Skip to main content
2026年6月21日20時01分更新
クリスチャントゥデイ
メールマガジン サポーターのご案内
メールマガジン サポーターのご案内
Facebook Twitter
  • トップ
  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
  • 記事一覧
  1. ホーム

田中時雄牧師(12)・・・リバイバルの要因2

2010年6月15日11時44分
  • ツイート
印刷
田中時雄牧師+
+

 温故知新とは、古きを訪ねて新しきを知るということです。日本に将来、必ずリバイバルは興ります。理由は簡単です。過去にも興ったからです。神は繰り返し、リバイバルを興されるお方です。神はこの次に興るリバイバルについて、直近のリバイバルをよく調べるとそのヒントが隠されていると、日本の教会にある意味での示唆を与えられている気がいたします。



 世界各地のリバイバルを調査し、研究し、その方策を導入していますが、かつて興ったようなリバイバルにはなかなか至りません。近隣諸国のリバイバルの火が飛び火してきて日本の教会全体が燃え上がることが一番の近道なのですが、なかなか日本は飛び火を受けてもわずかばかりしか燃え上がりません。



 私は宮城県でも過疎地域と言われる田舎の農村や漁村に戸別訪問、個人伝道し、トラクトを配布し続けて三十年近くなりますが、驚くことに江戸時代初期には大勢の人々がキリシタンとして現存の町々村々に生活していました。かつて興ったリバイバルは必ずまたやってくると確信します。



 政治体制や経済状態に、この先何らかの変化が起きて、困難な中で人々が救いを求めるときが必ず到来します。昭和のホーリネスのリバイバルのときには、前後して治安維持法という共産主義取り締まりを主眼とした悪法により、神道系の大本教(現在のPL教団等はその流れ)や灯台社(ものみの塔)も弾圧投獄されたり、本部が官憲により爆破されたりしましたが、天皇制に対しての是非の問題が底流にありました。ホーリネス弾圧にも天皇制是非の問題が絡んでいました。表面的には天皇の名により特別高等警察や検察に弾圧された牧師たちはむしろ赦し、終戦後は皇室の救いの祈りを捧げていたことは感謝なことでした。



 ホーリネスのリバイバルを主宰指導した中田重治氏は、無教会系の内村鑑三氏とは住居が同じ新宿の柏木ということで近いこともあり、親交がありました。彼らは大正時代に協力して再臨運動を推進しました。リバイバルの遠因にはこのことが挙げられます。前回の三つの理由に続いて、今回は以下のことについて注視してみます。



4.ホーリネスのリバイバルは再臨運動であった



 カルヴァン主義の内村鑑三氏とアルミニアン主義の中田重治氏は全国各地で共同で「再臨講演会」を開催し、イエス・キリストの再臨が間近いことを教理の違いを超えて強調し、多くの賛同者を獲得しました。中田氏と内村氏たちが協力して日本各地で再臨待望大集会を開催していくと、様々な批判が噴出しましたが、特に中田氏はそれらを一笑に付して相手にしませんでした。



 内村氏のイエス・キリスト再臨の近い根拠はいくつかありましたが、興味深いのは、十九世紀以降ロシア東欧等からユダヤ人が多数、イスラエルへ帰還を進めていること。もう一つは、エルサレムにヘブライ大学が開学し、古代語であったヘブライ語で講義が行われており、開学記念講演はアインシュタイン博士が行ったことであるとして、世界の歴史の日時計であるユダヤ民族に注目していたことでした。



 要は、死語であったヘブライ語が復活したことはキリスト再臨の顕著なしるしであると、預言的なインスピレーションを与えられて、それを確信していたということです。中田氏もこうした内村氏の考えに深く共鳴していました。彼自身が「四重の福音」を標榜し、新生・聖化・神癒・再臨を強調しましたが、特に再臨に関してはブラックストーンの「耶蘇は来る」をテキストにして、教団としても再臨をポツポツ祈り始めていました。



