人生を導き教会を生かすレビ記通読の手引き(11) 宮村武夫牧師

2014年6月3日16時41分 コラムニスト : 宮村武夫 印刷
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レビ記9章

(1)9章の内容、8~10章の流れの中で

二つの部分

①1~7節、任職終了
8章31~37節に見る任職の食事、1週間(8章35節)。一定の期間が大切、荒野の40年間のように。

9章1節、「八日目」。ある特定のとき。期間と特定のとき、その両方が聖書の歴史においても、私たちの生涯においても大切です。

② 8~24節、最初の祭司の初めの仕事
8~11節、罪のためのいけにえ
12~14節、全焼のいけにえ
15~17節、民のための罪にいけにえ
18~21節、民のための和解のいけにえ
22~24節、大祭司の祝祷

(2)2、3、4節

2節、1節に見るようにモーセに呼ばれたのは、アロンと長老たち一緒。しかし、命令は直接アロンだけに与えられたのです。

3節、「あなたはまた、イスラエル人に告げて言わなければならない」。アロンが受けた命令は、イスラエルに告げるのです。内容は、三つのいけにえをささげること。

4節、「それは、きょう主があなたがたに現れるからである」と、目的が明示されます。

(3)5、6、7、8節

①5節は、8節に直接に結び付く。6、7節は念を押すように間に挟まれて入れられていることば。全体の流れとしては、全会衆はモーセの命じたものを持って来て、主なる神の御前に立ち、アロンはいけにえをささげます。

②6節、モーセ→会衆
前半、「これは、あなたがたが行うように主が命じられたこと」、確認。
後半、「こうして主の栄光があなたがたに現れるため」。主の栄光が中心→22~24節。

③7節、モーセ→アロン
内容、罪のためのいけにえ。強調点、会衆ばかりでなく、「あなたの罪のためのいけにえ」、「あなた自身のため」と繰り返し、アロンのためのいけにえをささげる必要を強調しています。参照、ヘブル5章7節、7章27節、9章7節。大祭司キリストの場合との違い。

(4)22~24節、アロンの祝祷

23節、会見の幕屋に主なる神の栄光。出エジプト記に見る、「主の栄光」との継続を注意。出エジプト記16章6、7、10節、24章13、16、17節。40章34節、「そのとき、雲は会見の天幕をおおい、主の栄光が幕屋に満ちた」。主の栄光が、シナイ山だけではなく、民の間に、民と共に進む幕屋に。

宮村武夫(みやむら・たけお)

1939年東京生まれ。日本クリスチャン・カレッジ、ゴードン神学院、ハーバード大学(新約聖書学)、上智大学神学部修了(組織神学)。宇都宮キリスト集会牧師、沖縄名護チャペル協力宣教師。

主な著訳書に、編著『存在の喜び―もみの木の十年』真文舎、『申命記 新聖書講解シリーズ旧約4』、『コリント人への手紙 第一 新聖書注解 新約2』、『テサロニケ人への手紙 第一、二 新聖書注解 新約3』、『ガラテヤ人への手紙 新実用聖書注解』以上いのちのことば社、F・F・ブルース『ヘブル人への手紙』聖書図書刊行会、『哀歌講解説教 哀歌をともに』、『ルカの福音書 味読身読の手引き①』以上クリスチャントゥデイ、など。

■外部リンク:【ブログ】宮村武夫牧師「喜びカタツムリの歩み」

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