Skip to main content
2025年8月27日15時52分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 論説・コラム
  3. コラム

争いや罪に巻き込まれない生き方 菅野直基牧師

2014年7月9日14時57分 コラムニスト : 菅野直基
  • ツイート
印刷
関連タグ:菅野直基
菅野直基+

朝5時過ぎに、すぐ近くで男性と女性が言い争う声が聞こえました。私は、「またいつものことだ!?」と思って、もうひと眠りしようかと思っていたら、妻が、「どうやら男性が女性に暴力をふるっているようだから助けてあげてほしい」と私を起こしにきました。

夜寝たのが遅かったので、寝ぼけながら、「僕を起こす時間があったら、警察を呼んだ方がいい!」といいましたが、「恐い!」というのです。しかし、他の人が警察を呼んだようで、すぐにパトカー3台、自転車3台で警官が飛んできました。

今から10年くらい前、自宅前に警察と救急、そして、報道陣まで集まってごった返したことがありました。息子が母親を殴り殺す事件が起こりました。新宿の街は、どんな人がいてもおかしくないし、何が起こってもおかしくない場所だと思います。

通常は、人がたくさんいるので、人目が光っているため、犯罪の抑止力はあると思います。しかし、私が「またいつものことだ!?」と思って、もうひと眠りしようとしたのは、深夜から早朝にかけて、男女のけんかの声がしょっちゅう聞こえるからです。

男女のけんかの原因の一つは、不適切な男女関係にあると思います。不倫、同棲、婚前交渉は、お互いを深く傷つけ合います。また、お酒を大量に飲むと理性が働かなくなり、心のままにけんかが起こります。多くは、女性が男性に「私を裏切ったわね!」「赦さない!」「あなたが憎い!」とわめいていますが、男性が女性にとなると、今回のように暴力が伴います。

不適切な男女関係を結ばなければ、多くの男女は傷つかないですみます。ただ、そういう歯止めが効かない時代ですが、聖書は数千年前からそのことを語っています。不適切な関係で結ばれていない男女は、まず争いにもなりません。

人が罪に陥り、争いや犯罪に巻き込まれる分かれ道は、だいたい次の3つです。

お金の誘惑
異性の誘惑
名誉の誘惑

お金の誘惑と聞いてすぐに思い浮かぶのは、最近では、前都知事の猪瀬氏、兵庫県議会議員の野々村氏、美濃加茂市長の藤井氏など、政治家の名前が浮かびますが、それだけお金には力があります。

日本には八百万の神々がいると言われますが、多くの人にとっての神は金ではないかと感じます。金は神ではなく、神と人とのために使う道具に過ぎません。金は愛すべきではなく、神と人を愛し、金は愛する存在のために使う。これがお金の正しい価値観です。

異性の誘惑と聞くと、多くは芸能人の名前がうかぶのではないかと思いますが、それは身近なところにもある誘惑です。誘惑に負けると、お互いの信頼関係が壊れ、社会的信頼も失墜し、家庭が壊れ、憎み合い、離婚につながっていきます。

しかし、異性の誘惑に負ける人があまりにも多くいます。人は愛に餓え、苦しみとストレスがあまりにも大きいので、それを紛らわすために一時の快楽に身をゆだねてしまうのでしょう。しかし、それは代用品に過ぎません。神の愛こそが人の心を満たし、苦しみやストレスに打ち勝たせる力です。神の愛に満たされ、幸せな家庭を築いていきたいものです。

名誉の誘惑は、抽象的ですが、劣等感やコンプレックスが根底にあると、「見返してやりたい!」「今に見ていろ!」「こん畜生!」と、偉くなって人の上に立とうとします。

高い志はすばらしいことです。しかし、その動機が大切です。神を信じ、神と出会い、神と一つになったら、劣等感やコンプレックスは音を立てて崩れます。人には、それぞれ与えられた分があり、それを自分と呼びます。その分に従って生きていったらいいのです。劣等感やコンプレックスをいやし、満たすために、無理に背伸びをしても、また違う問題が起こります。

自分を造られた神を知り、神を信じ、神に立ち返り、神と共に歩むこと。これが人間本来の生き方です。そこで、存在そのものを愛し、受け入れ、喜び、ほほえんで下さる神の愛を体験し、そこで満たされたら、誘惑におびき寄せられることはありません。

