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巡礼ツアーが人気急騰 癒しと信仰の成長を求めて 未信者も参加

2007年2月28日14時02分
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日頃の慌しい日常生活から離れて教会や修道院に赴き、十字架の前で祈り、神と出会い、自分を見つめなおしたい。いま、「こころの癒し」と「信仰の成長」を目的とし、キリスト教とゆかりの深い国内外の訪問地を回る「巡礼ツアー」が注目を集めている。

聖地巡礼を夢見るキリスト教信者が参加者の8〜9割を占めているが、最近では定年退職した高齢者を中心に、未信者の参加者も増えてきているという。キリスト教巡礼ツアーを専門的に扱う旅行会社は、「巡礼ツアーがこころの癒しだけではなく、神を信じるきっかけとなり、信仰の成長につながってくれれば」と話す。

キリスト教に限らず、宗教には信者が生涯に一度は足を踏み入れたいと願う「聖地」や「巡礼地」がある。「巡礼ツアー」は、そのような歴史ある「聖なる地」や関係施設を訪問することで癒しと安らぎを得、日常性に陥ってしまった自分自身を見つめなおし、信仰を高めることを目的としている。

ツアーでは、現地の教会や修道院、キリスト教ゆかりの地を訪問し、実際に祈りやミサ、礼拝などの信仰生活を体験する。神父や修道者とのふれあいが巡礼ツアー最大の特徴であり、賛美や食事、談話などの信仰的な交わりを通して癒しと救いの喜びを味わうことが出来る。

参加者は60〜70歳の高齢者が大部分を占める。男性よりも女性の参加者が多く、教会の仲間同士や夫婦で参加するケースがほとんどだという。

ツアーの1回あたりの金額は、国内の場合は10〜20万円、海外の場合は30〜50万円程度。巡礼ツアーには添乗員のほかに教会関係者(牧師、神父、司祭など)が同行するため、ツアーの参加費は一般の旅行代理店で提供している旅行商品よりも高く設定されている。

参加者にリピーターが多いことも、巡礼ツアーの特徴の一つだ。参加者からは、「もっと聖書を読まなければならないと感じた」「自分の生活を見直すことが出来た」「心が癒されました」などの声が寄せられ、反響は大きいという。現地の教会奉仕者らとのふれあいや、信仰生活の実体験に感動を覚え、旅行後に教会に通い始める参加者も少なくないという。

キリスト教カトリック信者向けの巡礼ツアーを扱う旅行会社「パラダイス」を営む村上恭子氏(同社代表取締役)は、本紙の取材に対し「信者の方にも未信者の方にも、日常生活から脱出して、普段足を踏み入れることがない教会という神聖な場で祈ることで自分自身を振り返り、自分の信仰を見つめなおしてもらうことが目的です」と、巡礼ツアーの目的を証する。

クリスチャン家庭で育てられた村上氏自身、20歳の時に聖地イスラエルを巡礼し、信仰が深まる体験をした。その体験がきっかけとなり、村上氏は、巡礼ツアーを提供する旅行会社の設立を夢見るようになったという。村上氏は、「自分が20歳の時に体験した聖地巡礼の喜びを、他の信者の方々にも伝えたかった。」と会社設立の動機を語った。

また、同業社である「ステラコーポレーション」の小池俊子氏(同社代表取締役)も、「最近は普通の観光旅行で満足できない人が増えている。教会でミサをし、祈りを共にし、信仰生活を体験する。日常から離れて自分を見つめなおすことができるのが巡礼ツアーの醍醐味」と語る。

一方巡礼ツアーには、旅行先の観光名所を訪れたり、ショッピングができる自由時間も含まれている。宿泊先のホテルや食事にも気を配っており、「こころ」だけではなく「体」も癒されるように旅行プランを企画していると関係者らは話す。

巡礼ツアーについて、「人生で迷うことなく生きるための一つのきっかけになってほしい」と、パラダイスの村上氏は願っている。小池氏は、「実際に行かなければわからない感動がある」とツアーへの積極的な参加を呼びかけた。

団塊の世代の大量退職が始まる07年度は、「自分の人生を振り返り、もう一度原点に戻りたい」と願う高齢の参加者が増えると予想される。退職後は夫婦や家族でゆっくり海外旅行に出かけたいと願う人も多い。「巡礼ツアー」は新たな旅行商品の一つとして、今年の注目の的になるかもしれない。

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