Skip to main content
2025年6月15日20時35分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 文化

ヴォーリズ没後50周年 近江八幡市で「ヴォーリズ・メモリアル」始まる 1カ月間イベントがめじろ押し

2014年10月7日14時08分 記者 : 土門稔
  • ツイート
印刷
関連タグ:ウィリアム・メレル・ヴォーリズ
ヴォーリズ没後50周年 近江八幡市で「ヴォーリズ・メモリアル」始まる 1カ月間イベントがめじろ押し+
W・M・ヴォーリズ(1880〜1964)

キリスト教の伝道者で建築士のW・M・ヴォーリズの没後50周年を記念したイベントが4日から、ヴォーリズゆかりの滋賀県近江八幡市で始まった。

ヴォーリズは日本各地で1500以上の建物を建設するなど建築家としても有名だが、そのほかにも伝道、医療、教育、製薬販売事業、音楽や詩作、国際交流など幅広い分野で実績を残した。記念イベント「ヴォーリズ・メモリアル」では、各分野の研究者やヴォーリズ夫妻と交流のあった人物の講演やコンサートなどが、1カ月にわたり行なわれる。また、市内にある普段は公開されていない20カ所以上のヴォーリズ建築も開放され、建物の中を見学することができる。

初日の4日は、500人以上の観光客が訪れ、建物散策やイベントを楽しんだ。東京や東北など遠方から訪れた人の姿も見られた。ヴォーリズの生涯を一日かけて学ぶ「ヴォーリズ・アカデミー」も開催され、約20人が参加し、夕方には修了証が手渡された。

1カ月にわたるヴォーリズ・メモリアルでは、日替わりで連日さまざまなイベントが開催される予定だ。

11日(土)には、写真家の桃井一至氏による「ヴォーリズが愛した近江八幡」と記念撮影会・フォトコンテストが行われ、18日(土)には、政治学者で聖学院大学学長の姜尚中(カン・サンジュン)氏による講演「いのち、平和、そしてヴォーリズ精神」が行なわれる。また、建築家の山形政昭氏による「ヴォーリズ建築の魅力」(8日・水)や、元同志社大学神学部教授の本井康博氏による「新島襄とヴォーリズ」(7日・火)、『ヴォーリズ満喜子の種まく日々』の著者で小説家の玉岡かおる氏による「ヴォーリズ満喜子そして神戸女学院」(12日・日)、滋賀YMCA前理事長の堀江宏氏による「YMCAとヴォーリズ」(9日・木)など、キリスト教や建築、YMCA、平和などの様々な切り口から、ヴォーリズの功績と魅力を語る講演会が行なわれる。

また合わせて、同志社大学グリークラブや神戸女学院大学コーラス部、関西学院大学新月会、ゴスペルシンガーの神山みさ、福原タカヨシによるコンサートなど、1カ月の期間中、様々なコンサートが行なわれる(講演、コンサートの詳細は、公式サイトのイベントスケジュールを参照)。

さらに、会場ではヴォーリズ建築9点をセットにした記念切手セットや、ヴォーリズのサイン入りメンターム薬用リップセットなど、会場でしか買うことができないメモリアルグッズ、漫画の伝記、書籍『神の国の種を蒔こう』(新教出版社)などが販売される。

W・M・ヴォーリズ(ウィリアム・メレル・ヴォーリズ、1880~1964)は、1880年に米カンザス州で生まれた。コロラド大学在学中にYMCAの世界大会に参加し、海外伝道を決意する。1905年に英語教師として来日、滋賀県立商業学校(現八幡商業高等学校)の教師に赴任する。

1908年にヴォーリズ建築事務所を開設。学校、教会、YMCA、病院、百貨店、住宅など多くの西洋建築の設計を手掛けた。その数は1500を超え、韓国など海外にも建築物は残っている。今年2014年には、神戸女学院大学の建物群が重要文化財に指定された。

また、1920年に設立した近江セールズ株式会社(現近江兄弟社)は、主製品の塗り薬「メンソレータム」を販売し、製薬会社としても知られるようになり、現在に至っている。近江兄弟社の名称は、マタイによる福音書12章50節「だれでも、わたしの天の父の御心を行なう人が、わたしの兄弟、姉妹、また母である」に由来している。

建築事務所や会社の利益などをもとに、熱心な伝道活動を行い、多くの伝道所や夜学、英語学校を設立した。さらに1918年に、結核療養所「近江療養院」を設立し、当時不治の病とされた結核患者の救済に当たるなど、医療・福祉の分野でも多くの足跡を残した。

