北京JAC第8回全国シンポジウム(主催・北京JAC)が22日、那覇市の県立女性総合センター「てぃるる」で行われ、約200人が参加した。
北京JAC(Japan Accountability Caucus, Beijing)は1995年の第四回世界女性会議(北京開催)を契機に誕生した非政府組織(NGO)。12の北京行動網領(高齢者・障害者・マイノリティなどのあらゆる女性の立場や権利の法制度を見直し立案)や女性を取り巻く環境、平和、社会システム、教育などについて考え、ネットワークをつくり、学習会や情報交換、政府や地方自治体への政策提案を行う。
開会式では主催の北京JACから三隅佳子代ひょうが「今ほど人権や平和について考えなければいけない時はありません。沖縄戦を経験し、米軍基地を抱える沖縄での開催は意義深く思います」と語った。
午前中のパネルディスカッションでは、「女性・人権・軍事化」をテーマに那覇市議の高里鈴代 氏、北京JAC共同代ひょうの清水澄子 氏、高校教諭の新城俊昭さんが意見を交わした。
午後からは「平和」「人権・ぼう力」「政治参加」などの9つの分科会で、報告や午前部をふまえての論議が行われた。
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