18日、富士見丘教会(東京都世田谷区)でドキュメンタリー監督キム・セジュン氏のドキュメンタリー上映会および被災地への祈り会が開催された。
韓国のドキュメンタリー会社にいたキム・セジュン氏は、日本で映像の勉強をするために昨年3月8日に来日した。その3日後の11日に震災が起こったことから、「自分ができることを通して何かをしよう」との思いで被災地のドキュメンタリー作品を制作してきた。
セジュン氏の作品はクリスチャントゥデイサイト内でも掲載されており、震災後の東北地方の福音伝道に焦点を置いた人々の感動を呼ぶ、東北の地にキリストの希望が伝えられる恵みを力強く伝える内容となっている。
上映会ではゴスペルシンガーの神山みさ氏が賛美を行った。神山氏は、震災直後いち早く福島県いわき市へボランティアに出向いて支援活動を行ってきた経験を振り返り、「色々な人と出会う中で、震災で心が暗闇に包まれた問題は、私たち一人一人の問題だと思いました。その中で希望の光を見出して、光の中を歩むことができるように、光の中を歩むときに、孤独ではなく本当に神様が歩んで下さる確信がもてるように願っています。弱い何もできない自分を認めて、神様に力を求めるときに、神様の通りの良き管となることができます。神様を知らず、祈ることができない人たちのために、私たちが代わりに祈ることができたらと思います」と伝え、賛美を引導した。
上映会に際してキム・セジュン氏は、「日本に来たきっかけは、震災のドキュメンタリーを撮るためではなく、早く韓国のクリスチャン関係の仕事から逃がれたいというまるでヨナのような気持ちからでした。ただ映像の勉強をもっとしたいという気持ちで来ました」と述べた。しかし日本に来た直後に震災が生じ、震災のドキュメンタリーを制作するのが使命であると感じるようになったという。セジュン氏は、「私の心、自分のそのままのことを皆さんと分かち合って、この作品で一緒に泣いて、笑って一緒に祈りたいと思います。自分の弱さをそのまま伝えられたらと思います」と述べた。
上映会では編集をしていない被災地のそのままの映像が披露された。宮城県気仙沼市、岩手県陸前高田市、山田町における震災後の力強い福音伝道の様子、被災地で福音を伝える牧師の思いや、福島県いわき市のグローバルミッションセンターに自殺願望のある少年が訪れ救われた話、その他実際に被災地の人々がイエスを信じるに至った様子などが映像を通して伝えられた。セジュン氏は、「そのまま、私が見た風景と、インタビューした先生たちの格好をつけていないそのままの感情や気持ちが伝えられたらと強く思っています。本当にこの震災後の一年で色々な牧師先生と出会いましたが、その中で一番申し訳ないと思っている先生は気仙沼第一聖書バプテスト教会の嶺岸先生です。仙台までは、新幹線が通っていて交通の便が良いのですが、気仙沼まではなかなか行けなく申し訳ないと思っています。未だに先生は仮設住宅に住んでいらっしゃいますが、ビジョンを聞くとすごく感動します。ビジョンをそのまま受け取って、神様がそのメッセージを伝えて行って下さっていると強く感じました」と述べた。
上映会後、被災地を覚えて祈祷会が行われた。セジュン氏は被災地での撮影やインタビューを通して「自分が何をしようとしなくても、神様がしようとしている御業は本当に従順する人を通して、ただ満ちあふれて行くと感じました。性格の問題があったペテロも、使徒行伝2章で聖霊が下ったら、その場ですぐメッセージを行い、3000人が救われました。聖霊が下ることで、メッセージ一本で3000人がイエス様を信じるという奇跡が起こりました。聖霊に満たされることで、神様の御業が私たちの人生を通して満ちあふれますように」と述べ、ひとりひとりが自分の心を神様に委ね、聖霊に満たされるため、また被災地の復興と同時に教会が立てられ、主によって強められていくため、被災地の人々が希望を持って生きていくことができるように、心を合わせて祈る時間がもたれた。
キム・セジュン氏のこれまでの作品はシン・コーポレイションホームページから閲覧できる。
富士見丘教会ホームページはこちら
クリスチャントゥデイからのお願い
皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。
人気記事ランキング
-
ジャスティン・ビーバー、W杯決勝ハーフタイムショーで「エブリシング・ハレルヤ」熱唱
-
フランスで安楽死・自殺ほう助認める法案可決 福音主義協議会「深い悲しみと強い懸念」
-
【書評】ディートリヒ・ボンヘッファー著『キリストに従う』
-
中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日
-
アムネスティ、報告書でキリスト教団体などを「反人権的」 公表後に削除し「遺憾」表明
-
キリストの声を聞き分ける 穂森幸一
-
ヨハネの黙示録(16)太陽は黒く月は赤くなった 岡田昌弘
-
聖書のイエス(37)神の「ことば」の力 さとうまさこ
-
ナイジェリア、6年間でキリスト教徒2万8千人超が殺害される フラニ系武装勢力が主因
-
人々を招き入れられる神の愛 万代栄嗣
-
ジャスティン・ビーバー、W杯決勝ハーフタイムショーで「エブリシング・ハレルヤ」熱唱
-
中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日
-
米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復
-
アムネスティ、報告書でキリスト教団体などを「反人権的」 公表後に削除し「遺憾」表明
-
フランスで安楽死・自殺ほう助認める法案可決 福音主義協議会「深い悲しみと強い懸念」
-
【書評】ディートリヒ・ボンヘッファー著『キリストに従う』
-
韓国異端「新天地」の李萬熙総会長を逮捕、信者5万6千人を政党に強制入党させた疑い
-
キリストの声を聞き分ける 穂森幸一
-
日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明
-
神学の限界と突破口(7)第1章 主な論争と解決─総括 三谷和司
-
ヘブライズムへの回帰は「第2の宗教改革」 川端光生牧師が講演
-
日本キリスト教協議会、皇室典範改正案の衆院通過受け声明
-
バチカン、聖ピオ十世会の司教6人を破門 教皇の承認ない司教聖別で
-
米国のメガチャーチ、毎週の礼拝出席者は1000万人 コロナにも適応し予想上回る回復
-
ジャスティン・ビーバー、W杯決勝ハーフタイムショーで「エブリシング・ハレルヤ」熱唱
-
米合同メソジスト教会、神学校4校を認可外に アズベリー神学校は同性愛巡る理由で
-
日本カトリック司教協議会、聖ピオ十世会の司教破門巡り信徒に「お知らせ」
-
救世軍清瀬病院が来年3月末で閉院、診療は今年11月下旬めどに終了
-
中絶に反対、東京でマーチ・フォー・ライフ カトリック築地教会起点に7月20日
-
「根拠に基づくスピリチュアルケア」 オックスフォード大でオリブ山病院の取り組み発表




