1919年に子爵の一柳家の令嬢、一柳満喜子と自ら設計した明治学院チャペルで結婚。満喜子が地元の未就学児童を対象にして始めた施設「プレイグラウンド」が幼稚園になり、現在の近江兄弟学園へと発展した。

1958年には、近江八幡名誉市民第1号に選ばれる。1964年に近江八幡市の自邸で83歳で死去。公共事業や建築における活動の功績から正五位、勲三等瑞宝章を受賞した。妻満喜子は1969年に死去、従五位、勲四等が贈られた。

ヴォーリズ没後50周年 近江八幡市で「ヴォーリズメモリアル」始まる 1カ月間イベントがめじろおし
10月4日(土)から11月3日(月)まで1カ月にわたり様々なイベントが開催される。

■ W.M.ヴォーリズ没後50周年記念企画展「ヴォーリズ・メモリアル in 近江八幡」

主催:ヴォーリズ没後50年記念事業実行委員会
会場:近江八幡旧市街と安土のヴォーリズ建築(町中分散展示会場)
開催時間:午前9時~午後4時半(入館は午後4時、期間中無休)
入場料:一般1500円、団体券・大学生当日券1200円、市民協力券500円、高校生以下無料
問い合わせ:同実行委員会事務局
住所:〒523-0864 滋賀県近江八幡市為心町元9 白雲館内
電話:0748・36・7656 メール:[email protected]
公式サイト:http://www.vories.jp
公式フェイスブック:http//www.facebook.com/voriesmemorial
交通:JR大阪駅から約60分、京都駅から約30分。JR近江八幡駅からバスで10分。

関連タグ:ウィリアム・メレル・ヴォーリズ
  • ツイート

関連記事

  • ヴォーリズ召天50周年で書籍2冊出版 大阪では連続講座も

  • ヴォーリズ精神継承委員会 「土曜学校」開催へ

  • ヴォーリズ設計の六甲山荘 NPO団体が買い取り保存へ

  • ヴォーリズ記念病院解体に財団法人らが反発

  • 「ヴォーリズ来日100年記念絵画展」 近江兄弟社学園で

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • コヘレトの言葉(伝道者の書)を読む(5)時の賛歌 臼田宣弘

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(224)音楽が支える聖霊による祈り 広田信也

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • ワールドミッションレポート(6月15日):ベラルーシのために祈ろう

  • ワールドミッションレポート(6月14日):スイス 信仰で買ったトラクター、ローレン・カニングハムとYWAMに託された農場の奇跡

  • ワールドミッションレポート(6月12日):ベルギーのために祈ろう

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 花嫁(27)絶えず喜んでいなさい 星野ひかり

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • ウォルター・ブルッゲマン氏死去、92歳 現代米国を代表する旧約聖書学者

  • 戦時下でも福音は止まらない ウクライナの伝道者が欧州伝道会議で講演

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

  • 「ハーベスト・ジャパン2025」開催決定! “世界的な癒やしの器” ギエルモ・マルドナード牧師が来日

  • 『天国は、ほんとうにある』のコルトン君、臨死体験から22年後の今

  • 1990年代生まれのプログラマー、カトリック教会の聖人に

  • クリスチャンロックバンド「ニュースボーイズ」元ボーカルに性的暴行・薬物疑惑

  • 大統領選の結果受け韓国の主要キリスト教団体が相次いで声明、和解と相互尊重を訴え

  • 【ペンテコステメッセージ】約束の成就と聖霊の力―ペンテコステの恵みにあずかる 田頭真一

  • フランクリン・グラハム氏、ゼレンスキー大統領と面会 和平求め祈り

  • 淀橋教会、峯野龍弘主管牧師が引退し元老牧師に 新主管牧師は金聖燮副牧師

  • 「みにくいアヒルの子」など数々の童話生み出したアンデルセン自伝 『わが生涯の物語』

  • 米南部バプテスト連盟、同性婚、ポルノ、中絶薬の禁止を求める決議案を可決

編集部のおすすめ

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • イースターは「揺るぎない希望」 第62回首都圏イースターのつどい

  • 2026年に東京のスタジアムで伝道集会開催へ 「過去に見たことのないリバイバルを」

  • 「山田火砂子監督、さようなら」 教会でお別れの会、親交あった俳優らが思い出語る

  • 日本は性的人身取引が「野放し」 支援団体代表者らが院内集会で報告、法規制強化を要請

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.