 「聖書の預言的研究講演会」というのが集会の名称でした。大正7年5月5日の講演の中田氏の主題は「異邦人の数の時」、内村氏が「キリストの再臨に対するユダヤ人の証明」というものでした。この運動に対しては猛烈な反対が執拗に展開されましたが、中田氏は反対者に対して「キリストを中心としない自己中心、神の力よりも人間の努力を重んじている。俗悪なるドイツ神学の余毒、いわゆる聖書の高等批評、教会の中に浸透してきた俗化勢力の輩」と見ていました。



 同年11月に東京での「基督再臨研究東京大会」では、内村氏は聖書地理学的中心としてのエルサレムについて講演し、その講演中に、ある信徒がこの運動のために当時の金で二千五百円を捧げて、満員の会衆に感動を与えました。こうした運動の影響を受けて、ホーリネス教会では具体的に祷告と銘打って、リバイバル前もその後も、キリストの再臨を祈りによって具体的に求めていく姿勢ができていました。リバイバル前々年には教会を「祈りの家」と改名して、伝道とともに祈りを重視した教団の対応がなされていきました。



 昭和5年のリバイバル直後から、リバイバル大会が各地で開催されましたが、この年には教職を中心とした「再臨準備リバイバル同盟」が東京に結成されました。大阪でも自由メソジスト神学校で「再臨準備リバイバル同盟大阪大会」が結成され、それぞれ猛烈に聖書の預言から説き明かされる再臨待望大会は、大会衆で溢れかえり、「再臨準備ホーリネス大会」と銘打って、中田氏を始めとした当代の名説教家たちが「主は近し!備えせよ!」と獅子吼したものでした。



 この五千人収容の大天幕は、当教団牧師の故・阿部忠三郎氏が修養生を指揮して毎回組み立てていたのだという証しを、私は神学生のときによく伺っていました。この大天幕の周囲の学院構内にはそれ以外に二十のキャンプが張られていて、まさに人でごった返していたといいます。「再臨待望と祷告」がリバイバルの二大スローガンとして強調されました。



 後に特別高等警察から思想犯容疑でホーリネス系の牧師が多数検挙された際にかけられた容疑は、再臨のキリストを天皇よりも上の位に置くことは国体に反し、国賊であるというものでした。しかし多くの牧師は、キリストは世界の王であると断言し、再臨信仰を一歩も譲りませんでした。



◇



 田中時雄(たなか・ときお):1953年、北海道に生まれる。基督聖協団聖書学院卒。現在、基督聖協団理事長、宮城聖書教会牧師。過疎地伝道に重荷を負い、南三陸一帯の農村・漁村伝道に励んでいる。イスラエル民族の救いを祈り続け、超教派の働きにも協力している。

  • ツイート

クリスチャントゥデイからのお願い

皆様のおかげで、クリスチャントゥデイは月間30~40万ページビュー(閲覧数)と、日本で最も多くの方に読まれるキリスト教オンラインメディアとして成長することができました。この日々の活動を支え、より充実した報道を実現するため、月額1000円からのサポーターを募集しています。お申し込みいただいた方には、もれなく全員に聖句をあしらったオリジナルエコバッグをプレゼントします。お支払いはクレジット決済で可能です。クレジットカード以外のお支払い方法、サポーターについての詳細はこちらをご覧ください。

サポーターになる・サポートする

人気記事ランキング

24時間 週間 月間
  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • 「世界難民の日」 ワールド・ビジョンが8カ国で調査 子ども守る「自立」の重要性訴え

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • ワールドミッションレポート(6月21日):東アフリカ 迫害国家への「逆流」─帰国者とアフリカ人宣教師②

  • 主にあって信仰の種をまき続けよう 万代栄嗣

  • フェリス女学院、新理事長に神谷明氏

  • 「重要な希望のしるし」 世界教会協議会のピレイ総幹事、米イラン覚書を歓迎

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 聖書原語への招き─霊に燃え、主に仕えるために(11)パン種の譬えで示す神の国 白畑司

