大正から昭和にかけて日本のホーリネス運動を指導した故小原十三司氏の記念聖会が22日、同氏が56年間にわたり牧会した東京都新宿区の淀橋教会で開かれた。「小原十三司牧師と聖めの信仰」と題した記念説教で同教会主管牧師の峯野龍弘氏は、小原氏が説教の中で、神の特徴について「何事も明確」とする一方、サタンの特徴を「あいまい」と説いたことを強調し、「明白な聖めの恵みを証しさせていただくことができるほど、聖めの恵みをいただいてほしい」と述べた。
この聖会は、小原氏に見た信仰を今に受け継ごうと、同氏の召天した1月を記念して毎年この時期に開かれている。この日は、同教会の信徒や同氏にゆかりのあるキリスト者ら約120人が集まった。今年で40回目となる。
特別立証で小林浩氏(前札幌新生教会牧師)は、小原氏の語った聖句として「主は世界中至るところを見渡され、御自分と心を一つにする者を力づけようとしておられる」(歴代誌下16章9節)を引用し、「激しい弾圧を通られ、困難の中で主ご自身と先生とが出会ってひとつにされた。そういう生き様から出る魂のうめきだったように私は思います」と語った。
小林氏は、マタイによる福音書11章28節から30節を引用し、「平安の主が私とともにおられたからこそ、くびき、重荷を恵みとして受けることができた」と自身の闘病生活を振り返った。そのうえで、「主は(病を)私にとって主と堅く結ぶくびきにされた」と語り、キリスト者の重荷や困難について「平安のうちに重荷に耐えつつ、主と一つになる恵みがある」と説いた。
小林氏は、「恵みとは主ご自身」と強調し、「私たちはこの世で、重荷を負って希望を失っている人々を、希望は主ご自身であると伝えつつ、主のもとへ連れていくことを、主から期待されている」と語った。
峯野氏は、人が神の前に素直にへりくだって自らの罪を告白し、自らのすべてを主に明け渡したときに聖めの恵みが与えられると語り、「主が所有するもので聖くないものはない。主はみな聖めてご自身のために所有し、栄光のためにお用いになる」と説いた。
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