はその施設で同性婚の結婚式を執り行うことを禁じており、そのためアングリカン・コミュニオンの教会に通い結婚を望む同性愛のカップルにとって、神への言及や宗教的な要素の全くない民事婚のセレモニー以外に選択肢がなかった。

この改正の後、同性愛のカップルのみならず全てのカップルが、海岸や庭園、歴史的な建築などの美しくロマンチックな環境で、史上初めてセレモニーの中に宗教書の朗読を入れることができるようになる。

民事婚によって、法的にだけではなく、「神の目においても」結婚できるようになれば、同性愛者との平等を支持する若い異性愛のカップルも、教会での結婚式を避けるようになるかもしれない。

※ この記事は、英国クリスチャントゥデイの記事を日本向けに翻訳・編集したものです。一部、加筆・省略など、変更している部分があります。
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