  • 【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『創造と堕罪 創世記1~3章の神学的釈義』

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 同志社国際高校と同志社「責任痛感」 辺野古転覆事故巡る文科省の調査結果・見解受け

  • 中国当局、秋雨聖約教会の礼拝を摘発 信徒33人を拘束

  • 欧州有数の世俗国家で6万人が参加するキリスト教大会

  • 【書評】ディートリッヒ・ボンヘッファー著『創造と堕罪 創世記1~3章の神学的釈義』

  • トランプ氏のイラン戦争と移民政策、福音派で評価二分 否定的回答が半数超える

  • 国旗損壊罪の創設に反対、日本キリスト教協議会が声明

  • ロシア軍がキーウ攻撃、世界遺産のペチェールシク大修道院で火災 ドローンが直撃

  • 米南部バプテスト連盟、女性牧師禁止強化の教憲修正案可決 来年再可決されれば正式決定

  • フェリス女学院、新理事長に神谷明氏

  • 米メガチャーチがビーチで洗礼式、過去最多の2552人が受洗

  • 着工140年以上のサグラダ・ファミリア、主塔「イエスの塔」完成 NHKが特番

  • 同志社国際高校と同志社「責任痛感」 辺野古転覆事故巡る文科省の調査結果・見解受け

  • 「聴く隣人のいるところ」 キリスト教高校の1年間が伝える「自由とは何か」問う大切さ

  • 日本人に寄り添う福音宣教の扉(250)未信者とセカンドチャンスに潜む大きな課題 広田信也

  • 神学の限界と突破口(4)第1章 主な論争と解決─「贖罪論」の論争 三谷和司

  • 戦後のキリスト教ブームの中で生まれた口語訳聖書、今にも生きるキリシタン時代の聖書訳

  • 聖書全巻の翻訳、800言語で完成 飛躍的に加速する聖書翻訳

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 「ありがとう」か「あたりまえ」か 佐々木満男

編集部のおすすめ

  • 「祈りなくしてリバイバルは起こらない」 日本リバイバル同盟が創立30周年

  • 芥川賞作家の鈴木結生氏らが登壇、青山学院大学で口語訳聖書刊行70周年記念講演会

  • 四国の教会が教団教派超え一致 「愛と希望の祭典・四国」閉幕、延べ3千人以上が参加

  • 「あなたの人生は、必ずよみがえる」 第63回首都圏イースターのつどい

  • 「絶望の隣は希望」 在日ウクライナ正教会、ロシアの軍事侵攻4年で祈りの集会

  • 教会
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
  • 宣教
  • 教育
  • 国際
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
  • 社会
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
  • 文化
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
Go to homepage

記事カテゴリ

  • 教会 (
    • 教団・教会
    • 聖書
    • 神学
    • 教会学校・CS
    )
  • 宣教
  • 教育
  • 国際 (
    • 全般
    • アジア・オセアニア
    • 北米
    • 欧州
    • 中南米
    • 中東
    • アフリカ
    )
  • 社会 (
    • 全般
    • 政治
    • NGO・NPO
    • 地震・災害
    • 福祉・医療
    )
  • 文化 (
    • 全般
    • 音楽
    • 映画
    • 美術・芸術
    )
  • 書籍
  • インタビュー
  • イベント
  • 訃報
  • 論説・コラム (
    • 論説
    • コラム
    • 執筆者一覧
    )

会社案内

  • 会社概要
  • 代表挨拶
  • 基本信条
  • 報道理念
  • 信仰告白
  • 編集部
  • お問い合わせ
  • サポーター募集
  • 広告案内
  • 採用情報
  • 利用規約
  • 特定商取引表記
  • English

SNS他

  • 公式ブログ
  • メールマガジン
  • Facebook
  • X(旧Twitter)
  • Instagram
  • YouTube
  • Threads
  • RSS
Copyright © 2002-2026 Christian Today Co., Ltd. All Rights Reserved.