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ささきみつおの「ドント・ウォリー!」 (19)

2007年3月30日12時23分
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佐々木満男弁護士+
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 『どんなことにもくよくよするな!』(イーグレープ出版)の著者、佐々木満男弁護士のコラムを連載します。ラジオ大阪で現在放送中の人気番組「ささきみつおのドント・ウォリー!」(放送時間:毎週日曜日朝9:30〜、インターネットhttp://vip-hour.jp/で24時間無料配信中)でこれまでに放送された内容を振り返ります。「ミスター・ドント・ウォリー」こと佐々木弁護士が、ユニークな視点から人生のさまざまな問題解決のヒントを語ります。今日はその第19回目です。



                                     ◇
「水は答えを知っている」



 「水は答えを知っている」って何のことだかわかりますか。問題解決にどんな関係があるのでしょうか。



 これは、江本勝さんという水の研究家が書いた本の題名です。江本さんは、水を凍らせてその結晶を観察しています。そして、水の結晶の写真をみているうちに、いろいろな変化があることに気がついたのです。



 水によっては非常にきれいな結晶を作るものと、くずれた結晶を作るものと、まったく結晶ができないものと千差万別であることを発見しました。



 たとえば、東京の水道水は全滅だそうです。まったくと言っていいほど、きれいな結晶ができません。水道水は消毒のため塩素が使われていますが、自然の水がもっている美しい構造を完全に破壊しているんですね。さあ、大阪や関西地区の水道水はどうでしょうか。これに対して、どこの土地でも、自然の水はとても美しい結晶を見せてくれるそうです。湧き水、地下水、氷河、自然が残っている川の上流は、みんなきれいな結晶を作るんですね。



 ある時、「水に音楽を聴かせてみて結晶がどうなるか観察してみよう」と思いたったそうです。そして薬局で売っている精製水で実験したんですね。そうしたら、驚くべき結果が出たのです。



 ベートーベンの交響曲「田園」を聴いた水は、その明るくさわやかな曲調のとおりの美しく整った結晶ができました。美しさへの祈りさえ感じられる深い思いのあふれるモーツアルトの交響曲40番を聴いた水は、美しさを精いっぱい表現した華麗な結晶になりました。極めつきは、ショパンの「別れの曲」を聴いた水です。驚いたことに、小さな美しい結晶がいくつも別れてできていました。



 これに対して、怒りや反抗の言葉に満ちたヘビーメタルの曲を聴いた水の結晶は、ばらばらに壊れた形になってしまったそうです。



 江本さんは、さらに驚くべきことを思いつきました。音楽のよしあしを知っている水は、言葉のよしあしも分かるのではないかと思ったんですね。そして、2つのガラスビンに水を入れ、一つのビンに「ありがとう」という言葉を書いた紙をはりつけました。もう1つのビンには、「ばかやろう」という言葉を書いた紙をはりつけたんです。それぞれのビンの水の結晶を見たところ、「ありがとう」という言葉を見た水は明らかに六角形のきれいな形の結晶を作りました。それに対して、「ばかやろう」という文字を見た水は、結晶ができませんでした。



 この実験を通して江本さんは、私たちが日常口にしている言葉がいかに大切かということを発見したのです。よい言葉を発すればそのバイブレーションは対象物をよい性質に変えていきます。悪い言葉を投げかければ、どんなものでも破壊の方向へと導いてしまうということです。



 その言葉どおりの物事を生み出す力が言葉にはあるんですね。



 あなたはなにかヘマをして、人から「ばかやろう」と言われたらどうですか。カッと怒って、「おまえこそ、ばかやろうだ!」と言ったりしてしまいますよね。そうすると、「なにお…!」と言い争いのケンカになってしまいます。きっと二人の心も体も結晶が破壊されてしまうことでしょう。へたをすれば殺人にまで発展します。1人は殺され、1人は刑務所行きです。場合によっては、その人も死刑です。こんな破壊的なことはありません。



 でも、人から「ばかやろう」と言われたら、それを受け流して、「すいません、またヘマをしてしまいました。おっしゃる通り本当にばか者です。次から改めますから、どうか許してください。この私のためを思って注意してくださってありがとうございます」と答えたらどうでしょうか。きっと相手は、「いや、ばかやろうなんて言って悪かった。私にも落ち度があったと思う。反省してくれればそれでいいよ」と言って、仲直りしてくれるのではないでしょうか。そうすると以前よりも仲良くなれますね。



 「ばかやろう」と言われて相手に「ありがとう」と言うことは、非常に難しいと思います。でも、心がけているうちに、だんだんできるようになるのではないでしょうか。さらに進んで、あなたを非難する人に対して、愛をもって積極的に接するようになれたらすばらしいですね。



 江本さんが水の結晶写真をとってきて、ある一つの写真に心をとらえられたそうです。これほど美しく華やかな結晶を見たことがありませんでした。それは「愛を感じる」という言葉を見せた水だったそうです。水が喜び、花が思いきり開いたような形。江本さんの人生を変えてしまうほどの美しさを持った結晶の写真だったそうです。



 ぜひ今日から、「愛を感じる」という言葉を心にひめて、あなたがお会いする人たちに語ってみたらどうでしょうか。「あなたを愛しています。あなたに感謝します」と言っているうちに、あなたの周りは天国のように美しく楽しくなってくるのではないでしょうか。



                                     ◇



 佐々木満男(ささき・みつお):国際弁護士。宇宙開発、M&A、特許紛争、独禁法事件などなどさまざまな国際的ビジネスにかかわる法律問題に取り組む。また、顧問会社・顧問団体の役員を兼任する。東京大学法学部卒、モナシュ大学法科大学院卒、法学修士(LL.M)。

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