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ささきみつおの「ドント・ウォリー!」(36)…アンチ・エイジングのすすめ

2007年11月30日19時38分
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佐々木弁護士+
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 『どんなことにもくよくよするな!』(イーグレープ出版)の著者、佐々木満男弁護士のコラムを連載します。ラジオ大阪で現在放送中の人気番組「ささきみつおのドント・ウォリー!」(放送時間:毎週土曜日朝11:45〜、インターネットhttp://vip-hour.jp/で24時間無料配信中)でこれまでに放送された内容を振り返ります。「ミスター・ドント・ウォリー」こと佐々木弁護士が、ユニークな視点から人生のさまざまな問題解決のヒントを語ります。(Amazon:どんなことにもくよくよするな!)




◇



 あなたは、「早く年を取りたい」と思いますか、それとも「いつまでも若々しくありたい」と思っていますか。「早く大人になって自由に生きたい」と、子供の頃は思うことがあるかも知れませんね。でも、「いつまでも若々しく元気でいたい」というのが、ほとんどの大人の思いではないでしょうか。



 「若さを保つこと」を、英語で「アンチ・エイジング」と言うようですね。「アンチ・エイジング」とは、「年を取らない」、「いつまでも若々しさを失わない」という意味です。



 「人間誰しも年を取るものだ。みんな年相応に生きればいいんだ」と言い切る人もいます。私の知り合いの中にも、定年で会社を辞めた後、地域のボランティア活動に顔を出し、自宅の庭いじりやつぼ造りに勢を出している人がいます。家でテレビを見て、あきるとパチンコ屋に行って、パチンコに疲れると図書館で本屋や雑誌を読むという日々を過している方もいます。それはそれで、自然の流れに逆らわないすばらしい生活だと思います。



 日本には「60才還暦」という人生の大きな節目があります。「60才定年退職で還暦を過ぎると完全な老人だ」と見なされる否定的・消極的な社会的風潮がありますね。いや応なしに第二の人生に突入させられるのです。



 数年前に還暦を過ぎましたが、私も60才になる前はいやな気分でした。自分はまだまだ若いつもりでも、年齢によって強制的に老人・高齢者グループの仲間入りをさせられてしまう。いったいどうなってしまうんだろうか?「あとはお墓に入るのを待つばかりか。いやだなー」と思っていました。ついに60才の誕生日が来て、仲間の皆さんが私の還暦を祝う会をやってくれました。いやいやパーティに出席しましたが、終わってホッとしました。



 「なんだ昨日とぜんぜん変わらないじゃないか」と正直思いましたね。弁護士ですので、60才定年退職という大きな生活の変化がなかったこともありますが。その晩私は寝ながら過ぎ去った60年を想い出してみました。「あんなことがあった」「こんなことをした」と、とりとめもなく自分の過去を振り返ってみたのです。



 そのうち、ふと考えたんですね。「自分の過去にはいろいろなことがあったが、それらはすべて新しい人生の準備期間だったのではないだろうか」「過去の60年間は準備期間で、これから自分の本当の人生が始まるのではないだろうか」「墓場へ行く第二の人生が始まるのではなく、これから自分の新しい人生が始まるんだ」。本気でそう思ったんですね。すごくうれしくなって、明るい希望とすごいやる気が湧いてきました。「あれもやりたい、これもやりたい」と、少年のように胸がふくらんできたのです。



 その考えは現実になってきました。このところ、ラジオやテレビにレギュラーで出演したり、「相田みつお」さんにチャレンジして「ささきみつお」の書画を制作したり、すばらしい人たちとの新しい出会いをしたり、雑誌や新聞に記事を連載したり、いろいろなビジネスの案件にかかわったり、海外を含む各地で講演したりしています。以前よりもはるかに幅広く、有意義で、活動的な生活になってきたのです。



 こんなに自由で楽しく生きられるなんて、まるで学生時代に戻ったような気持ちです。よく考えてみると、学生の頃の方が精神的には老けていたように思うんですね。「学生は自由だ」と言っても、授業に出席しなくてはならない、試験を受けなければならない、論文を提出しなければならない、就職先を見つけなければならない。お金はないし、心の余裕もあまりない。「日本の社会は一体どうなるんだろうか」、「自分の将来はどうなるんだろうか」。そんな風にさまざまな義務や不安にしばられていたと思うのです。



 ところが今や、過去60年の準備の蓄積があるのですから、自信を持って自由に各方面で有意義な活動ができるんですね。これが本当の意味での「若々しさ」ではないかと思います。



 スポーツ選手が疲労回復に使っている「酸素バー」に入ったり、ご婦人たちが「美容エステ」に通うことも、「アンチ・エイジング」の役には立ちますが、それよりも、「今日これから私の人生が新しく始まるのだ。昨日までは準備期間だったのだ」と、毎日考え直すようにした方がはるかに効果がありますよ。



 聖書には、「主を待ち望む者は、わしのように若返って新しくなる」と書かれています。「神を信頼して生きる者は、ますます若々しくなっていく」ということですね。わしは毎年一回羽が全部抜け変わって全く新しくなるそうですね。人間も11ヶ月毎に脳細胞を除く身体の全ての細胞が新しく作り変えられているそうです。同じように、あなたは毎日自分の考え方を新しく造り変えることができるのです。



 「考え方を毎日新しくして生ること」。これが「アンチ・エイジング」の本当の秘訣ですね。




◇




 佐々木満男(ささき・みつお):国際弁護士。宇宙開発、M&A、特許紛争、独禁法事件などなどさまざまな国際的ビジネスにかかわる法律問題に取り組む。また、顧問会社・顧問団体の役員を兼任する。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。

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