Skip to main content
2025年12月30日09時37分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム
  2. 国際

ダヴィンチコードは『文化の橋』

2006年5月11日14時36分
  • ツイート
印刷

 「ダヴィンチコードは隠された真実か?」「それともベストセラーを記録した架空の作り話か?」これは、米ジェームズ・ケネディ博士の新ドキュメンタリーテレビ番組「ダヴィンチの嘘」で今週末に焦点となるテーマだ。


 来週ついにダヴィンチコードが全米映画公開され、キリスト共同体の真実についての興味関心がピークを迎える。ダヴィンチコードはすでに44言語に翻訳され、4千万部以上の売り上げを記録している。来週19日の全米映画公開に先立ち、コーラルリッジ宣教会会長のケネディ博士は、「今後ダヴィンチコードの原作を読まずに映画に触れる人が数百万人以上出現することは間違いないでしょう」と警告した。


 米国で発表された最近の報告書によると、ダヴィンチコードによって気分を害したキリスト教徒らの大部分は、この映画の公開を禁止したいという考えを示していることがわかった。フィリピンのカトリック教徒らは、フィリピン政府に対してこのような「冒涜映画」公開を禁止するよう訴えており、インドのカトリック教徒らはインド政府がこのような映画公開に対して何らかの対策を取らない限り、「死ぬまで断食する」と発表したという。


 ベストセラー作家でジャーナリストのリー・ストロベル氏は、このドキュメンタリー番組の中で、「私は、このような映画によって、唯一天の御国へ行く道であるイエスキリストから人々を遠ざけることで、個々人がやがて神から永遠に切り離されてしまったと気づく日がやってくると考えます」と述べ、このような冒涜小説・映画が世界中の人々にもたらす悪影響を考えると、状況はとても深刻であるとの考えを主張した。


 このように状況を深刻にとらえるクリスチャンらに対し、米ウェスタンミシガン大学古代史学教授のポール・メイヤー氏は、「私は『ダビンチコード』に対して議論するとき、いつもキリスト教徒や宗教学者らに『落ち着いてください。この話はただのフィクションでしょう?』と言っています。そんなに深刻にとらえないで、もっと落ち着いて冷静になるべきです。今まで読んだことのある小説の中で、架空の登場人物とその背景には現実と一致したセッティングが行われているものは数多くあったでしょう。読者は、話はフィクションでもその背景にある事項は信頼できて正確である話を期待します。そしてそのようなことはダヴィンチコードに限らず一般の読者は小説を読む際に極々当たり前のことと捉えています」と述べた。 


 キリスト教徒らはこの小説で議論を醸している内容は、キリスト教の核心を突くものであると述べ、多くのキリスト教徒らは信者らに「ダヴィンチの津波」を恐れることのないようにと呼びかけている。


 "Fear Not Da Vinci(ダヴィンチを恐れないで)"というダヴィンチコードを信仰を保ちながら架空の話として楽しむために書かれた本の共著者スージー・フローリー氏は、キリスト教徒らにダヴィンチ本や映画のボイコット運動をしないように呼びかけている。


 フローリー氏は、「今までのところ、『ダヴィンチコード』に対して無知無関心の立場をとる信者からこの冒涜本の正体をすっぱ抜き、ブログやテレビ番組、聖書勉強会などで感情的になって反論をする信者まで実に同じキリスト者でも多様な反応を取る人々がいます。しかしこのような信仰の保持のためのあらゆる攻撃は効果をなしているでしょうか?世の人々はイエスとは誰か、そして聖書は信用できる書物なのかについて知りたがっているのです。ですから、ダヴィンチ本や映画をボイコットするかわりに、このようなキリスト教の核心的な疑問に対する答えに対してそれぞれ準備しておくべきです」と述べた。