「だれでも誘惑に会ったとき、神によって誘惑された、と言ってはいけません。神は悪に誘惑されることのない方であり、ご自分でだれを誘惑なさることもありません。人はそれぞれ自分の欲に引かれ、おびき寄せられて、誘惑されるのです。欲がはらむと罪を生み、罪が熟すると死を生みます。愛する兄弟たち。だまされないようにしなさい。すべての良い贈り物、また、すべての完全な賜物は上から来るのであって、光を造られた父から下るのです。父には移り変わりや、移り行く影はありません」(ヤコブ1章13節~17節)

あなたは、キリストが十字架でいのちを捨てるほど神に愛されています。大切にされています。喜ばれています。その愛を信じ、受け入れ、一日を過ごしてください。

◇

菅野直基(かんの・なおき)

1971年東京都生まれ。新宿福興教会牧師。子ども公園伝道、路傍伝道、ホームレス救済伝道、買売春レスキュー・ミッション等、地域に根ざした宣教活動や、海外や国内での巡回伝道、各種聖会での讃美リードや奏楽、日本の津々浦々での冠婚葬祭の司式等、幅広く奉仕している。日本民族総福音化運動協議会理事。

■外部リンク:

新宿福興教会ホームページ
(メッセージをくだされば、みなさんの近くの教会を紹介致します。)

菅野直基牧師のフェイスブック

※ 本コラムの内容はコラムニストによる見解であり、本紙の見解を代表するものではありません。
関連タグ:菅野直基
  • ツイート

関連記事

  • 人生を導き教会を生かすレビ記通読の手引き(19) 宮村武夫牧師

  • 天国行きの入国査証(ビザ)を持っていますか? 佐々木満男弁護士

  • 聖霊に満ちた教会のあるべき姿 万代栄嗣牧師

  • 米最高裁判決—宗教の自由と個人の自由の勝利 ホビー・ロビー訴訟とハリス対クィン訴訟

  • 人生いばらの道にもかかわらず宴会 菅野直基牧師

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • ワールドミッションレポート(8月27日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(2)

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(8月26日):リビア 砂浜に響く殉教者たちの祈り(1)

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • ワールドミッションレポート(8月22日):コンゴのレンドゥ族のために祈ろう

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 花嫁(31)神に従う者の道 星野ひかり

  • 米福音派の重鎮、ジェームス・ドブソン氏死去 フォーカス・オン・ザ・ファミリー創設者

  • 「森は海の恋人」の畠山重篤さん、気仙沼市の名誉市民に

  • 進藤龍也氏×山崎純二氏対談イベント「神様との出会いで人生が変わった」 埼玉・川口市で8月30日

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(229)コロナ禍による信仰生活への影響 広田信也

  • 主キリストの大きな力で癒やされよう 万代栄嗣

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(241)聖書と考える「大追跡~警視庁SSBC強行犯係~」

  • 幸せな人生とは 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(8月25日):ザンビアのレンジェ族のために祈ろう

  • 牧師を辞めた理由は? 元牧師730人を対象に調査 現役牧師や信徒へのアドバイスも

  • 新約聖書学者の田川建三氏死去、89歳 新約聖書の個人全訳を出版

  • キリスト教徒が人口の過半数を占める国・地域、この10年で減少 米ピュー研究所

  • N・T・ライト著『わたしの聖書物語』が大賞 キリスト教書店大賞2025

  • 「20世紀のフランシスコ・ザビエル」 聖心女子大学で岩下壮一神父の特別展

  • 「苦しみ」と「苦しみ」の解決(10)「苦しみ」から「苦しみ」へ 三谷和司

  • 日本キリスト教協議会、戦後80年の平和メッセージ キリスト者の戦争加担にも言及

  • 日本基督教団、戦後80年で「平和を求める祈り」 在日大韓基督教会と平和メッセージも

  • コンゴで教会襲撃、子ども含む43人死亡 徹夜の祈祷会中に

  • 福音派増えるベネズエラ、大統領が「マーチ・フォー・ジーザスの日」制定 全国で行進

編集部のおすすめ

  • 「罪のない赤ちゃんを殺さないで」 東京でマーチフォーライフ、中絶の問題を訴え

  • 教育改革が「日本のリバイバルにつながっていく」 牧師の金子道仁参院議員が講演

  • いのちの言葉聖書学校、日本語クラス2期生7人が卒業

  • 淀橋教会で新主管牧師就任式・祝賀会 金聖燮牧師が6代目に

  • 四国の全教会の活性化と福音宣教の前進のために 「愛と希望の祭典・四国」プレ大会開催

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.