袴田巖さんを救う会、再審開始求め22日に国会前で緊急座り込み 署名運動や歌・アピール、学習会も

2014年4月19日11時59分 記者 : 行本尚史 印刷
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再審開始決定後の静岡地裁前で行われた集会で熊本典道・元静岡地裁裁判官の写真を手に語る門間幸枝さん=3月27日、静岡市葵区で(写真:行本尚史撮影)

1966年に殺人・放火容疑で逮捕され投獄されながらも無実を訴え続け、先月27日に静岡地裁によって再審が決定し釈放されたカトリック信徒の袴田巖さん。静岡地検がそれを不服として東京高裁に即時抗告を行ったため、袴田さんに対して一日も早く再審が開始されることを求めようと、支援団体の「無実の死刑囚・袴田巖さんを救う会」(門間正輝代表=カトリック清瀬教会員)は22日(火)午前10時から午後4時まで、雨天決行で衆参議員会館前の歩道上で緊急の国会前座り込みを行うと発表し、参加を呼びかけている。

「マスコミ報道によりご存知だと思いますが、袴田事件の再審開始決定が出されました。さらに即日釈放され、袴田巖さんは、48年ぶりに自由の身となりました。 長い間、ご支援ご協力いただき、ありがとうございました」と同会は座り込みの呼びかけ文で感謝の意を伝えた。

同会はまた、袴田さんが14日に東京・霞ヶ関で行われた報告集会に出席したことについてふれ、「先日の日弁連主催の報告集会では、釈放された時よりも、少しお元気な姿でご挨拶されましたが、心身の回復にはいましばらく時間がかかる模様です」と述べた。

「しかし一方で、静岡地検が東京高裁に即時抗告したため、再審開始には待ったがかかっています」と同会。「短時間でもお立ち寄りいただければ幸いです」と座り込みへの参加を呼びかける。

また、同団体では、「署名キャンペーンはまだまだその役目を終えていない」として、東京高裁への要請書を作成しているという。「再審完全無罪の日まで、みなさまのご協力をお願い致します」と、署名キャンペーンへの協力を求めている。

「袴田巖さんが再審完全無罪となるまで、まだまだ闘いは続きます。袴田さんが再び獄につながれることのないよう、今後とも、みなさまのご協力をお願い申し上げます」

同会副代表で、家族でゴスペルも歌う門間幸枝さん(カトリック清瀬教会員)は、5月24日(土)午後7時から小金井市民交流センター(東京都小金井市)の大ホールで行われる講演会「『いのちと平和』を大切に!今、私たちに出来ることは?」で、「門間ゴスペルファミリー」として出演する。歌を歌うとともに、袴田事件についてアピールをするという。

また、同会は、袴田事件が起きたのが1966年の6月30日だったことから、6月をめどに定例の学習会を計画しており、現在、そのための講師を人選中だという。本紙からの電話取材に、幸枝さんは「袴田さんの生活支援のためのカンパやコンサートもどこかでできたら」と思いを語った。

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