 フローリー氏は全米で数百万人もの人々がダヴィンチ本を愛読し、さらに数百万人もの人々がダヴィンチ映画を観に行くという現代文化の現実を容認しており、キリスト教徒らにも、彼らに加わり、同じ土壌に立って、信仰を分かち合うようにと勧めており、「『ダヴィンチコード』は文化の『橋』の一つと言えましょう。神の栄光のためにも、進んで彼らと交わりましょう」と述べているという。


 コーラルリッジ宣教会によるテレビドキュメンタリー番組「ダヴィンチの嘘」は全米で13日−14日にかけて放送される。これは来るダヴィンチ映画公開に備えての放送予定日となっており、ブラウン氏の小説で宣伝されているキリスト共同体に関する誤った情報を正し、疑問に答える目的で作成されている。番組の詳細はこちら→ www.davincidelusion.org. (英語サイト)

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 2025年のトップ10ニュース(国際編)

  • 【クリスマスメッセージ】この世に来られた救い主―イエス・キリスト 渡部信

  • 2025年のトップ10ニュース(国内編)

  • 篠原元のミニコラム・聖書をもっと!深く!!(259)聖書と考える「年末SP・秘湯ロマン」

  • 京大などのチームがキリスト教AIの開発開始 「プロテスタント教理問答ボット」を発表

  • 東京女子大学、次期学長に東大副学長の太田邦史氏

  • ワールドミッションレポート(12月30日):ツバル 南洋の島国が、岩なるキリストに立つように祈ろう

  • 一人の信者を作るためにたくさんの敵を作らない伝道 菅野直基

  • ワールドミッションレポート(12月29日):コンゴ民主共和国 決して見捨てない―暴力の連鎖にあらがう福音の光

  • 自ら体験し受け入れるキリスト 万代栄嗣

  • 2025年のトップ10ニュース(国際編)

  • 2025年のトップ10ニュース(国内編)

  • Gゼロ時代の津波石碑(8)日本人が宗教アレルギーとなった経緯 山崎純二

  • 【クリスマスメッセージ】この世に来られた救い主―イエス・キリスト 渡部信

  • イーロン・マスク氏、最も尊敬するのは「創造主」 宇宙を創造した神の存在を肯定

  • 東京女子大学、次期学長に東大副学長の太田邦史氏

  • ワールドミッションレポート(12月27日):ウガンダ アフリカの真珠―真の霊的変革を求めて

  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 京大などのチームがキリスト教AIの開発開始 「プロテスタント教理問答ボット」を発表

  • 2025年に最も人気のあった聖句はイザヤ書41章10節 この6年で4回目

  • 元阪神マートンさんが来日ツアー「クリスマスの贈り物」 関西学院大でトークイベントも

  • 上智大学キリシタン文庫が初の貴重資料展、キリシタン版や大友宗麟書状など30点を公開

  • 【クリスマスメッセージ】この世に来られた救い主―イエス・キリスト 渡部信

  • 英聖公会の聖職者ら約700人がカトリックに、この30年余りで 女性司祭導入後に急増

  • イーロン・マスク氏、最も尊敬するのは「創造主」 宇宙を創造した神の存在を肯定

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 【書評】鶴見太郎著『ユダヤ人の歴史―古代の興亡から離散、ホロコースト、シオニズムまで』

  • Gゼロ時代の津波石碑(8)日本人が宗教アレルギーとなった経緯 山崎純二

  • 京都ノートルダム女子大学、次期学長に酒井久美子氏 学生募集停止の来年4月から

編集部のおすすめ

  • 日本聖書協会が恒例のクリスマス礼拝、聖書普及事業150年を感謝しコンサートも

  • 「神の霊によって、主はこの国を造り替えられる」 日本リバイバル同盟が「祈りの祭典」

  • 15人の演者でマルコ福音書を再現、観客をイエスの物語に引き込む「マルコドラマ」

  • 全ての人に福音伝えるための「イエスのモデル」 WEA総会でリック・ウォレン氏が講演

  • 「神の言葉を全ての人に」 日本の聖書普及事業150年で記念式典・レセプション

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • RSS
Copyright © 2002-2025 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.