Skip to main content
2025年12月2日18時49分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

米軍撤退でアフガン女性への暴力悪化懸念

2012年4月5日10時45分
  • ツイート
印刷
 米国に拠点を置く国際的な人権団体であるヒューマンライツウォッチ(HRW)は先週、アフガニスタンの情勢について「タリバン勢力は追放されたものの、アフガニスタンにおける女性に対する扱いは悪化しており、強姦の被害に遭ったり、「道徳的な罪」を犯したとして何年も刑務所に収容されている多くの女性が存在している」と報告した。米クリスチャンポスト(CP)が報じた。

 報告書のタイトルは「逃げなければならなかったのに-アフガニスタンで『道徳的犯罪』により収監された女性たち」と題され、3月28日にHRWから出版され、アフガニスタンの刑務所に収容されている女性たちの状況が詳細に報告された。

 報告書によると「道徳的犯罪」で逮捕された女性たちは何年も収容されることになり、この様な状況を放置しておくことで、アフガニスタン国内の家庭ない暴力や強姦のがはびこる状況が残ったままとなることが懸念されることが指摘された。報告書では「一部の女性は結婚による以外の性交渉を行った罪に問われ収容されているものの、もともとは売春をするように強制されて止むを得ず行われたものもある」という。

 タリバン政権崩壊後、公教育や公的な場への参加などアフガン国内の女性の社会的地位の多少の改善は見られたものの、間違った訴えによる家庭内暴力被害者や強姦された女性の逮捕、刑務所への長期間の収容は、同国の女性の人権が十分に守られていないことを示していると報告された。

 HRWディレクターのケネス・ロス氏は「タリバン組織に属する女性たちは強制結婚や家庭内暴力から逃げ出そうとした罪により逮捕され、10年経ってもまだ収容されたままであることは衝撃的なことです。家庭内の危険な状態から逃げ出そうとした女性が逮捕され刑務所に収容されたままとなるようなことが決してあってはなりません」と訴えている。

 アフガン社会における女性の社会的地位は、全国に広がる法的、政治的、社会的体制により陥れられたままの状態が続いている。さらにアフガン警察との非合法で偏見に満ちた女性に対する訴えの受容、訴えられた女性を弁護する体制ができていない状態が不当に刑務所に収容される女性を増加させているという。

 米ニューヨークでアフガン女性の権利向上のために活動するヤルダ・アフィフ氏は、米CPに対し、アフガン女性の社会的地位の問題について「このような女性に対する暴力が世界中ではびこることには、多くの理由が存在しています。しかしアフガニスタンに限って言うならば、文化的な理由が大きく占めていると言えるでしょう。アフガニスタンの女性の状況は日に日に悪化しています。毎日のように女性に対する暴力が生じるようになっています。このような女性に対する暴力が蔓延したままになっているのは、そのような文化の中に人々が取り残されてしまっていることが大きな理由と言えるでしょう」と伝えた。

 アフガニスタンでは、同国文化が「アメリカ化」していくこと、信仰の改宗含む外国勢力の介入に対する警戒感が強く、長い間問題とされてきた。一方アフガニスタンのイスラム教指導者層の人々と共に働く女性たちは、アフガニスタンで蔓延する女性に対する暴力は何年にもわたる政情不安定によるものであり、宗教によるものではないと主張しているという。アフィフ氏は「イスラム教の指導者たちは、本当のイスラム教とは何かについて教育しようとしています。神の御心に従いたいのであれば暴力を行うべきではないと教えています。良きイスラム教徒であれば、そのような暴力をすることはないと伝えています」と述べている。

 アフィフ氏は「もし米軍がアフガニスタンから完全に撤退するなら、アフガニスタンの女性の置かれる状態は更に悪化するでしょう。米国が駐在しなくなれば、タリバン政権が復帰し、さらに女性を悪い状況へと貶めるでしょう」と警告している。

  • ツイート

関連記事

  • ソーシャルメディア、サウジ女性活動家の重要な議論場に

  • エジプト、改宗理由にクリスチャン女性を収容

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 青山学院と山梨英和学院が協定締結、授業連携など視野に

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(255)聖書と考える「ふたりエスケープ」

  • 主からの “いのちの水” を獲得しよう 万代栄嗣

  • ニカイア公会議1700周年を記念、開催の地で一致求め祈る 教皇や全地総主教らが参加

  • 逆境は人生を開く 穂森幸一

  • WCC常議員会、中国の公認教会指導者らと会合 発表文書では非公認教会の弾圧に触れず

  • ワールドミッションレポート(12月2日):バヌアツ “In God We Stand” の島々に吹く風

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • 逆境は人生を開く 穂森幸一

  • 青山学院と山梨英和学院が協定締結、授業連携など視野に

  • WCC常議員会、中国の公認教会指導者らと会合 発表文書では非公認教会の弾圧に触れず

  • 主からの “いのちの水” を獲得しよう 万代栄嗣

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 英国で「路傍伝道者憲章」 相次ぐ街頭説教中の逮捕受け

  • 中国の大型政府非公認教会「シオン教会」の主任牧師ら18人逮捕、最大拘禁3年の可能性

  • 聖心女子大学と聖パウロ学園高校が協定締結 共にカトリック系

  • 映画「ボンヘッファー ヒトラーを暗殺しようとした牧師」 「信仰と抵抗」の生涯描く

  • 青山学院と山梨英和学院が協定締結、授業連携など視野に

  • 主からの “いのちの水” を獲得しよう 万代栄嗣

  • 逆境は人生を開く 穂森幸一

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(236)聖霊による傾聴活動は日本社会を覚醒する(中編) 広田信也

  • WCC常議員会、中国の公認教会指導者らと会合 発表文書では非公認教会の弾圧に触れず

編集部のおすすめ

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教団・教派超えて神の平和求める 戦後80年で「日本国際朝餐祈祷会」初開催

  • イエスの統治を祝う祭典「ジーザス・レインズ」が10周年 ラップ賛美など新しい試みも

  • 「聖書を読まなかったら、今の自分はない」 元ヤクザの進藤龍也氏と山崎純二氏が対談

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.