Skip to main content
2025年6月14日18時48分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 社会

矯風会元会長の高橋喜久江さん、北星学園大学の決定を評価

2015年1月7日17時13分 記者 : 行本尚史
  • ツイート
印刷
関連タグ:日本キリスト教婦人矯風会北星学園大学慰安婦
矯風会元会長の高橋喜久江さん、北星学園大学の決定を評価+
インタビューに応える高橋喜久江さん

日本キリスト教婦人矯風会(東京都新宿区)性・人権部門長で同元会長の高橋喜久江さんが本紙とのインタビューに応え、キリスト教主義の北星学園大学(北海道札幌市)が昨年12月17日に元朝日新聞記者で同大非常勤講師の植村隆氏との2015年度の講師契約を更新すると発表したことについて、「これを出されてよかったと思う。これでこそ北星学園(としての)大きな道だと思います」と評価した。

同会は昨年11月、同大に対し、平和を脅かす言動に屈することなく大学の自治、言論、学問の自由を堅く守ることを要望する書簡を送付したと発表。高橋さんは、同会の川野安子理事長との連名でこれに署名していた。「この書簡(の宛名)に『学生の皆様』と付け加えたのは私なんです」と、1933年生まれの高橋さんは語った。

同大には、植村氏が朝日新聞の記者時代に書いた慰安婦問題に関する記事は捏造(ねつぞう)だなどとして、植村氏の講師採用に対して抗議や脅迫が寄せられていた。一方、植村氏自身は『文藝春秋』(2015年新年特大号)で「慰安婦問題『捏造記者』と呼ばれて」という反論の手記を記している。

また、植村氏は昨年12月21日付の韓国のハンキョレ新聞とのインタビュー記事で、「私が書いた慰安婦記事はねつ造ではない・・・右翼の脅しには屈しない」などと語っている。

『売買春問題にとりくむ 性搾取と日本社会』(2004年、明石書店)の著書がある高橋さんは、「日本社会は男尊女卑で、官尊民卑だと思う」と語った。慰安婦の問題でもそうだという。同書の2章「慰安婦問題と人権 アジアとの連帯のために」で、高橋さんは1990年代に自らが慰安婦問題に取り組んでいたときのことを記している。

『日本キリスト教婦人矯風会 年表<一八八六年〜二〇〇六年>』には、1990年12月、「韓国挺身隊問題対策協議会に協力、資料情報送付。尹貞玉挺対協共同代表を迎え集会開催、来日活動に協力」と記されている。

「日本をひっくり返したい」と高橋さんは、昨年12月の衆議院選挙の結果に触れて語った。「政治を動かすのは主権者であり市民。同じ敗戦国のドイツに比べて、日本はだらしない」と厳しい。

「日本の政治動向に落胆するけれども」とがっかりした表情で語りながらも、北星学園大学の決定は「勝利」であり、「私たちも一生懸命したことの一つ」と振り返った。

高橋さんは慰安婦問題について、日本政府は「(慰安婦にされた)個々の女の人たちに謝ることと補償を」と訴えた。また、「日本キリスト教会の渡辺信夫(牧師)夫妻の取り組みは素晴らしい」と述べ、台湾の元慰安婦たちを支援してきた同夫妻の働きを称えた。

高橋さんは1957年に矯風会に就職し、73年発足の売春問題ととりくむ会事務局長を兼務。現在も売買春問題ととりくむ会事務局長を務めている。早くから慰安婦問題に国際的に取り組み、2004年5月まで矯風会会長を務めた。現在は同会会員であると同時に、社会福祉法人慈愛会理事長も務めている。

売買春問題ととりくむ会は、衆参両院議長に対する「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案の早期成立を求める請願書」を作成し、署名者を募っている。

「売買春問題ととりくむ会ニュース」(2014年11月12日号)によると、高橋さんは外務省が昨年6月に作成した女性と平和・安全保障に関する国連安保理決議1325号日本版行動計画について、「女性・平和・安全保障に関する行動計画パブリックコメント」を内閣府に提出したという。

その中で高橋さんは、「序文に日本軍『慰安婦』問題を取り上げるべきである」「日本として反省し、国際社会に恥ずかしくない態度を示さなくてはならない」などとした上で、「政府主導により、多くの主権者が納得する解決方法が早急にとられるよう、女性として行動する」と述べている。

なお、同じく北星学園大学を支援していた「負けるな北星!の会」(略称マケルナ会)は昨年12月18日、「北星学園大学が非常勤講師の雇用継続を決定したことについて」と題する声明を発表し、「不当かつ犯罪的な要求・攻撃に屈することなく、このような英断を下された北星学園大学学長ほか、関係者の皆様へ深く敬意を表します」などと述べている。

関連タグ:日本キリスト教婦人矯風会北星学園大学慰安婦
  • ツイート

関連記事

  • 矯風会、北星学園大学に要望書 「屈することなく自治、言論、学問の自由守って」

  • 北星学園大、元朝日記者の講師と契約更新へ 「暴力と脅迫を許さない動きが抑止力に」

  • 北星学園大学、抗議・脅迫への対応を説明 元朝日記者の講師採用で

  • テレビドラマだけでは分からない 矯風会の『婦人新報』が伝える村岡花子さんの世界

  • 明学大で映画『蘆葦の歌』上映 台湾の日本軍「慰安婦」被害者たちの回復への道のりを描く

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • トラウマからの解放と癒やし 菅野直基

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • ワールドミッションレポート(6月11日):キリスト教信仰が最も急速に成長している国々

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(230)聖書と考える「あなたを奪ったその日から」

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.