Skip to main content
2025年8月26日14時52分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

「気候正義」の巡礼者たち、今年末にパリで開催のCOP21へ影響を及ぼすことを計画

2015年1月29日13時48分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:気候変動世界教会協議会(WCC)
「気候正義」の巡礼者たち、パリで開催のCOP21へ影響を及ぼすことを計画+
(写真:世界教会協議会)

世界のさまざまな地域で、何千人もの人々が徒歩または自転車で、「気候正義(climate justice)」の巡礼を始めようと計画している。世界教会協議会(WCC)が23日に公式サイトで伝えた。WCCは、20年以上にわたって神の造られた世界を大切にすべく、気候変動の被害を受けている人たちと、それを引き起こしている人たちの間に、正義が行われるよう求めてきた。

これらの信心深い巡礼者たちは、自らの信仰に根ざし、今年末にパリで開かれる予定の国連気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で気候に関する法的拘束力のある普遍的な合意を生み出すよう、世界の指導者たちに強く求めつつ、気候変動の影響を受けている人たちとの連帯を表したいとしている。

これらの巡礼者たちは、そのほとんどが欧州とアフリカの出身だが、WCCのメンバーを代表するキリスト教団体によって動員されている。ある人たちは自らの旅をパリで終え、今年11月30日から12月11日まで開かれる予定のCOP21で、信仰に基づいて行動する他の人たちと声を合わせるという。

「パリは私たちの気候正義の巡礼における一里塚だ」と、WCC被造世界への配慮と気候正義プログラム部長のグイレルモ・ケルバー博士は述べた。「だが、パリは目的地ではない。気候に関する対話に道義的な羅針盤をもたらすよう期待されている信仰者として、私たちは2016年とそれ以降のための方策を立てる必要がある」と言う。

ケルバー博士は、エキュメニカル組織のためにスイス・ジュネーブで22日に開かれたCOP21準備会議で発言していた。「正義と平和の巡礼」という概念は、WCC第10回総会(2013年)で推進された展望であり、気候正義はこの展望の重要な要素である。

コンスタンディヌーポリ総主教バルソロメオス1世や、ローマ・カトリック教会の教皇フランシスコといった宗教指導者たちによる気候正義の呼び掛けに従い、WCCはパリで公平かつ野心的で法的拘束力のある条約を要求しようと、宗教界からの力強い声をもたらすことを計画していると、ケルバー博士は語った。

アフリカでは、気候変動の影響について意識を高めるべく、「気候正義の巡礼」が、徒歩や自転車で国境を越えて行なわれようと計画されている。WCCの協力団体であるACTアライアンスのパトリシア・アクロ氏は、気候正義のためにアフリカに焦点を当てて、COP21の頃に実行する自らの団体の運動についての情報を伝えた。アクロ氏は、とりわけ南アフリカとウガンダそしてブルンジの国境を越えた後、これらの巡礼者たちの最終目的地はナイロビになるだろうと語った。

この運動への賛同が期待されている著名人には、デズモンド・ツツ大主教やケニアのウフル・ケニヤッタ大統領らがおり、その他にもスポーツや文化、音楽の分野の人たちもいる。

「COP21への巡礼は、人々と地球のための、正義と平和の巡礼の一つだ」と、「気候正義のために今こそ行動を(Act Now for Climate Justice)」運動のために活動しているイザヤ・トロイティッチ氏は語った。「信仰者として私たちはパリで声を一つに合わせて発言し、気候変動の影響を受けている人たちとの連帯を示すことを望んでいる」と、トロイティッチさんは語った。

ドイツのキリスト教開発救援団体である「ブレッド・フォー・ザ・ワールド」のトマス・ヒルシュ氏は、信仰者として「私たちは気候正義を求める私たちの取り組みと願いを通じて、COP21でそれらを聞いてもらえるように、自らの多様性の中で一致団結している」と述べた。教会やエキュメニカル組織、そしてその信仰のパートナーたちからの発案を、ヒルシュ氏は「動機付け」と呼んでいる。しかし、「もしCOP21が実現できなければ、これらの取り組みの勢いは下降しかねない」とヒルシュ氏は語った。

ジュネーブで22日に開かれたCOP21準備会議に参加した組織は次の通り。

ACTアライアンス、欧州教会協議会、ノルウェー教会救援、MISEREOR(ミゼリオ)、緑の巡礼ネットワーク、ブレッド・フォー・ザ・ワールド、ルーテル世界連盟(LWF)、クリスチャンエイド、スクール・カトリック、CIDSE(開発と連帯のための国際協力)、CCFD-Terre Solidaire。

関連タグ:気候変動世界教会協議会(WCC)
  • ツイート

関連記事

  • WCCが気候変動問題で正義に焦点 ACTアライアンスは国連会議を批判

  • 「気候変動の補償を貧しい国に」 南インドの聖公会主教

  • ペルー:国連気候会議で断食し祈るクリスチャンたち

  • 海の中に立って祈り 海面上昇に脆弱な人々のために世界的な連帯を

  • 世界教会協議会スタッフのグイレルモ・ケルバー博士、レントで「気候に関する正義へ改心を」

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • ワールドミッションレポート(8月26日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(1)

  • 誇り高き勇士 穂森幸一

  • 私の名を使って(その2) マルコ福音書9章38~41節

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • ワールドミッションレポート(8月25日):ザンビアのレンジェ族のために祈ろう

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.