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元陸上選手のマリオン・ジョーンズ、刑務所内で神と出会う

2012年5月8日18時23分
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米国の陸上選手マリオン・ジョーンズは2000年に出場した夏季オリンピックを前に禁止薬物を使用していたことを07年に認め、社会の期待を裏切ったが、偽証罪での服役していた際に神と出会った。

「私はタイム誌やヴォーグ誌の表紙を飾って数百万ドルを稼いだわ。富と名声を得た私だったけれど、お風呂場ほどの広さの小部屋で暮らすことになったの。聖書と子どもたちの写真、私の思い出をそこに持ち込んで」

ジョーンズはキリスト教放送のトーク番組のインタビューで、刑務所で自身が立たされた屈辱的な立場について詳しく語った。

オリンピック金メダリストのジョーンズはそのスピードによって知られたが、現在の彼女は神の御言葉を共有することで、倒れる寸前の人々を励ます人として知られるよう努力している。

高校と大学で陸上競技のスターだったジョーンズは授かった才能を伸ばした。そしてオリンピック出場によって彼女の人気は急上昇した。

「私は自分の才能を正しく扱っていたと思っていたけれど、今思えばそうではなかったかも知れないわ。分かった気がするの。評判の波の中で私が何をやりたかったかということを」

ジョーンズは08年、米国の栄養補助食品会社バルコがスポーツ選手らに禁止薬物を提供していた一連の問題の中でドーピングの事実を認め、6カ月の禁固刑が下された時、自らの過ちを直視しなければならなかった。

同社は米国反ドーピング機構(USADA)が認知していなかった薬物をスポーツ選手に供給したとして悪評を買った。「栄養補助食品」として紹介された薬物を発見したUSADAは著名スポーツ選手たちを調査し、ジョーンズもその対象となった。

「私は彼らの調査にできるだけ答えないようにして無視を決め込んだの。でも連邦捜査官に証拠を突き付けられて善と悪の違いに気づいたの。そう、善と悪のね。そして私は偽証することを選んで法を犯してしまった」

ジョーンズは当時の心境をこう語った。「私にとって一番辛かったのは、私を愛してくれたたくさんの人たちが私を気遣ってくれたことだった。事件によって彼らが失望することも分かっていたから」

行き過ぎた行為についての大陪審への偽証で偽証罪に問われた彼女は6カ月の禁固刑を言い渡され、2人の息子と夫の元を離れなければならなかったが、この6カ月に彼女の人生は予期せぬ方向に一変した。

彼女は刑務所で交渉した末、独居房に入ることができた。

「私は自分を守らなければならない状況に立たされたの。45日以上も独居房にいて、1日24時間のうち23時間、ほぼ丸一日監禁されていたわ」

刑務所に入る前、彼女は自分が何をしてしまったのかを考え、数枚の写真と聖書を持ち込むことを決めた。

「独居房にいた時、聖書を読んで自分自身を発見したの。聖書の御言葉は私の中にジワジワと染み込んでくるようだった。私はまるでスポンジのようだったわ。神は時として人をほかに何もない立場に置かれて、神に頼らなければならない状況をお与えになるのよ。私は本当に聖書の御言葉に安らぎを感じたの。神はその状況によって私の人生にゆとりをもたせて下さった。私が誰なのかを自問するために。『マリオン。あなたがどういう存在なのか知っているの。あなたは確かに私の世界で最も重要な人物よ』って」

刑務所での生活という困難を乗り越えて、彼女はイエスに身を委ねる価値を発見した。

「私はいつも言うの。私の敵は私がイエスに身を委ねることを望まなかっただろうって。でも実際はそうなった。イエスは私の人生における優先順位を決めることを助けてくれたの。それは富を得ることでも名声を得ることでもなかったのよ」

ジョーンズは、「神は今でも私を助けてくれているわ。私は私が全てを悟っていて、全ての計画を知っているだなんて決して思って欲しくはないの。そんなんじゃないのよ。私は今も進んでいる途中だけど、私が行っているのが神の仕事だということを知っているわ」と語っている。

彼女は刑に服した後の全ての祝福が神からの贈り物であると信じている。彼女は釈放後、息子たちや夫と再会。女子プロバスケットボールリーグのWNBAに所属して競技し、娘を出産してから人々を励ますために世界中を旅して周った。

「3、4年の間、私は世界を旅して独居房にいた時に自分が目覚めたことについて語ったの。世界は何て素晴らしいのか、私の人生はどうしてしまったのか。それは神のみぞ知ることね」

彼女は新著「On the Right Track」の中で、自身の歩みと人生の変化を読者に証ししている。

「私は人々と私の歩みを分かち合うことで、彼らが触発されて希望を掴んでくれることを望んでいるの。私は間違いなく希望がないと思っていたけれど、それは思っていただけで実際には希望があったんだから」

ジョーンズは自身の人生を振り返り、「決して諦めないことと神の御言葉を人々に訴えること」が、彼女が以前得た名声や才能よりも重要なものであると感じている。

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